本文へ移動する
06-7777-3960受付 月〜土 9:00〜18:00
無料で相談する→

サービス何をつくるかは、話してから決めましょう。

サービス一覧を見る

制作・技術公開 更新

メーカー別カタログを横断して探せる一覧を作る前に決めること

この記事で分かること

卸売・商社のサイトで複数メーカーの商品を探せる一覧を作る前に、共通の比較項目、各社固有の仕様、シリーズと型番の単位を整理。SMCとCKDの公開資料を例に、一覧と詳細の役割を説明します。

読み方
複数の継手カタログと部品を照らし合わせる説明用作業台写真。メーカー横断一覧を扱う記事の全文タイトルと正式Bämロゴ。

メーカーごとのカタログを並べても、探す人が同じ条件で候補を絞れるとは限りません。卸売・商社のサイトに横断一覧を作るなら、先に何を同じ項目として比較できるか、どの違いはメーカーの表現のまま残すかを決めます。一覧は候補を見つける入口です。似た表示の製品を同じ用途へ使えると保証する表にはしません。

最初から全商品を一つの表へ移す必要はありません。よく受ける調達相談を一つ選び、実際に扱うシリーズと公開できる資料から、横断して探す意味のある範囲を確かめると進めやすくなります。

「シリーズを探す一覧」か「型番を選ぶ一覧」かを決める

一覧の一行がシリーズ全体なのか、購入・問い合わせの対象になる個別型番なのかを先に決めます。シリーズの紹介に複数のサイズや形状が載っていても、その組み合わせがすべて一つの型番で選べるとは限りません。シリーズ単位の一覧なら、選べる条件の概略と個別仕様へのリンクを示します。型番まで絞る一覧なら、実在する型番ごとの値を確認して載せます。

例えば配管用のワンタッチ継手を探す人には、メーカー名に加え、適用するチューブの外径と接続の種類が手がかりになります。この二つを共通の入口として扱えるか、まず各社の公開資料で確認します。扱う製品が継手以外なら、営業担当に「最初の候補を挙げる際、何を聞くか」を尋ね、その項目を別の製品群へ無理に広げないようにします。

メーカーの表記を読んでから、共通項目へ対応させる

SMCのワンタッチ管継手KQ2の公開ページには、適用チューブ外径がミリ・インチ、真円形・長円形に分かれて示され、接続ねじにもM、R、Rc、G、NPTなど複数の種類が並びます。一方、CKDのニュージョイントGWの公開ページでは、適用チューブ外径と「接続口径(R)」がバリエーション欄に示され、製品の特徴には難燃性のボディやシールの構造が説明されています。

この二つなら「適用チューブ外径」は共通の探し方として検討できます。ただし、接続欄の見出しが違うものを文字列だけで統合し、「1/8」とあれば同じ接続と扱うのは早計です。ねじの種類、単位、型番との対応を技術資料で照合してから、共通の絞り込みに使います。SMCで示されるリリースブッシュ形状や、CKDが説明するボディ材・シールの特徴は、同じ意味の一列へ押し込むより、シリーズ詳細に元の名称で残す方が正確です。

SMCとCKDの公開カタログ項目から、適用チューブ外径と接続を照合候補にし、各社固有の項目を詳細へ残す整理図
公開資料の項目を整理する例。共通欄へ載せる値はシリーズ名だけで判断せず、掲載する型番との対応を確認します。

対応表には、元の言葉と出典も残す

制作前に小さな対応表を作り、「メーカーの項目名」「資料にある値」「サイトでの共通項目名」「単位・表記」「シリーズまたは型番」「元資料の場所」を一行ずつ記録します。例えば同じチューブ外径でも、ミリとインチをひとまとめの文字列で並べず、資料の表記と画面上の表示を確認します。換算値を載せるなら、換算方法と丸め方も決めます。

資料にない項目は、空欄を「非対応」と言い換えません。未掲載、未確認、該当しないという状態は異なります。検索条件として使えない値が多い項目は、無理に全メーカー共通の絞り込みにせず、詳細ページで説明する選択もあります。判断が必要な仕様は、メーカー資料と自社の商品担当が確認します。

一覧は候補の比較、詳細は固有条件の確認に使う

横断一覧には、メーカーとシリーズ、照合できた共通項目、次に読む詳細への行き先を置きます。検索結果の行に「同等品」と書くなら、その意味と根拠が必要です。単に同じ外径で見つかった候補なら、「該当する外径の製品を探す」と案内し、使用環境や取付条件まで合うとは表現しません。

詳細では、メーカー固有の名称、形状や材質など一覧に収まらない条件、元のカタログや注意事項へのリンクを確認できるようにします。自社の販売単位や手配可能な範囲を示す場合は、メーカー仕様とは項目を分けます。複数メーカーを扱っていても、同じ表示条件の品をすべて在庫しているとは限りません。

共通条件で候補を絞る横断一覧と、メーカー固有の仕様・原資料・自社の取扱条件を確かめる詳細ページの役割分担図
一覧は候補の入口、詳細は元の仕様と取扱条件を確かめる場所として分けます。

公開前に、更新を続けられる範囲で試す

まず代表的な一製品群で、資料とサイトの値を照合します。型番が増えたとき、仕様表が改訂されたとき、販売終了や取扱範囲の変更があったとき、誰が元資料を確認して一覧を直すかも決めます。公開日だけを新しく見せても、仕様の確認が済んだことにはなりません。比較に使う値と、メーカー資料へのリンクの両方を更新対象にします。

商品写真・図面・PDFを自社サイトに複製する場合は、メーカー資料の利用範囲と許可を確認します。確認が難しければ、まず自社で確認した項目を文章で案内し、元の資料へリンクする構成を検討できます。検索画面の開発、商品データの移行、在庫連動の規模は、一覧の見せ方が決まってから見積もる方が範囲を伝えやすくなります。

Bämの卸売・商社のホームページ制作では、代表商材、規格、販売単位、取引の進め方を原稿と画面へ整理します。メーカー横断の一覧を検討する際も、取扱シリーズ、公開できるカタログ、照合した項目、更新できる担当範囲から始めると、必要な画面と追加機能を具体的に相談できます。

参考資料

資料確認日:2026年9月26日。両メーカーの公開ページは項目の整理例であり、製品同士の互換性や、Bämでの取扱・在庫を示すものではありません。

次の一歩読んだあとに

会社の場合も、考えてみませんか。

この内容を相談する→

ホームページ制作サービスを見る →

この記事を書いた人

Bäm[バム]運営事務局株式会社みやあじよ

株式会社みやあじよの担当者が、調査、執筆、編集、公開前の確認を行います。出典・数字・固有名詞・リンク・読みやすさを、公開の前に人が確かめます。

調べて、書いて、確かめてから公開します記事について連絡する

無料で相談する →