
卸売カタログに載せた商品写真が、今届く商品の外観と違う。メーカーがパッケージを切り替えた後にも、旧写真が商品一覧や注文画面に残ることがあります。まずメーカーの変更通知と自社の実際の出荷品を照合し、外観だけの変更か、容量・規格なども変わったかを確かめます。その結果に合わせて、写真と説明を注文前に分かる位置へ直します。
「写真だけ古い」と決める前に、変更内容を照合する
旧写真と現行品を並べ、品名、品番、内容量、入数、材質や適合条件、外箱の表示を確認します。変更通知の日付と対象品、メーカーが示す切替時期を見て、自社の在庫と入荷予定も確かめます。同じ品番が続いていても、見た目だけが変わったと推測しないためです。
例えばミマキエンジニアリングのインク包装の変更通知は、外観の一部が変わる一方、内容物の品質や性能は変わらず、新旧仕様が在庫状況により混在すると説明しています。一方、本多商店のパッケージ変更案内には、ラベルの変更だけの品と、容器や容量も変わる品が含まれます。これは各メーカーの対象商品についての案内であり、自社の別の商品に同じ結論を当てはめません。
判断に迷う商品は、メーカーへ現行の写真と変更点を確認します。販売担当は自社が実際に出荷するロットや仕様を照合します。サイトの制作担当だけで「中身は同じ」と書き換えないようにします。

旧写真を残すなら、その役割を画像のそばで示す
現行品の写真が届くまで旧写真を使う場合、商品一覧で旧写真だけを見せて、詳細の下部に小さく「画像はイメージ」と置く方法では、買う方に違いが伝わりにくくなります。旧写真だと確認できたら、画像の近くに「掲載写真は旧パッケージ」「現在の出荷品は外観が異なります」と示し、何が変わったかを商品説明でも具体的に書きます。中身や規格が同じと言えるのは、その対象品についてメーカーと自社が確認できた場合だけです。
新旧の在庫が混在しているなら、実際にはどちらを出荷するのか、購入者が選べるのかを営業と出荷担当で決めます。指定を受けられないときは、旧と新のどちらかを確約する表示を避けます。逆に、外観で商品を区別して発注する取引先がいるなら、注記だけで足りるかを確認し、注文前に担当者へ相談できる案内を置きます。
容量や寸法、適合条件まで変わる場合は、写真を旧版のままにして「パッケージのみ変更」と書けません。商品名、規格表、販売単位、注文書の表記を現行品へ照合し、旧仕様の在庫を販売するならその扱いを別に説明します。現行写真がなく、正確な対応を示せない間は、旧写真を主画像として使い続けるかどうかも見直します。

現行写真への差し替えと、残る旧画像を一緒に確認する
現行写真はメーカーが販売店へ提供する素材を使えるか確認するか、自社で公開可能な現物を撮影します。写真の利用許可、加工や文字入れの範囲も確認します。以前もらった旧写真の掲載許可だけで、新しい画像の利用条件まで決まったとは考えません。
差し替える場所は詳細ページの一枚だけとは限りません。商品一覧の小画像、検索結果、関連記事、印刷用カタログ、ダウンロードできるPDF、注文確認画面に同じ写真が残ることがあります。商品に使う画像の保管先を確認し、旧写真が「現行品の写真」として出る場所から直します。過去の取引記録として旧仕様の写真を残す場合は、現行の注文対象と分かれるようにします。
更新後は、商品一覧から詳細、注文前の確認までたどります。旧画像で選んだつもりの方が、どの外観の品物が届くかを理解できるか。容量や販売単位に変更があるなら、画像と本文と注文内容が同じ条件か。スマートフォンでも注記が画像の近くに読めるかを見ます。
メーカー通知と商品ページを、次の変更でも結び付ける
販売担当がメーカーの変更通知を受けたら、対象品と影響する画像を一覧に残します。担当者が確認した現物と通知の版、差し替えた画像、注記を置いたページを記録しておけば、切替期間中の再確認も進めやすくなります。入荷する仕様が変わる時期は在庫によって前後するため、メーカーの予定日だけで自社の出荷品を断定しません。
Bämの卸売・商社のホームページ制作では、代表商材や規格、販売単位、取引の進め方をページへ整理します。旧写真が残っている商品については、メーカーの通知、現行品の写真、取扱中の在庫を共有し、どの画面に変更説明を載せるか相談できます。商品の仕様や出荷品の確定は、販売会社の確認を基に進めます。
参考資料
資料確認日:2026年9月26日。メーカー事例は外観変更と内容変更の違いを示すための参照です。読者の取扱品が同じ仕様であることを保証するものではありません。
