展示が替わるたびに写真と文章を大きく入れ替えているなら、ホームページのリニューアルでは「展示を一件追加する」形を考えてみませんか。会期の案内、作品の紹介、販売についての相談を受ける部分が整理されていると、次の展示も同じ手順で準備しやすくなります。

富田林市加太にあるGallery Blau Katzeの公式サイトでは、開催中・開催予定と過去の展示を案内し、それぞれの展示ページへ進める構成になっています。小さなギャラリーでも、開催のたびに積み重なる内容を、長く使えるサイトの形にしておくことが役立ちます。

展示一件を、追加できるページのまとまりにする

最初に決めたいのは、一回の展示をどこにまとめるかです。展示名、会期、開廊時間、作家、見どころを一つのページにそろえ、トップページにはその展示の写真・名前・会期を短く載せます。詳しく知りたい方が、同じ展示の紹介へ進める構成です。

たとえば、水彩の個展と陶芸のグループ展を開くギャラリーを考えてみましょう。ここからは更新方法を検討するための例です。次に陶芸展を始めるときは、水彩展のページを陶芸の写真で上書きするのではなく、陶芸展を新しい一件として追加します。前の展示の作家や作品とのつながりを保ちながら、次の案内を準備できます。

リニューアルの依頼では、展示ページに入力した名前や会期を、トップの案内にも使えるように相談するとよいでしょう。どちらにも同じ文章を手で書く作業が減り、会期に変更が出たときも、直す場所を把握しやすくなります。

毎回の紙の案内を使いたい場合は、画像を掲載する場所も用意できます。そのうえで、展示名と日付は文字としても載せられる形にしておくと、スマートフォンで予定を確かめる方にも伝わりやすくなります。

一つの展示ページの中に会期と作家、作品紹介、販売の案内を分けて置く図
会期の文章を保ったまま、作品写真や販売案内を必要なときに直せる形にします。

会期・作品・販売相談は、変わるタイミングに合わせて分ける

展示ページの中身は、まとめて一度に書き換えるものばかりではありません。会期と作家の紹介を先に公開し、そのあとに展示風景を加えたり、期間中に作品の販売案内を直したりすることがあります。よく行う変更に合わせて、ページの中を分けておきます。

会期の案内には、開始日・終了日・開廊時間と、その展示に必要な休廊日の情報をまとめます。作品紹介は、写真と作家名・作品名、短い説明を一組にして追加できる形が向いています。販売の相談を受ける場合は、受付方法やお渡し時期など、展示に共通する案内をまとめて置けます。

Gallery Blau Katzeの「4colors」の展示案内にも、会期や作家の情報に加えて、通販の相談方法と作品の引渡しに関する案内があります。来場のための日程と、作品を迎えたい方への説明は、同じ展示に関係しながら役割が異なります。

先ほどの陶芸展なら、参加する作家を紹介し、準備できた作品写真から順に加える運用が考えられます。会期の文章を組み直さずに作品を追加できると、写真がそろうまで告知全体を待つ必要がなくなります。紹介する点数に合わせて、作品のまとまりを増やしたり減らしたりできる形を選びましょう。

販売が決まったときも、作品の写真や紹介を残したまま、その作品の販売案内だけ直せると便利です。Gallery Blau Katzeの「自由でいること」の展示ページでは、作品名や寸法とともに売約済みの表示が残っています。作品を伝える記録と販売の状態を、それぞれ扱う実例として参考になります。

作品を同じページに並べるか、個別に紹介するかを選ぶ

作品の紹介方法は、載せたい内容の量に合わせて決めます。代表作の写真と短い説明を数点載せるなら、展示ページの中に並べる形で十分なこともあります。会期や見どころを読みながら作品を見られ、更新する場所も一つにまとまります。

一方、一点について全体写真・細部の写真・素材・制作背景などを詳しく伝えたい場合は、作品ごとのページが使いやすくなります。展示ページでは作品を見渡せるように並べ、気になった一点から詳しい紹介へ進めます。お問い合わせの際に、その作品のページを共有しやすくなる利点もあります。

展示ページ内に作品を並べる形と、一覧から一つの作品の詳しい紹介へ進む形を比べた図
写真や説明の量、日々の更新で用意できる素材に合わせて選べます。

個別ページを増やすと、その分だけ用意する写真や文章も増えます。全作品を詳しく紹介することを最初の条件にせず、普段そろえられる素材と、来場前に伝えたいことから範囲を選ぶと続けやすくなります。

作家の紹介を毎回載せる場合も、展示ごとの紹介文に添える形から始められます。同じ作家の展示が増え、プロフィールや作品をまとめて案内したくなった段階で、作家別のページを検討する方法があります。展示、作品、作家のどれを軸に見てもらいたいかが決まると、必要なページ数も考えやすくなります。

今ある展示の記録を引き継いで、次の展示で確かめる

リニューアル前には、今のサイトから残したい展示を選び、会期、作家名、作品写真、紹介文がどの展示に属するかを確認します。元の案内状や作家から預かった資料があると、写真と説明の対応を確かめる助けになります。写真の掲載について約束している範囲も、移行時に引き継いでおきましょう。

残す記録と日々直す情報も分けて考えます。過去の展示名・会期・紹介した作品は、その展示の記録です。ギャラリー共通の連絡先や通常の開廊案内は、現在の情報として直せる場所へまとめます。新しい連絡先に変わるたびに、すべての過去ページを一枚ずつ編集する負担を減らすためです。

制作会社には、残したい過去の展示と、これから開く展示の資料を一組ずつ見せると具体的に相談できます。過去の記録を保ったまま次の展示を追加し、作品写真を一枚加え、販売案内の一文だけを直すところまで、実際の画面で確かめてみてください。更新のたびに配置を調整する箇所が分かれば、最初の改修で整える範囲を決められます。

Bämのホームページ制作では、お話や資料をもとに原稿・ページ構成を考え、更新したい内容に合わせてサイトを整えます。富田林市でホームページの制作・改善をご検討の方へ、今の展示案内を大切に引き継ぎながら、次の展示を準備しやすい形を一緒に考えます。

参考資料

資料確認日:2026年9月10日