
物流会社のホームページを見直すとき、サービス紹介と採用情報を分けても、「どの拠点の話なのか」が分かりにくいまま残ることがあります。荷物を預けたい方は相談できる倉庫を、働くことを考えている方は希望する仕事の勤務地を確かめたいはずです。
複数の拠点がある場合は、拠点ごとの紹介に、そこで依頼できる仕事と現在の募集を対応させると、両方の案内を整理できます。会社全体のサービス一覧や求人一覧に加え、場所からも自分に関係する情報を選べる構成です。
摂津市のナカニシ運輸の公式ホームページには、事業と採用の紹介に加え、本社、摂津営業所、摂津倉庫、茨木配送センターが掲載されています。このように役割の異なる場所を持つ会社では、所在地と一緒に、その拠点で何を相談できるかを案内すると、次に読むページが具体的になります。
拠点ごとに、依頼できる仕事と募集を対応させる
最初に、拠点一覧の見せ方を考えます。拠点名、所在地、外観写真に、「保管と出荷を行う倉庫」「配送を担当する営業所」などの短い説明を添えます。社内で呼んでいる名称だけでなく、その場所の役割が分かる言葉を置くことが出発点です。
ここでは、摂津の倉庫と、別の場所に配送営業所を持つ架空の会社を例にします。倉庫は商品の保管と出荷を担当し、営業所は配送を担当しています。採用では、倉庫の庫内作業と、営業所の配送の仕事をそれぞれ案内している設定です。
倉庫の紹介には、「保管・出荷のご相談」と「この倉庫の仕事・募集を見る」という二つの行き先を置きます。配送営業所の紹介には、「配送のご相談」と「この営業所の仕事・募集を見る」を置きます。同じ「サービス」「採用」というリンクでも、進んだ先で対象の場所を探し直さずに済む形を考えます。

会社全体で受けている業務を、すべての拠点の説明へ同じように並べる必要はありません。架空の会社なら、保管の相談は倉庫へ、配送の相談は営業所の案内へ対応させます。窓口を本社でまとめている場合も、ページには相談内容を示し、受付担当が確認する場所へつなげれば構いません。
西物流グループの拠点一覧でも、摂津市の本社営業所を含む各拠点を名称と所在地で紹介し、問い合わせと採用サイトへの入口を置いています。自社の見直しでは、この共通の拠点紹介から、扱うサービスと募集内容をどこまで近くに案内するかを考えます。
拠点数が少なければ、一つの一覧ページの中に、拠点ごとの写真と二つの案内を並べる方法があります。設備や業務の説明が多い場合は、それぞれに詳しい拠点ページを設けます。拠点を選ぶための情報と、選んだ後に詳しく読む情報を分けると、一覧を長くしすぎずに済みます。
サービスや求人からも、同じ拠点へ戻れるようにする
訪問する方が、いつも拠点一覧から読み始めるとは限りません。保管サービスを検索して来る方も、求人の案内から来る方もいます。それぞれのページに対象の拠点名を明記し、同じ場所の紹介へ進めるようにします。
架空の会社の保管サービスなら、「対応拠点:摂津の倉庫」という案内から、所在地や外観を確かめられます。庫内作業の募集からも、同じ倉庫の紹介へ進めます。建物写真の見え方や名称がそろっていれば、別の資料から来た方も同じ場所だと確かめやすくなります。
一方、サービスの詳細と募集内容は、それぞれのページで読みます。荷物を預けたい方には保管する商品の種類や入出荷の相談案内を、応募を考えている方には仕事内容と募集要項を伝えます。共通にするのは拠点を知るための情報で、その後の確認事項まで一つにまとめるわけではありません。
求人を別の採用サイトへ載せている会社では、拠点ページからの行き先を確かめます。会社全体の求人一覧に進むだけでなく、その倉庫の募集へ直接案内できるかを確認しましょう。直接つなげられない場合は、「採用サイトで『摂津の倉庫』の募集をご確認ください」のように、探す場所が分かる一文を添えられます。
お問い合わせの言葉も、読み終えた内容に合わせます。「保管について相談する」「庫内作業の募集について質問する」と書けば、連絡の目的を選びやすくなります。実際の受付が同じ担当者でも、用件が伝わる案内は役立ちます。窓口やフォームを増やすかどうかは、現在の受け方を確認してから決めます。
制作の途中では、保管サービスから倉庫を確かめて相談する道順と、庫内作業の募集から勤務地を確かめる道順を、一つずつたどります。どちらも同じ拠点へ戻り、そこから元の目的に合う案内へ進めるかを見ます。
募集が終わった拠点にも、営業の案内を残す
営業の状況と募集の状況は、同じ時期に変わるとは限りません。たとえば架空の会社で、倉庫の庫内作業の募集を終えても、保管・出荷の相談は引き続き受けているとします。この場合、倉庫のページ全体を取り下げず、募集の案内だけを見直します。

「この倉庫では現在募集していません」と採用欄に示し、必要なら会社全体の現在の募集へ案内します。倉庫の所在地、扱う業務、保管・出荷の相談先はそのまま読めるようにします。ほかの拠点で募集が続いている場合も、それをこの倉庫の募集として見せず、勤務地を確認できる行き先へつなげます。
古い求人から倉庫の紹介へ来た方にも、現在の状況が分かる案内を残せます。求人ページを「募集終了」に変えたとき、拠点ページの応募ボタンまで連動して変わるかは、サイトの作りによって異なります。求人を終える際に、拠点紹介からのリンクや短い募集文も一緒に確かめるようにします。
リニューアルの打合せには、拠点一覧、各拠点の写真、サービス説明、現在の求人の掲載先を用意します。まず一つの倉庫について、営業の案内と募集がどこから読まれているかを並べてみてください。拠点ページに説明を足すところ、リンクを直すところ、募集状況を表示するところが具体的になります。
Bämのホームページ制作の案内では、今ある情報を活かしたページ構成や原稿の見直しをご相談いただけます。物流拠点の役割と、取引・採用それぞれの案内を整えたい方は、摂津市でホームページの制作・改善をご検討の方へのご案内をご覧ください。拠点紹介から目的に合うページへ進める形を、現在のサイトと募集案内をもとに一緒に考えます。
参考資料
- ナカニシ運輸株式会社 公式ホームページ:事業・採用の紹介と複数拠点の掲載。
- 西物流グループ「拠点一覧」:拠点名・所在地と問い合わせ・採用案内の入口。
- Bäm「ホームページ制作サービス一覧」:原稿・ページ構成とリニューアルの相談範囲。
資料確認日:2026年9月10日
