街道散策の途中で少し買物をしたい日もあれば、お店でゆっくり過ごす予定を立てたい日もあります。同じお店のホームページでも、この二つでは、知りたい時間の情報が違います。
立寄りの案内には利用できる時間帯を、予約して楽しむ案内には開始時刻と所要時間を添えましょう。何を楽しめるかに加えて、どのくらい時間を取る利用なのかが分かると、お客様は散策の予定に合わせて選べます。
二つの利用を、時間の取り方で見せ分ける
太子町の観光スポット案内では、竹内街道交流館について観光案内や休憩、購入できる品を紹介しています。散策の途中で立ち寄る場所を調べる方に、自店のページでも、どんな過ごし方ができるかを示したいところです。
一つのお店に複数の楽しみ方がある例として、太子町観光協会のCentre de villageの紹介には、パンやケーキと、ランチやディナーコースが掲載されています。ここで参考にしたいのは、一つの店名の下でも、利用内容を具体的に分けて紹介できることです。
以下では、茶葉を販売し、予約制の飲み比べ会も開く架空の茶店を考えます。茶葉の買物は営業時間内に予約なしで利用でき、飲み比べ会は14時開始で約60分。先ほどの実在店のサービスや所要時間を説明する例ではありません。
この茶店のページを「茶葉とお茶を楽しめます。ご予約はこちら」だけでまとめると、買物にも時間の約束が必要なのか分かりにくくなります。一方、「お気軽にお立ち寄りください」だけでは、飲み比べ会へ参加するために予定を空けておくことが伝わりません。
そこで、店の紹介の次に「茶葉のお買物」と「予約して楽しむ飲み比べ会」を並べます。前者は散策中に寄る利用、後者は開始時刻に合わせて席で過ごす利用です。予約の印だけを付けるのではなく、内容と時間の取り方をそれぞれ短く書きます。
立寄りには利用できる時間帯、予約には開始と終了の目安を
買物の案内では、どの時間帯に売場を利用できるかを確かめます。店舗全体の営業時間と同じなら「営業時間内にお買物いただけます」とつなげられます。売場だけ早く閉める日があるなら、その時間を買物の説明に載せます。
「短い立寄り」を、必ず何分で済む買物として約束する必要はありません。例の茶店では、「茶葉のお買物は、ご予約なしで営業時間内にお立ち寄りいただけます」と案内し、営業日を確認できるようにします。選ぶ時間はお客様によって違うため、まずは利用できる時間帯と内容を伝えます。

飲み比べ会では、開始と所要時間を同じ場所に置きます。「約60分」とだけ書くより、「14時開始・約60分」としたほうが、その前後の散策を考えられます。終了時刻を添えるなら「15時ごろ終了予定」のように、目安であることが分かる表現にします。
例のお店なら、「14時から約60分、席に座ってお茶を飲み比べる会です。15時ごろの終了を予定しています」と紹介できます。参加のために必要な時間が見えたあとに、「開催日と予約方法を見る」へ進む順序です。
準備や片付けを含めて参加者に過ごしていただく時間と、体験の中心部分だけの時間は、店内で確かめておきます。たとえば説明を聞く時間が必要なら、それを含めて案内するか、開始前の集合として別に伝えるかを決めます。実際の進行に合わせた範囲で、参加者が予定を立てられる説明にします。

開催日によって開始時刻が違う場合は、紹介には所要時間と内容を置き、各日の開始・終了目安は日程案内で読める形も考えられます。店舗の営業時間をそのまま体験の受付時間として見せるのではなく、参加する回の情報へつなげます。
売場の写真と、席で過ごす写真を案内に合わせる
二つの案内には、利用する場面が分かる写真を一枚ずつ選びます。茶葉の買物なら袋や缶が並ぶ売場、飲み比べ会なら席と茶器が写る写真です。同じ店内でも、どこで何をするのかを写真で補えます。
買物の案内に飲み比べ用の茶器だけを大きく載せると、席でお茶を飲む利用が中心に見えることがあります。売場の商品を選ぶ写真の近くに「茶葉のお買物」と置き、席の写真には会の内容を添えると、それぞれの楽しみ方が伝わります。
体験の写真では、参加者が使う道具と過ごす場所が分かる範囲を選びます。例の茶店なら、飲み比べる茶碗と卓の様子が材料になります。撮影用に茶器を増やしたり、実際には使わない場所を会場のように写したりせず、案内する会の内容に合わせます。
時間の情報は写真の中だけに入れず、近くの文章として読めるようにします。開催時刻を変えるときも、写真を作り直さずに更新できます。スマートフォンで写真が小さくなっても、開始と所要時間を確かめられる配置です。
今の立寄りと、別の日の予約へ進めるページにする
茶葉の案内の下には「営業日を確認する」、飲み比べ会の下には「開催日と予約方法を見る」を置きます。同じ「詳しくはこちら」でもつなげられますが、次に何を確認するのかが分かる名前にすると、予定に合うほうへ進みやすくなります。
散策中に飲み比べ会を知っても、その日は時間が合わないことがあります。会の説明を当日分の空き状況だけで終わらせず、今後の開催日を確認できるようにしておけば、別の日に時間を取って訪れることも考えられます。買物の案内もそばに残し、今日できることを選べる形にします。
予約を受ける画面や連絡先へは、会の名前と希望する開催日が分かる状態で進めるかを確認します。専用の予約機能を新たに作ることが前提ではありません。使っている予約方法に合わせ、会の説明から正しい日程と窓口へつなぐところから整えられます。
試作では、二つの見方で読みます。散策中の買物なら、茶葉を買える時間帯と営業日が分かるか。事前に飲み比べ会を計画するなら、開催日、開始、所要時間、終了の目安を見て、予約方法へ進めるか。目的ごとの時間情報が、その案内の中で続けて読めるかを確かめます。
制作会社へは、現在の店紹介、売場の利用時間、予約して受け付ける内容と実際の進行、使っている日程案内、売場と席の写真を渡します。「短く立ち寄る買物と、時間を取って楽しむ会を選べるページにしたい」と伝えると、必要な表示とリンクを相談できます。
Bämのホームページ制作では、お話と資料から原稿・構成を整えます。お店での過ごし方に合わせて来店案内を見直したい方は、太子町のホームページ制作・改善のご案内をご覧ください。今ある利用方法をもとに、予定に合わせて選べる案内を考えます。