工務店の方が木材会社のホームページを見るとき、使いたい材料が決まっていることもあれば、設計に合う板材を探している途中のこともあります。商品写真や樹種の一覧に加えて、「いま分かっていることから、どのように相談できるか」が見えると、連絡のきっかけを作れます。

河内長野市で木材の販売や供給に携わる方へ。工務店からの相談を受けるページには、使う場所が分かる資料と、決まっている材料の条件、工事に必要な時期を伝えてもらえる案内を添えましょう。内装用の板材を例に、商品紹介の続きをどう整えるか考えます。

工務店の方が、検討中の段階から相談できる案内へ

河内長野市は「おおさか河内材」の使用例として、子ども・子育て総合センターの内装に一部使われていることを紹介しています。地元の木に関心を持った方が、自分たちの建物ではどこに使えるかを考える際の、具体的な手がかりです。

河内長野市「おおさか河内材を活用しましょう」

自社で扱う木材のページでも、床や天井など、実際に相談を受けている使い方を示します。そのうえで、材料選びから相談できるのか、仕様が決まった材料の見積りを受けるのかを案内すると、工務店の担当者は準備する資料を選びやすくなります。

たとえば、設計中の相談を受けている会社なら、「使う場所と、希望する見た目が分かる図面や写真からご相談いただけます」と書けます。仕様が決まっている場合には、「樹種・寸法・必要数量が分かる資料をお送りください」と続けます。どちらも受けるなら、同じページの中で、検討の段階に合わせた二つの案内として見せられます。

ここで大切なのは、すべての項目をそろえてから連絡するよう求めることではなく、自社が相談を始められる情報を具体的に伝えることです。「木材について何でもご相談ください」という一文を、普段の商談で最初に伺っている内容へ置き換えてみましょう。

使う場所と、決まっている材料の条件を伝えてもらう

ここからは、内装用の杉の板材を扱い、材料選びから相談を受ける架空の木材会社を例にします。工務店の方が、住宅の玄関天井に使う板を検討している場面です。

この場合、相談の案内には「図面があればお送りください」だけでなく、「板を張る場所や範囲が分かる部分をお知らせください」と添えます。天井のどの範囲へ使うのかが分かると、材料の候補や必要量について話を進める手がかりになります。図面の該当箇所に印を付けてもらう方法も、短く紹介できます。

材料の条件は、決まっていることと、相談したいことを一緒に書いていただけるようにします。この例なら、「杉を希望している」「板の幅と表面の仕上げは相談したい」という伝え方です。すでに採用する商品や寸法が決まっている方には、その仕様が分かる資料と必要数量をお願いできます。

天井部分に色を付けた玄関の図と杉の板材を矢印でつなぎ、使う範囲と幅・仕上げの希望を相談する関係図
図面では使う場所を、材料の希望では決まっていることと相談したい点を伝えます。

希望する木の表情がある場合は、参考写真も役立ちます。図面は使う位置や広がりを、写真は見た目の希望を伝えるものとして、それぞれ何を見たいのかを案内します。資料を送る方にも、手元のどれを選べばよいかが分かります。

商品ページにサンプルの案内があるなら、この説明の近くへつなげます。「表面の仕上がりをサンプルで確認できます」など、実際に行っている対応を書きます。写真を見て選ぶ段階から、現物で確かめる段階へ進めると、木目や仕上がりの相談も具体的になります。

工事の予定と、材料を届ける時期を結び付ける

材料の相談では、希望する時期の聞き方も整えたいところです。住宅の完成予定だけでは、木材を使う工程がいつ始まるかまでは分かりません。「いつ使う材料か」と「いつ現場へ届けたいか」を結び付けて伝えていただける案内にします。

天龍木材のプレカットの案内では、図面をもとに樹種や材寸、上棟などについて打ち合わせ、図面の確定と承認を経て加工へ進む流れが示されています。扱う材料や工程は会社によって異なりますが、材料の条件と工事の予定を一緒に相談する掲載例として参考になります。

天龍木材「注文から納品まで」

玄関の天井板の例なら、「内装工事に入る前に搬入したい」と伝えていただき、予定日が決まっていればその日付も伺います。工事日がまだ動く段階なら、「内装工事は来月中旬の予定。搬入日は相談したい」という書き方でも、確認する内容が見えてきます。

板材を積んだ配送車から天井の内装工事へ矢印をつなぎ、材料の搬入を工事前に相談する順序を示す図
工事の予定日と、その前に材料を届けてほしい時期をあわせて相談できる案内にします。

ページには、自社で対応する流れも簡潔に載せます。たとえば、材料と仕上げの希望を伺い、手配や加工の内容を確認して、納入できる時期をご案内する流れです。具体的な日数を一律に載せるより、いつ、何を確認して予定をご案内するかが分かる説明にします。

現場への配送に対応している場合は、所在地も最初に伺いたい情報です。車両の出入りや荷下ろし場所について事前相談が必要なら、その案内へ進めるようにします。電話でも相談を受けている場合は、工事の日程を急いで確認したい方が連絡先と受付時間を見つけやすい位置へ置きましょう。

短い相談例を、商品ページの連絡先の近くへ置く

ここまでの内容は、商品ページの最後に短い記載例としてまとめられます。先ほどの架空の会社なら、次のような相談文を見せる方法です。

住宅の玄関天井に使う杉の板材を検討しています。板を張る範囲が分かる図面を添付しました。幅と表面の仕上げは相談したいです。内装工事に入る前に搬入したく、現場は河内長野市内です。

その下に、「決まっていることと、ご相談したいことをお知らせください。工事の予定が分かる場合は、あわせてお送りください」と添えます。この例では、仕様が未定の部分も相談できることと、用途・資料・工事の予定の伝え方が、一続きで分かります。

掲載先は、板材の写真や仕様を見た方が、そのまま連絡できる位置にします。メールで資料を受け取るならメールの案内へ、既存フォームで受け取れるならその入口へつなぎます。添付に対応していない場合は、最初の連絡後に資料の送り方をご案内するなど、現在の受付方法に合う文章に整えられます。

公開前には、木材の相談を受ける方とページを読み、「材料がまだ決まっていない工務店の方が、何を伝えればよいか分かるか」を確かめます。スマートフォンでも、相談例を読んだあとに連絡先へ進めるかを見ると、文章と配置を一緒に確認できます。

制作を依頼するときは、現在の商品ページと、普段の商談で使う資料、最初に伺っている質問を用意すると相談が進めやすくなります。Bämのコーポレートサイト制作では、お話と資料をもとに、必要なページと原稿を整えます。

木材の魅力を紹介するページから、工事に合わせた相談へつなげたい方は、河内長野市のホームページ制作・改善のご案内もご覧ください。まずはよく相談を受ける板材のページで、使う場所と必要な時期を伝えやすい案内から考えてみましょう。

参考資料

資料確認日:2026年9月10日