
卸売サイトでセット商品の写真と、交換用の単品部品の写真が似ていると、買い手は「箱一式を注文するのか、この部品だけなのか」で迷います。セットの品番と構成品の品番を分けて表示し、何がセットに含まれ、どれを単品で注文できるかを写真と一覧の両方から確認できるようにします。発注時の入数や在庫計算の話とは分け、ここでは商品の中身の特定に絞ります。
以下の図は、本体・パッド・固定具を一緒にした架空の商品例です。実在のメーカーやBämが扱う製品の品番、販売条件を示すものではありません。
セットの写真に、構成品の一覧を対応させる
セット商品ページの見出しには、セット自体の名称と品番を置きます。そのすぐ下に全体写真と、構成品の名称、必要なら個数、構成品の識別番号を並べます。写真だけでは箱の中に隠れた部品や、同じ形の仕様違いが分かりません。逆に品番の羅列だけでは、現物のどの部分を指すか伝わりにくいためです。
MISUMI FRAMESのセット品の説明では、ブラケットへ付属するボルト・ナットの組合せが型番末尾のコードで変わり、各商品のページやカタログで内容を確認するよう案内しています。これは、似た本体写真でも末尾コードまで見なければ中身を特定できない例です。自社のセットに種類があるなら、種類ごとの構成を一つの写真と一覧に対応させます。

構成品と、単品で買える品を同じ意味にしない
セットに含まれる部品へ識別番号が付いていても、その番号で単品注文できるとは限りません。KTCの工具セットの公式ページは、セット品番、入組品番、入組内容の品番を分けて示し、入組品番のみでは販売しない旨を注記しています。構成表から単品ページへリンクする前に、販売可否と現在の品番を商品担当に確かめます。
架空の例なら、セット内のパッドを単品で扱うと確認できた場合だけ「パッドのみを交換する方はこちら」と案内します。セットに同じ形の部品が複数あるなら、対応するセットの種類や仕様まで確かめます。単品販売がない部品は、単品ページがあるように見せず、「単品での取扱いはありません」など実際の販売条件に合わせて示します。交換作業や適合の可否を写真の見た目だけで断定しません。

似た写真でも、注文対象が分かる位置に名称を置く
検索結果、商品一覧、商品詳細のどこから入っても、「セット一式」と「単品の交換部品」を見出しで区別します。全体写真には内容物が分かる引いた写真、単品には該当部品を写した写真を使います。同じ写真を切り抜いただけで二つの商品カードに流用する場合でも、カードの名称と品番、含む範囲は目に入る位置に置きます。「セットに含まれる」と「このページで単品注文できる」は別の説明です。
公開前には、商品担当が部品構成表と現行の商品画像を照らし、セット品番、構成品の番号、単品販売の可否、対応するセットの種類を確かめます。セット内容が変わったら、写真だけ、または一覧だけを先に差し替えず、関連する単品ページへの案内も同時に確認します。実際の構成表がない場合は、似た商品の中身から推測して掲載しません。
Bämの卸売・商社のホームページ制作では、取扱商品や規格、販売単位を、買い手が相談しやすい形へ整理します。セットと単品をサイトで案内する際は、現行の商品資料をもとに、何が注文対象かが伝わる商品ページの構成を相談できます。
参考資料
資料確認日:2026年9月26日。本文と図の本体・パッド・固定具は説明用の架空例で、各社製品の構成や交換可否ではありません。
