受注品を扱うお店では、「注文してから何日で受け取れますか」というご質問に、すぐ答えられないことがあります。サイズや色の相談、入金の確認、仕入先への手配が順に進む商品なら、注文の連絡を受けた日と、実際に納期を数え始める日は違うためです。

商品ページに「約一週間」と書いてあっても、どの時点から、どこへ届くまでの一週間なのかが分からなければ、お客様は予定を立てにくくなります。お店への入荷日を、そのままお客様が持ち帰れる日と受け取られる場合もあります。

高槻市で受注後に商品を取り寄せる小売店を営んでいる方へ、カーテンの注文を例に、納期の起点と受渡しまでを伝える方法をご紹介します。説明文だけで整う部分と、注文の記録・通知まで見直したい部分を分け、制作会社へ渡す改修内容につなげます。

注文の連絡、仕様の決定、仕入先の受理を分ける

高槻市北園町に所在地を置く株式会社くれないの公式案内では、前払いの銀行振込・郵便振替は入金確認後に製作・発送すると説明しています。また、オーダーカーテンの注文手順では、注文内容の確認、発送予定日の案内、縫製を分けて示しています。お客様の注文操作と、その後に販売側が確認する仕事を区別して伝える参考になります。

別のメーカーへ手配するお店なら、さらに「お店から発注した」と「仕入先が受け付けた」の間に確認が入る場合があります。発注書を送っていても、色や寸法の照会が戻っている間は、手配先で日程が決まっていないかもしれません。自店の受注記録だけで到着日を計算せず、普段どの回答を待っているかを書き出します。

お客様へ工程をすべて説明する必要はありません。商品ページには、手配を始めるために決めること、納期の数え始め、個別の日程をいつ案内するかを載せます。店内では注文の受付日・仕様確定日・入金確認日・仕入先の受理日を分けて残すと、説明の根拠をたどれます。

カーテンC06の納期を、実際の日付で整理する

ここからは、高槻市内の専門店がメーカーへ発注し、店舗で受け渡すカーテンC06の架空例です。この商品は色・仕上がり寸法・枚数を確認し、入金確認後に店から手配します。通常の目安は「仕入先が注文を受理した翌営業日から数えて、7営業日で店舗へ入荷」。土日祝と仕入先の休業日は数えず、例の期間に臨時休業はないものとします。

お客様から注文依頼の連絡があったのは2026年10月13日(火)。その後、寸法を確認し、15日(木)に仕様が決まり、16日(金)に入金を確認しました。店は19日(月)に発注し、仕入先から受理の回答が届いたのは20日(火)です。この例では、13日でも15日でもなく、仕入先の受理を確認した20日が日数計算の基準になります。

注文依頼は10月13日、仕様確定は15日、入金確認は16日、仕入先の受理は20日で、翌営業日から納期を数える図

営業日の一日目は21日(水)、二日目は22日(木)、三日目は23日(金)です。24日(土)と25日(日)を除き、26日(月)が四日目、27日(火)が五日目、28日(水)が六日目、29日(木)が七日目となります。通常条件での店舗入荷の目安は10月29日です。

受理前の19日に、お店が独自に29日を約束する案内にはしません。仕入先が受け付けた日と、その注文への回答を確認してから、計算の対象となる予定をお伝えします。仕入先の個別回答が通常の目安と異なる場合は、今回の注文について示された予定を確認し直します。

入荷、受取準備、実際の受渡しを同じ日にしない

「納期」という欄を一つだけ用意すると、メーカー出荷日、店への入荷日、お客様の受取日が混ざりがちです。C06の7営業日は店舗への入荷までであり、メーカーからの出荷までの日数でも、お客様への配送日でもありません。商品ページでは、日数の隣に到着先を添えます。

店舗に届いた後も、品番・寸法・色・枚数などを確認し、お渡しできる状態を整えます。入荷予定の連絡で「その日に来店してください」と案内するのではなく、準備が整ったら別に連絡する形が、この例のお店の運用です。

段階 C06でお客様へ伝える内容
10月13日
依頼受付
ご希望を受け付けた段階。寸法などを確認するため、個別の入荷日はまだ案内していない。
10月15・16日
仕様・入金確認
15日に仕様が決まり、16日に入金を確認。店から仕入先へ手配する準備がそろった。
10月19・20日
発注・受理
店が19日に発注。20日に仕入先の受理を確認し、29日の店舗入荷を目安として案内。
10月29日
店舗入荷
この例では予定どおり入荷。商品が届いた記録を残し、受渡し前の確認へ進む。
10月30日
受取準備完了
商品の確認を終えて連絡。お客様と来店日を相談する。入荷日だけで自動通知しない。
10月31日
店頭受渡し
お客様が選んだ来店日に受渡し。準備完了の通知を送った日と、受渡した日を別に記録。

お店が土曜日も営業していても、仕入先の土曜日を納期の営業日へ含めるとは限りません。C06では31日(土)に店頭で受け取れますが、24日(土)は仕入先の日数計算から除いています。店の営業案内と、取り寄せ日数に使うカレンダーを分ける理由です。

配送へ変更したいという希望が出た場合は、店舗への入荷日をそのまま配達予定に置き換えず、検品・梱包・発送と届け先の条件を確認します。受渡し方法を変えたことで必要になる費用や日程は、お客様へ案内してから決めます。

商品ページには、起点と到着先を短く添える

通常の納期説明は、購入・相談のボタンへ進む前に読める場所へ置きます。長い規約の中だけに記載するより、商品固有の目安と、手配に必要な確認を近くにまとめます。C06なら、次のように書けます。

色・寸法・枚数の決定と入金確認後に、メーカーへ手配します。店舗への入荷は、メーカーが注文を受理した翌営業日から数えて通常7営業日が目安です。土日祝・メーカー休業日は日数に含みません。個別の予定は手配の回答後にご案内し、店頭でのお受取りは準備完了の連絡後に承ります。

注文依頼を受け付ける画面にも、確認が残っている項目を示します。寸法未確定のまま相談できる方式なら、希望値を確定寸法として扱わず、「寸法を相談して決めたい」という選択肢を用意します。仕様確定日を記録するのは、お客様とお店が最終内容を確認した時点です。

「ご希望の受取日」を尋ねる場合も、入力された日付は希望として受け取ります。メーカーへの手配状況を確認する前に、選択した日が自動で確約される画面にはしません。受理の回答を待っているときは、「現在、メーカーへ日程を確認しています」と、今の段階が分かる文を表示できます。

仕入先が複数ある場合は、全商品へ同じ7営業日を貼り付けず、商品ごとの条件を持たせます。メーカー出荷までの日数しか回答されない商品では、店舗到着までの輸送を別に確認します。数字が似ていても、どの工程まで含むかが違えば、同じ納期表示にはできません。

店舗入荷、受取準備完了、店頭受渡しをそれぞれ別の段階として案内する図

納期が変わったときは、新しい注文と受付済み注文を分ける

繁忙期に仕入先から通常7営業日が10営業日へ変わると連絡があったら、まず、どの受理日から適用されるかを確認します。商品ページの新しい案内と、すでに受理されているC06の予定を、一度に同じ日数へ書き換えないようにします。

たとえば変更が「10月21日以降の受理分」への案内なら、20日に受理されたC06の予定が変わるかは、その注文への回答で確認します。受付済みの注文にも遅れが出るなら、お店から個別に連絡します。公開ページを更新するだけでは、すでに注文された方へ変更が伝わったことにはなりません。

個別の予定がまだ出せないときは、根拠のない日付で欄を埋めず、現在確認している内容と次に連絡する予定を残します。古い29日の表示を有効なまま残すより、「入荷予定を再確認中」と明示し、以前の案内日・変更理由・連絡履歴を注文の記録で追えるようにします。

仕様変更の希望があった場合も、以前の納期にそのまま乗せられるとは限りません。手配先へ変更できる段階かを確認し、可能な場合は新しい仕様と予定を案内します。ここでの確認内容は納期の表示と記録であり、変更を受けられる条件そのものは、商品ごとの販売条件と実際の手配状況に合わせます。

説明文と、予定・通知を扱う機能を分けて改修する

商品ごとの条件が明確で、受注担当が個別の予定を管理できているなら、商品ページの文章、注文画面の補足、受付メールを整えるところから始められます。起点・営業日・到着先・受取連絡が同じ説明になっているかを確認します。

反対に、注文日を入れただけで到着日が出る、店舗入荷の登録で受取完了になる、通常日数の変更が過去の注文へも反映される、といった場合は、管理する項目や通知の処理を見直します。日付欄を増やすだけでなく、何を確認したらどの表示を変えるのかを制作会社へ伝えます。

C06の改修依頼なら、「注文受付、仕様確定、入金確認、仕入先受理を分けて残したい。納期の営業日は仕入先のカレンダーを使い、店舗入荷と受取準備完了の通知を分けたい」とまとめられます。商品詳細・注文画面・注文状況の表示・通知メール・担当者の管理画面を、変更対象として確認します。

最初から自動計算にする必要はありません。仕入先の回答を担当者が読んで予定を入力する方法と、受理日・営業日・商品ごとの所要日数から計算する方法を分けて見積もります。自動計算を選ぶなら、仕入先の臨時休業や特別な回答がある注文を、担当者が確認して変更できる範囲も必要です。

商品ページでは今から注文する方への通常条件、注文記録ではC06への個別回答と連絡履歴を管理する図

商品の販売担当は仕様と通常条件を、入金を確認する担当は確認日を、発注担当は仕入先の受理と回答を記録します。店頭担当は入荷後の確認と受渡しを担い、サイト担当は新規注文へ適用する説明を更新します。一人で兼任しているお店でも、どの事実を見て変更したかが分かる記録を残すと、後で確かめやすくなります。

一件の注文を使って、日付と案内を確かめる

改修後はC06の例を使い、13日の依頼受付時に入荷日が確定表示されないこと、15日の仕様確定や16日の入金確認だけで日数計算が始まらないことを確認します。20日の仕入先受理を登録し、翌営業日の21日から数えて29日が目安になるかを、担当者の計算と比べます。

次に、29日に入荷を登録しても受取準備の通知が出ず、30日の確認完了で案内できること、31日の受渡しを別に残せることを試します。通常日数を新規受付分だけ変更する場面や、仕入先の回答待ちに戻る場面も確認すると、過去の注文日程を意図せず動かす問題を見つけやすくなります。

Bämの通販・ECサイト制作の案内では、商品の選び方から注文管理・出荷までを整理し、販売方法や外部連携に応じて制作範囲を確認しています。納期の説明を直す作業と、注文別の予定を管理する仕組みは、今の運用を見ながら分けて相談できます。

高槻市で商品ページや通販の仕組みを見直したい方へ、現在の商品ページ、仕入先の納期回答、一件の注文に沿った日付メモをそろえると、必要な改修を話し合いやすくなります。何日と表示するかに加えて、いつから数え、どの状態で受け取れるかまで、お客様に伝わる案内を整えていきましょう。

商品の納期説明と注文後の案内を、普段の手配・受渡しに合わせて見直します。現在のページや仕入先の回答をもとにご相談いただけます。

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参考資料

確認日:2026年9月8日