「いつもの製品を、今回は少ない数ずつ箱に入れてほしい」「納品先で使うラベルに合わせてほしい」。製造業のホームページでは、製品そのものを変えずに、届け方だけを相談したいお取引先もいらっしゃいます。

こうした希望を受けるページでは、製品を確認する情報と、梱包・ラベルの希望を分けて案内すると、変更したい箇所が伝わりやすくなります。製品図面を一から説明し直していただくよりも、現在の納品方法と希望する変更を並べて相談できる形が親切です。摂津市で製造業のホームページを担当されている方へ、納品条件の指定を受ける案内の整え方を紹介します。

製品を変えず、届け方だけ相談できる案内を置く

摂津市に本社を置くマスパックのアッセンブリ・配送の案内では、什器の製作に加え、数量や種類ごとの梱包、折りたたみ・組み立てなどの納品形態を説明しています。製品の紹介と、どの状態で届けるかの説明を分けると、お取引先が自社の受入れ方を当てはめて相談できます。

自社のページでも、「納品方法にご指定がある場合はご相談ください」という短い案内に、相談できる内容を添えます。箱に入れる数、納品ラベルの原稿、ラベルを貼る位置など、実際に確認していることを挙げると、何を伝えればよいかが分かります。

案内は、加工内容や製品紹介の後に「梱包・納品のご相談」として置く方法があります。製品紹介から相談先へ進む途中で読める位置にし、すでにお取引がある方には、品名や前回の注文が分かる情報を添えていただきます。製品に変更がない場合は、その旨と納品方法の希望を伝えられるようにします。

製品仕様と納品仕様を別の用紙で扱っている会社なら、その分け方をページでも示せます。製品側は図面や品名の確認、納品側は箱・入数・ラベルの指定という案内です。お客様が普段使っている指定書を受け取れるなら、自社様式へすべて転記していただくより、その資料をもとに相談できると伝える方法もあります。

箱の入数とラベルを、一組の見本で伝える

ここでは、金属製の金具を作る会社の架空例を考えます。同じ製品をこれまでは一箱に4個ずつ入れて納品していましたが、お取引先から、次の納品では一箱2個ずつにしてほしいと相談がありました。製品の形状や図面は変えず、受け取った後に小分けしやすい届け方を希望している例です。

この場合は、金具の仕様はそのまま、箱の入数を4個から2個へ変更する希望として確認します。注文全体の製品数を減らす相談とは区別し、箱の数や使う箱、必要な作業と費用を担当者が検討します。ページには「一箱に入れる数」と書き、単に「数量」という欄だけで伺わないようにします。

外箱のラベルに入数を表示しているなら、ラベルの原稿も一緒に確かめます。以前の「4個」の表示を引き継ぐのではなく、新しい箱の中身に合う「2個」の見本で相談します。製品の名前を変えるのか、数量の表示だけを変えるのかが分かると、確認していただく箇所を絞れます。

同じ金具を一箱4個から一箱2個に変える希望に合わせ、ラベルの4個入りを2個入りへ変更する図
一箱あたりの比較です。入数を変える希望とラベルの表示を一緒に確認し、対応できる荷姿を相談します。

ウェブで見せる例には、箱を開けて中の分け方が分かる写真と、ラベルを貼る外側の写真を組み合わせます。ラベル原稿は文字を読める大きさで別に見せ、箱全体の写真だけに情報を詰め込みません。実際の取引先名を載せなくても、公開用の見本で「中身の分け方」「表示する内容」「貼る場所」を説明できます。

お客様から指定原稿を受け取るときも、ラベルのデータだけでなく、どの箱のどこへ貼るものかを確認します。印刷済みのラベルを支給いただくのか、データから自社で印刷するのかで準備が変わるため、その相談ができる案内を添えます。バーコードなどに指定がある場合は、納品先の仕様書も確認する流れにします。

変更が今回の納品だけか、今後も続く希望かも伺います。「今回だけ2個入りにしたい」「次回以降は2個入りにしたい」を書ける短い記入例があれば、適用する範囲を伝えやすくなります。対応可否や費用は確認してお返事する流れを、相談先の近くで案内します。

変更相談の入口を、今のページへ加える

ページを見直すときは、製品を特定する情報と届け方の希望が、混ざらず読めるかを確認します。たとえば、次の二つのまとまりに分けると、相談の材料を揃えやすくなります。

  • 製品の確認:品名や前回の注文が分かる情報、製品仕様を変更するかどうか。
  • 届け方の希望:一箱の入数、ラベルの見本と貼る位置、変更を希望する納品分。

すべてを新しい入力欄にする必要はありません。現在の相談フォームや担当者への連絡で資料を受け取れるなら、案内文と記入例、資料の渡し方を整えるところから始められます。ラベルのデータがまだない段階でも、希望と資料の有無をお知らせいただける形にします。

納品相談ページを製品確認と届け方の希望に分け、品名や前回注文、入数ラベル納品分、荷姿写真とラベル見本を案内する構成図
今の相談方法に合わせて、案内文・記入例・資料の渡し方を整えます。すべてを新しい入力欄にする必要はありません。

先ほどの例なら、「前回と同じ金具を、次の納品から一箱2個にしたいです。製品仕様は変更ありません。ラベルも2個入りの表示に変えたいので、見本を確認しながら相談したいです」と書けます。会社の担当者は、対象の製品と納品予定を確かめ、箱やラベルの準備について返答します。

資料を添付する機能が必要かは、今の受渡し方法から考えます。ページに荷姿の見本と相談の案内を足す作業と、資料を受け取る機能を追加する作業を分けて相談すると、今回の改修範囲を決めやすくなります。個別取引の製品図面やラベル原稿は、公開ページの見本とは分けて扱います。

制作の打合せには、現在の製品紹介ページ、普段の納品方法、公開できる箱とラベルの見本、変更相談でよく伺う内容を用意します。Bämでは、こうした情報をもとに原稿やページ構成の見直しをご相談いただけます。お取引先が納品方法の希望を伝えやすい案内に整えたい方は、摂津市でホームページの制作・改善をご検討の方へのご案内をご覧ください。今のやり取りを活かしながら、ページに足す説明と見本を一緒に考えます。

参考資料

資料確認日:2026年9月10日。