夏の写真や期間限定の案内がホームページの中心になっていると、季節が替わったあとに何を載せるか迷うことがあります。海辺のお店をリニューアルする際は、普段の店舗案内を土台にして、季節の企画を入れ替えられる構成を考えてみてください。過去の写真も、店の歩みとして生かせます。

泉南市の2026年のタルイサザンビーチ海水浴場の案内では、冒頭に営業終了を示したうえで、当時の開設案内を残しています。終了したことを最初に伝え、必要な記録を読める形にする実例です。お店のサイトでも、現在の利用案内と、過去の企画を読む場所を整理すると伝わりやすくなります。

通年の店舗案内を、季節企画の下に埋もれさせない

ここからは、通年営業の海辺のカフェで、夏だけ夕方のテラス企画を行う架空の例を考えます。夏の間は企画を目立たせたい一方、秋以降も食事やお茶を楽しめることを伝えたいお店です。

まず、季節が替わっても使う案内を確認します。どんな食事や飲み物を提供しているか、店内や席はどのような雰囲気か、どこにあり、普段はいつ営業しているか。これらを店舗の紹介としてまとめ、トップページからいつでも進めるようにします。

夏の企画だけを大きく掲載している場合は、その案内の近くにも「カフェのご案内」を置くとよいでしょう。企画への参加を考えている方も、普段の食事で立ち寄りたい方も、それぞれ必要な内容を見つけられます。

トップの写真も、夏の催しだけに頼る必要はありません。海を望む席や、普段提供している料理の写真を土台にし、その時期に案内したい企画を別の小さなまとまりで添える方法があります。夏の案内を外したあとにも、お店の魅力が残る構成です。

メニューや席と営業日を載せる常設のカフェ案内と、年や期間を示す夏のテラス企画を並べた図
季節の企画を入れ替えても、普段の店舗案内への入口を残します。

泉南市の海水浴場の開設期間と、個々のお店の営業期間はそれぞれの案内で確かめるものです。自店が通年営業なら、そのことと現在の営業日を店舗案内で伝えます。周辺の夏の催しが終わったあとも、来店を考えられるページにしておきましょう。

夏の企画は、期間のある案内としてまとめる

季節の企画には、企画名、実施する年と期間、その期間に楽しめる内容をまとめます。トップページでは写真と企画名・期間を短く見せ、詳しい内容は企画のページへつなぎます。通常のカフェメニューと混ざりにくく、期間が終わったときにも整理しやすくなります。

たとえば夏の夕方だけ提供するセットがあるなら、その写真や内容を企画の案内に載せます。通年メニューのページには普段注文できるものを残します。企画の終了時に通常メニューまで書き換える箇所が増えないよう、何をどちらに載せるかを先に決めます。

短い案内で伝わる企画なら、店舗ページの中に期間限定の欄を設ける形でも十分です。複数の写真や詳しい利用案内があり、終了後も記録を残したい場合は、企画ごとのページが使いやすくなります。毎回ページを増やすことを前提にせず、載せたい内容と残したい内容で選びましょう。

翌年も同じ企画を考えている場合は、今年のページをそのまま現在の案内として出し続けるのではなく、次回の内容が決まるまでの表示も相談します。「次回の開催については、決まり次第こちらでご案内します」と書けるのは、実際にその場所で案内する予定がある場合です。未定の時期には、普段の店舗案内へ進めるだけでも役立ちます。

昨年のページは、記録として読める形で残す

企画を終えたあと、写真や紹介文を残す価値があるかを考えます。テラスで過ごす雰囲気、提供した料理、店で開いた催しなど、初めて訪れる方に店の様子を伝えられる記録なら、残す選択ができます。

その場合は、ページ名に実施した年を入れ、本文の最初に終了した企画であることを示します。例のカフェなら、次のような案内です。

この夏のテラス企画は終了しました。このページでは、開催時の様子をご紹介しています。現在のメニューと営業日は「カフェのご案内」をご覧ください。

現在の店舗案内へのリンクは、末尾だけでなく、この文章の近くに置きます。昨年共有されたリンクから直接来た方も、今利用できる内容へ進めます。過去の企画への申込ボタンがある場合は、終了後の案内に切り替えます。

開催中は企画の内容と期間を示し、終了後は冒頭に終了を表示して写真を残し、現在の店舗案内につなぐ図
過去のページを直接開いた方にも、現在の案内への入口を用意します。

写真にも「昨年のテラス企画の様子」など、その場面が分かる短い説明を添えます。写っているセットを今も注文できると受け取られそうなら、開催時に提供したものと分かる説明にします。料理の記録を現在のメニューへ混ぜないことが、写真を残しながら分かりやすく見せるポイントです。

毎年の記録を残すなら、企画のページは年ごとに分け、トップには現在案内する企画だけを載せる形が考えられます。過去の案内は「これまでの企画」から読めるようにします。昨年のページを今年の写真で上書きする前に、昔のリンクから来た方にも同じ企画の記録を見せたいかを決めておきましょう。

一方、写真を残す必要がなく、内容も毎年ほぼ共通なら、一つの企画ページを更新する方法もあります。どちらを選ぶかは、検索順位のためにページを増やすかではなく、過去の内容を店の記録として見てもらいたいかで判断すると整理できます。

開催中と終了後の二つの画面で、改修範囲を決める

制作会社へは、今のトップページ、通常の店舗案内、昨年の企画ページを見せ、残したい写真を伝えます。そのうえで、夏の企画を案内している画面と、企画が終了したあとの画面を比べてみてください。

開催中は、企画の内容と期間を見つけられ、普段のカフェ案内にも進めるか。終了後は、夏の企画が受付中のように見えず、通常の営業が続いていると分かるか。過去のページを直接開いても、現在の店舗案内へ戻れるか。この流れを見ると、直す場所が具体的になります。

変更するのが短い紹介文とリンクだけなら、今の更新機能で対応できることもあります。企画を追加するたびにトップの配置を組み直しているなら、写真・企画名・期間を入れて掲載できる欄を相談します。自動で終了表示に切り替える機能が必要かは、実際に企画を入れ替える頻度や、終了時に確認できる体制に合わせて考えます。

Bämのホームページ制作では、お話と資料をもとに原稿やページ構成を整理します。季節の魅力と普段のお店の案内を両立させたい方は、泉南市のホームページ制作・改善のご案内をご覧ください。残したい写真や過去の企画も伺いながら、次の季節にも使いやすい形を考えます。