文禄堤周辺でお店のサイトを見直すとき、町並みの写真や散策の紹介を残したいと考える方もいらっしゃると思います。その雰囲気を生かしながら、お店で何を買えるか、どのように利用できるかを確認できる構成へ整えることができます。

見直しの出発点は、ページを増やすことより、今ある案内を一つの用件でたどることです。「散策の途中に、自宅で飲む茶葉を一袋買いたい」と考えた方が、商品、販売単位、価格、来店方法まで分かるか。お茶のお店を例に、情報が見つからない箇所を具体的な改修依頼へ変えていきます。

散策の紹介を読んだあと、お店でできることが分かるか

守口市の「メディアでの紹介」には、2023年2月前半号の番組で文禄堤や守口大根の栽培場所を訪れたことが記されています。街の紹介に触れ、その周辺のお店を調べるという場面を考える手掛かりになります。これは過去の番組の紹介記録であり、個々のお店の営業や取扱商品を示す資料ではありません。守口市のメディア紹介

自店のサイトに散策の紹介があるなら、その先で店の利用を判断できるかを確かめます。町の写真を見終わったあとに地図だけが開いても、そこで買えるものが分からなければ、立ち寄るかどうかは決めにくいままです。商品を知る案内と、場所を確認する案内の両方が必要です。

ここからは、文禄堤周辺で茶葉を販売するM02という架空のお店を例にします。M02は贈答箱のほか、自宅用の煎茶とほうじ茶を一袋から店頭で販売しています。通常の買い物は予約不要、営業時間は11時から18時、火曜日が定休日という設定です。

今のサイトには、散策の紹介、茶葉の説明、商品と価格の表、所在地と入口の案内があります。ただし、散策紹介の「お茶を見る」を押すと、贈答箱の写真が大きく開くだけです。商品案内は「こだわり」というメニューの中にあり、自宅用の一袋も買えることへ気づきにくい状態とします。

「情報がない」と「情報へ進めない」を分ける

まず、実際の買い物を一つ決めて、今のページを開きます。M02では「急須で飲む茶葉を、自宅用に一袋選びたい」という用件です。散策紹介から始め、どの言葉を押したか、何が開いたか、その画面で何が分かったかを短く記録します。

贈答箱の拡大写真からは、箱や包みの雰囲気を確認できます。しかし、自宅用の一袋があるか、何グラム入りか、価格はいくらかは読み取れません。この場合、写真の画質を上げるだけでは、買い物の疑問は解消しません。写真を見る操作と、商品条件を読む行先を分けて用意します。

写真の拡大では見た目を確かめ、商品案内では販売単位と価格を読むという役割の違いを示す図

一方、既存の商品ページには、煎茶50g一袋800円、ほうじ茶50g一袋700円という税込価格の表が正しく載っているとします。必要な情報は一部そろっているので、同じ商品説明のページをもう一つ作る前に、散策紹介からそこへ進めるように直します。

点検では、足りない文章、分かりにくい案内名、違う場所を開くリンクを別々に記録します。「一袋から店頭で選べます」という説明がなければ原稿を補います。価格表があるのに見つからなければ、見出しや配置を直します。同じ「分かりにくい」でも、必要な作業が異なります。

お店をよく知る方は、どこを押せば価格表へ行けるかを覚えていることがあります。確認するときは先回りして操作を教えず、初めて見る方がどの案内名を選ぶかを見ます。迷った方の理解力の問題にせず、選ぶための言葉が画面にあるかを確かめると、改修箇所を共有しやすくなります。

今の商品ページを生かして、一袋の買い方を伝える

M02では、散策紹介の終わりに「自宅で飲む茶葉も、一袋から店頭でお選びいただけます」と短く添えます。その下のリンクは「店頭で買える茶葉を見る」とし、既存の商品案内へつなぎます。贈答箱の写真を拡大する操作は、必要なら「写真を大きく見る」と区別します。

メニューの「こだわり」も、商品を探す方が選べる名前へ見直します。例えば「茶葉と店頭での買い方」とし、ページの最初で取扱例と一袋から選べることを示します。茶葉について大切にしている考え方は、そのあとに残せます。説明を捨てるのではなく、買い物に必要な情報が先に見つかる順番へ整えます。

商品案内では、煎茶50g・800円、ほうじ茶50g・700円という税込価格を、商品名と写真の近くで読めるようにします。箱入りの写真だけを並べず、単品の袋が分かる写真を添えます。贈答箱の写真は贈答の説明に残し、単品の価格と箱入りの条件を混同させない配置にします。

写真に小さく印刷された文字だけへ、内容量や価格を任せないことも大切です。通常の文章や表なら、スマートフォンでも読みやすく整えられ、価格変更の際に写真全体を作り直さず更新できます。掲載する数値と商品の説明は、お店が確認した現在の資料に合わせます。

散策紹介から既存の商品案内へ進み、一袋の条件を読んでから営業時間と入口を確認する流れ

このページは店頭で扱う茶葉の案内であり、画面上で在庫を確保する仕組みではありません。M02では取扱例を見て店頭で選ぶ形にし、特定の商品を目当てに来る方が事前に確認したい場合の連絡方法も添えます。商品写真が掲載されていることを、その日の在庫の保証にしないよう、案内の役割をそろえます。

来店導線の改修票に、直したあとの確かめ方を書く

改修票は、来訪目的、必要情報、案内ページ、確認方法を一組にします。新しいページ名だけを並べず、今はどこで用件を確かめられなくなるかと、直したあとに何を答えられる状態にするかを添えます。M02なら次のように記入できます。

来訪目的 M02の改修票
散策中に一袋を買いたい 必要情報:自宅用も店頭で買えること。案内ページ:散策紹介から商品案内へ。写真拡大だけの行先を見直す。確認方法:「一袋から買える」と説明できるか
茶葉と価格を選びたい 必要情報:商品名・50g一袋・税込価格。案内ページ:既存の商品案内の上部。単品写真と表を近づける。確認方法:煎茶一袋800円と贈答箱を取り違えないか
店頭で買い物をしたい 必要情報:予約不要・営業日と時間・入口。案内ページ:商品案内から来店案内へ。確認方法:通常の買い物で予約が要るか、いつどの入口へ行くか分かるか
地図から商品を確かめたい 必要情報:その店で扱う茶葉と買い方。案内ページ:来店案内から商品案内へ戻れるリンク。確認方法:トップを探し直さず、取扱例と販売単位を読めるか

この表の「確認方法」は、ボタンが押せたかだけの検査ではありません。押した先で、来店を考える方が必要な答えを得られるかを確認する項目です。リンクが正常に開いても、贈答箱の写真しかなければ、自宅用を買う方の課題は残ります。

商品ページに置く営業案内は、店舗案内と内容をそろえます。価格と営業時間を各ページへ大量に書き写すより、短い案内と詳しい確認先を組み合わせる方法もあります。変更する箇所が増えすぎないよう、どこに正式な情報を置き、どのページから参照するかを制作会社へ伝えます。

原稿、リンクの配置、更新機能を分けて依頼する

改修票を作ったら、現在のURLと画面、正しい商品表、使える写真をそろえます。M02では商品ページ自体を残し、散策紹介とメニューからの行先、ページ上部の説明、商品と来店のつながりを直す依頼になります。見た目を変えることだけを理由に、URLまで変える必要はありません。

依頼する作業 M02で伝える内容
原稿と写真 一袋から買える説明、現行の内容量と税込価格を整理。贈答箱の写真は残し、単品の袋の写真を追加。必要な撮影は別に確認
案内名と配置 「お茶を見る」の行先とメニュー名を変更。商品条件を先に読める順番にし、写真拡大・商品案内・来店案内を区別
更新する場所 商品名・容量・価格・写真を店側で直せるか確認。繰り返す商品欄が必要なら追加機能として相談し、通販や在庫連携とは分ける

今の編集画面で文章やリンクを変えられるなら、通常の原稿修正で進められる部分があります。商品を追加するたびに配置が崩れる、価格が画像にしかない、同じ表を別々に直す必要がある場合は、商品情報を編集する欄や共通表示の仕組みを相談します。画面の修正と、管理する方法の変更を分けると、見積りの範囲が分かりやすくなります。

本文を編集できても、共通メニューや写真を押したときの動きまで同じ画面で直せるとは限りません。依頼時には、散策紹介の文章、メニュー名、写真の拡大、商品へのリンクをそれぞれ示します。制作会社には変更できる場所と影響するページを確認してもらい、「文章を一か所直すだけ」という見積りと、共通の配置を変更する作業を取り違えないようにします。

写真も、雰囲気を伝えるものと、一袋の大きさや形を確認するものを分けて選びます。単品の袋を追加で撮る場合は、撮影数だけでなく、商品案内のどの位置に使うかを共有します。既に使える写真があるなら、その写真を使った配置から確認でき、全素材を撮り直す判断を急がずに済みます。

来店を案内する改修に、通販の決済や自動の在庫表示を一緒に足すかは別の判断です。M02の通常の買い物は予約不要なので、来店ボタンを新しい予約フォームへつなぐ必要もありません。今のお店の利用方法が伝わる構成を整え、新しい受付方法を始める場合は、店内での対応まで含めて別に相談します。

三つの入口から、同じ買い物の疑問を確かめる

改修後は、散策紹介、商品案内、来店案内の三つをそれぞれ最初の画面として開きます。実際にはトップページを通らず、検索や保存したリンクから途中のページへ来る方もいるためです。どこからでも、自宅用の茶葉を一袋買うための条件を確認できるかを見ます。

散策紹介、商品案内、来店案内の三つの入口から、一袋を買えるか、価格、営業と入口を確かめる図

確認する方には「この店で自宅用の煎茶を一袋買うなら、何グラムでいくらか、予約が必要かを調べてください」と伝えます。続けて、営業日と入口を確認してもらいます。答えだけでなく、どこで見つけたか、押しても期待した説明が出なかった場所があるかを記録します。

改修前と同じ課題で確認すると、変えたリンクや見出しが役立ったかを比較しやすくなります。操作の回数を少なくするために、価格や利用条件を飛ばして地図へ送るのではありません。少し読み進めても、必要な条件を理解して選べることを大切にします。

公開後は、商品案内への遷移や地図の利用を補助的に見ながら、「贈答箱しか買えないと思った」「価格が見つからなかった」といった来店前の質問も記録します。写真の拡大や地図のクリックは、そのまま購入や来店の実績ではありません。確認できた反応を分けて、次に直す場所を考えます。

商品や価格の変更は販売担当が確認し、掲載担当が商品欄と散策紹介に残る説明を見直します。営業条件は店主が確認し、来店案内との一致を確かめます。複数の役割を一人で担う場合も、商品、営業、ページのつながりを順に点検できる記録を残しておきます。

Bämでは、現在の案内を伺い、ページ構成、原稿、写真の見せ方、更新する場所を整理しています。来店導線の改修票と現在のURL、正しい商品表をもとに、守口市のホームページ制作・改善のご案内をご覧ください。今あるページを生かせる部分と、新たに整える文章や仕組みを分けて、改修の範囲を具体化できます。

参考資料

資料確認日:2026年9月8日