道の駅で買った野菜を食べて、「この農園のものを、また買いたい」と思っていただいたとき。手元の袋に書かれた名前から農園を調べられ、その商品の案内と次の購入先が見つかるホームページがあると、売場での出会いをその後につなげられます。

制作を考える際は、包装にある農園名と商品をサイトで確かめられること、その先で今の購入方法が分かることを出発点にしましょう。道の駅の売場を紹介する情報と、農園が自分で伝えられる商品情報を組み合わせれば、再び探してくださる方を案内するページを作れます。

道の駅での出会いを、帰宅後にも確かめられるようにする

河南町の道の駅かなんの紹介では、国道309号沿いの施設で、地場の農産物や果物、生花、加工品などを提供していることが案内されています。いろいろな品が並ぶ売場で、自分の農園の商品を知っていただく機会があります。

道の駅かなんの公式サイトにも、商品紹介や生産者紹介、オンラインショップへの入口があります。自社ホームページを作る際は、このような施設側の案内を生かしながら、自分の農園の商品を確かめるための情報を用意すると役割が見えてきます。

ここからは、道の駅へミニトマトを出荷している架空の農園を例に考えます。お客様は購入後、食卓で気に入り、透明袋に貼られた農園名を手掛かりに調べるとします。知りたいのは、まず「この袋のミニトマトを作っている農園か」、続いて「また買うにはどうすればよいか」です。

そこで、農園紹介だけを長く載せるのではなく、販売している状態の商品写真と農園名、ミニトマトの紹介を近くに置きます。育て方への思いや畑の写真は、その商品を確かめたあとに読めるようにすると、お客様の関心に沿って伝えられます。

包装の農園名と、サイトの商品写真をそろえる

ページを作るために最初に用意したいのは、普段出荷している袋やラベルの写真です。商品だけをきれいに撮った写真に加え、売場で見た包装が分かる写真もあると、手元の品と見比べられます。

例の農園なら、ミニトマトを盛った器の写真と、農園名が見える袋の写真を並べられます。前者では色や形、食卓での姿を、後者では買った商品の目印を伝えます。写真ごとに役割があるので、似た写真を何枚も増やす必要はありません。

購入した袋の農園名と商品名を農園の商品ページでも示し、包装写真で同じ商品か確かめる図
手元の袋と見比べられる名前や写真を、サイトにも用意します。

農園名は画像の中だけでなく、ページの見出しや紹介文にも文字として載せます。包装に使っている名前と、サイト上の名前が異なるなら、その関係を自然に添えます。例えば屋号と生産者名を併記している場合は、サイトでも同じ組合せを見せると確かめやすくなります。

商品の呼び方もそろえます。袋に独自の商品名を載せているなら、その名前と「ミニトマト」という品目を一緒に示します。名前だけ覚えている方にも、品目から探す方にも伝わる説明です。品種名が確認できる場合は特徴とともに添えられますが、見た目から推測して書かず、実際の栽培・出荷資料を使います。

商品紹介には、普段どのように食べていただいているかなど、農園で伝えている内容を短く加えます。お客様が「この商品だった」と確かめたあと、次に購入する理由になる部分です。味わいを表す言葉も、具体的に伝えられる特徴を選びます。

紙のカードや包装にサイトの案内を添えるなら、「農園と商品の紹介はこちら」のように、開いた先で読める内容を示します。すでにQRコードなどを使っている場合は、その行き先を確認し、商品が見つかるページへつながっているかを制作時に確かめます。

同じ商品の紹介から、現在の購入方法へつなぐ

商品が分かった次には、購入の案内を読めるようにします。例のミニトマトを道の駅で販売しているなら、商品紹介の続きに取扱先の名前と公式案内を置けます。「取扱先のご案内を見る」とすれば、農園の商品を知った方が、売場を調べるところまで進めます。

取扱先を載せる際は、自分の農園の出荷・取扱いを確認した情報を使います。施設全体の商品紹介を農園の出荷一覧として転載するより、農園の商品と販売先を結び付けて示します。営業時間やアクセスは施設の公式案内へつなぎ、希望の品の販売状況を尋ねる先も、取扱先と確認して添えます。

自社で直接販売や発送に対応している商品があれば、その購入方法にも進めます。電話で相談を受けているなら相談方法へ、すでに通販の商品ページがあるなら該当する商品へ、というように、実際に利用できる買い方を案内します。

農園の名前や写真と特徴を載せた商品紹介から、道の駅などの取扱先案内と対応している自社販売の買い方案内へ進む図
取扱先と自社販売は、実際に利用できる購入方法に合わせて案内します。

道の駅かなんの公式サイトは、道の駅のオンラインショップにもつながっています。ただし、自分の農園の品を案内するときは、そこに該当商品が掲載されているかを確認します。通販への入口があることだけで、紹介した農産物をそのまま注文できるとは限らないためです。

例の農園がミニトマトの自社発送を行っていなければ、現行の取扱先を案内するページから始められます。農園に商品を知っていただくページがあり、道の駅の案内で売場を調べられる。この分担でも、購入後のお客様を迎えるホームページになります。

案内先の名前だけで迷う場合は、「ミニトマトの取扱先を確認する」「農園の発送商品の案内を見る」など、何を確かめるリンクかを具体的にします。発送商品の内容が違うなら、同じ商品の再注文に見えない言葉を選びます。

袋を手にしたお客様の順序で、制作範囲を決める

最初のホームページなら、農園名と紹介、包装が分かる商品写真、商品ごとの説明、現在の購入案内をひと続きにまとめる構成を考えられます。商品の数が少なければ一ページ内で読める形にし、品目が増えるなら商品紹介を選んで開ける形を相談します。

制作会社へは、実際の包装、掲載したい商品の写真と呼び方、確認済みの取扱先、直接販売をしている場合は現在の買い方を共有します。「道の駅で買った方が、袋の名前から同じ商品を見つけて、もう一度買う方法を調べられるようにしたい」と目的を添えると、必要な写真やページのつながりを話し合いやすくなります。

構成案ができたら、包装を手元に置いてスマートフォンで確かめてみましょう。農園名が一致するか、買った商品の写真と説明が見つかるか、そこから購入の案内へ進めるか。この順にたどると、農園紹介へ戻って探し直す場所や、リンク名を補いたい場所が分かります。

Bämでは、お手元の資料やお話をもとに原稿とページ構成を整理しています。売場で知った商品を後日も探せるホームページを考えている方は、河南町のホームページ制作・改善のご案内をご覧ください。包装や今の購入案内を材料に、農園と道の駅それぞれの案内がつながる構成を相談していただけます。

参考資料

資料確認日:2026年9月14日