ニットの通販サイトを制作するとき、「カーディガンを一商品登録したい」と伝えても、色やサイズが違えば、準備する情報は一つではありません。お客様が選んだ一枚と、在庫の記録、画面に出す写真がつながるように整理すると、商品登録の相談が具体的になります。

泉大津市でニット商品のECサイト制作を検討する際は、まず一型を選び、販売する色とサイズの組合せを書き出してみてください。その組合せを現在の商品管理番号へ対応させ、写真は何を伝えるために使うかを添えます。登録する情報と撮影する内容が見えると、自社で準備する範囲も決めやすくなります。

一型の商品を、色とサイズの組合せまで整理する

泉大津市に本社を置く澤田株式会社は、公式サイトからニットを扱うオンラインショップを案内しています。その通販にあるウェーブカーディガンの商品ページでは、商品名に加えてカラーとサイズの選択欄、SKUの表示が確認できます。ニットの魅力を紹介する文章に、購入する一枚を選ぶための情報を組み合わせている掲載例です。

ここからは、アイボリーとネイビーの二色を、MとLの二サイズで販売するカーディガンの架空例で考えます。商品は一型ですが、在庫を確かめる対象は「アイボリー・M」「アイボリー・L」「ネイビー・M」「ネイビー・L」の四つです。

最初に渡す資料には、商品名と型を識別する品番、その下に販売する色・サイズの組合せを並べます。現在の管理表や販売システムに番号がある場合は、それぞれの組合せに対応する番号も添えます。ウェブサイト用に新しい呼び方を考える前に、今ある商品の記録を使って照合できる形にしましょう。

商品に共通する素材や手入れの説明は、一型の共通情報としてまとめられます。一方、サイズごとの実寸や、色とサイズによって異なる販売可能数は、該当する情報へ対応させます。どこまでが共通で、どこからが選択によって変わるのかが、登録欄を決める手掛かりになります。

一型のカーディガンから、アイボリーとネイビーのMとLそれぞれの在庫記録へ対応する図
在庫の記録は、色とサイズの組合せごとに対応させます。

在庫の記録と、お客様が選ぶ表示を対応させる

色やサイズの違いを、ECでは「バリエーション」と呼ぶことがあります。Shopifyの公式ヘルプでも、オプション値の組合せをバリエーションとして扱い、在庫などを個別に設定する方法を案内しています。利用するサービスが決まる前でも、販売する組合せを整理した資料は相談に使えます。

この例では、一つの商品ページで色とサイズを選び、その選択を四つの記録のいずれかに対応させる構成を考えます。たとえばネイビーのMを選んだときは、その一枚の販売可能数を参照します。同じネイビーでも、Lの在庫を合算した数で購入できる表示にしないよう、登録先を確かめます。

管理側で色番号を使っているなら、番号と表示名の対応を資料に残します。お客様には「アイボリー」と見せ、担当者は今の色番号から同じ品を探せる形です。色名を読みやすく整えるときも、商品写真、選択欄、注文内容に出る名前をそろえると、選んだ色を確認しやすくなります。

また、取り扱っている組合せが一時的に売り切れている場合と、もともと販売していない組合せがある場合では、案内が変わります。自社に該当するものがあれば、資料上で状態を分けて伝えます。公開画面では、選べない理由や販売状態が分かる見せ方を、使うECサービスに合わせて相談します。

在庫数を自社で入力するのか、現在のシステムから渡すのかも、登録の依頼範囲に関係します。まず対応する記録を示し、連携が必要ならその方法を別途確認します。最初に渡した数量が制作中に変わる場合は、公開前に誰が最新の数を入れるかも決めておくと進めやすくなります。

写真は色の確認と着用例で分けて準備する

四つの組合せを登録するからといって、同じ構図を四回撮る必要があるとは限りません。写真には、色や編地を確かめる役割と、着たときの形を知る役割があります。どの選択肢にどの写真を使うかを考えてから、足りない撮影を依頼します。

この例では、まずアイボリーとネイビーをそれぞれ撮り、色別の全体写真を用意します。ネイビーを選んだときにネイビーの写真へ切り替える構成にするなら、その写真をネイビーのM・Lへ対応させます。撮影した現物のサイズも控え、全体写真だけでサイズの違いまで説明しようとはせず、実寸はサイズ情報で確認できるようにします。

着用写真は、撮影したサイズが分かる説明と一緒に使います。アイボリーのMを着た写真を商品共通の着用例として載せるなら、「M着用」という情報を添えます。Lを選んだだけで写真の説明まで「L着用」に変わる構成では、写っている内容と合いません。色別の写真切替と、共通で見せる着用例を分けて依頼すると、この違いが伝わります。

ゆとりの違いが購入時の大きな疑問になる商品なら、別サイズの着用写真を追加する案もあります。一方、まず色を比べたい商品なら、二色を同じ光や背景で撮ることが役立ちます。組合せの数に合わせて撮影を増やすのではなく、その商品で知りたい違いからカットを選びます。

色別の全体写真は選んだ色に対応し、Mを着た写真はサイズを明記した共通の着用例へ割り当てる図
色の選択に対応する写真と、撮影サイズを伝える着用例を分けて準備します。

登録と撮影の範囲が分かる形で相談する

制作会社へは、「一型・二色・二サイズ」と、組合せに対応する現在の管理番号を渡します。そこに、用意済みの写真と新しく必要な写真を添えると、商品登録と撮影の作業を相談できます。次のように分けるだけでも、見積りの前提をそろえやすくなります。

依頼する内容 この例で伝える範囲
商品登録 一型の共通説明と、四つの色・サイズの組合せ。管理番号、価格、販売状態の対応
写真の準備 二色の全体写真と、Mの着用例。既存写真の使用可否を見て、新撮影と調整の範囲を決める
画面への反映 色に対応する写真の切替、共通の着用例の説明、選択した組合せの在庫表示

Bämの通販・ECサイト制作では、商品点数だけでなくサイズや色の選択肢を確認し、登録範囲を見積もります。新しい写真撮影や商品説明の作成は、必要な内容に応じて別途確認する項目です。写真を渡した後の割当てまで頼むのか、自社で登録する部分があるのかも、同じ資料に添えて相談できます。

制作した画面の確認では、実際に一つの色とサイズを選び、写真、選択名、在庫の表示、カートに入る内容が同じ一枚を示すかをたどります。着用例の説明も、選択を変えたときに撮影内容と食い違わないかを見ます。この一型で登録方法が決まれば、ほかのニット商品にも共通して使う欄を整理しやすくなります。

手元の商品管理表と写真をもとに、どこまで制作を依頼するか整理したい場合は、泉大津市のホームページ制作・改善のご案内をご覧ください。商品の色とサイズ、購入する方に見せたい写真から、選びやすいページと登録作業を一緒に考えられます。

参考資料