ハムやソーセージの詰め合わせは、食卓で楽しむ姿を想像できる写真が魅力になります。一方で、料理の写真だけでは、どの商品が何袋入っているのか、切り分ける前の状態で届くのかまでは分からないことがあります。

商品ページを見直すときは、品名・一袋の内容量・袋数をひとまとまりにし、届く状態と食べ方の写真を分けて見せることから始めましょう。お客様が中身を確かめたうえで、味わいや贈り物としての魅力を楽しめる構成にします。

羽曳野市で食肉加工品を販売している方へ、セットの内訳と写真の伝え方を、商品ページの改善例でご紹介します。

「何種類」と「何袋入り」を一緒に伝える

セットの商品名に「いろいろ楽しめる詰め合わせ」と書かれていても、初めて見る方は中身の量を判断できません。種類の多さを楽しむ商品なのか、同じ商品が複数入っていて少しずつ使える商品なのかも、選ぶ理由になります。

タケダハムのオンラインショップには、ハム・ベーコン・ウインナーの三種類を各三パック詰めたセットが掲載されています。種類数に加えて合計のパック数を示し、内訳では品ごとの内容量と数量を確認できます。「三種類」と「九パック」が別の情報として伝わる公開例です。タケダハムの国産熟成シリーズのセット案内

自社のページでも、商品名の近くに「何が、いくつ入るか」を短くまとめます。ここからは、スライスハム80gを二袋、ソーセージ150gを一袋、箱に入れて販売する架空のセットを例にします。

ハムとソーセージの2種類・計3袋入り
スライスハム:80g×2袋
ソーセージ:150g×1袋

このように書けば、一袋の量と届く袋数を分けて読めます。「ハム160g」とまとめるより、二袋に分かれていることも伝わります。反対に、一袋にまとめて入る商品なら、写真や説明も一袋として揃えます。

種類と袋数の案内は、長いブランド紹介より前に置くと見つけやすくなります。セットの中身が固定なら、購入ボタンの近くでも同じ内容を確かめられるようにします。選べるセットの場合は、選択した内容に合わせて表示が変わるかを、別に確認しましょう。

ハム80gの袋が二つ、ソーセージ150gの袋が一つ並び、二種類三袋のセット内訳が分かる図
一袋の内容量と袋数を並べると、小分けの状態も伝わります。

重さの数字に、何を表しているかを添える

内容量は、品名と離さず書きます。複数の数字が並ぶページでは、食品一袋の重さ、セット全体の量、栄養成分の表示単位などを、お客様が行き来しながら読むことになるためです。

今回の例で食品の合計量を載せるなら、「食品の内容量合計310g」と添えられます。そのうえで、一袋ごとの内訳も残します。箱や保冷材を含む配送時の重さを伝える場合は、食品の量とは項目を分け、何を含む数字か分かる名前にします。

消費者庁のガイドブックでも、通販では手に取って量や大きさを確認できないことを踏まえ、まとめ買い商品の総重量や寸法を伝える考え方が紹介されています。数字は多く並べることより、受け取りや保管を想像できる形で示すことが大切です。消費者庁の食品表示情報提供ガイドブック

ハムの「80g」が商品の内容量なら、皿に盛った写真を見ながら、その一皿全体の量だと受け取られないようにします。料理に使う量を紹介したい場合は、「ハム一袋を使った盛り付け例」のように、商品情報とは別の説明を写真に添えられます。

枚数や本数が一定ではない商品は、実際に管理している販売単位を中心に伝えます。写真で見える枚数を、そのまますべての商品で約束する説明にしないよう、現在の商品資料と照らし合わせて掲載します。

届くセットの写真と、食べ方の写真を並べる

セット全体を確認する写真では、届く食品と包装を見せます。袋が重なって中身を数えにくい場合は、箱の写真に続けて、各袋を見渡せる写真を添えると分かりやすくなります。先ほどの例なら、ハム二袋とソーセージ一袋が内訳と対応する形です。

商品を一つずつ紹介する箇所には、それぞれの形や食感が伝わる写真を置けます。スライスかブロックか、一本ずつ分かれているかなど、食品が届いたときの状態と、品名の説明が結び付くようにします。

食べ方の写真は、セットの内容を理解したあとに楽しめる位置へ置きます。「届くセット」「盛り付け例」と見出しを分ければ、未開封の包装と料理の写真が混ざりません。付け合わせや器が写る場合も、写真に近い位置で、販売内容に含まれるものを分かるように伝えます。

たとえば、商品写真には「ハム2袋とソーセージ1袋を箱に入れてお届け」、料理写真には「盛り付け例。野菜と器はセットに含まれません」と添える方法があります。お客様が購入内容を選ぶための説明なので、ページの末尾にまとめるより、該当する写真に添える方が読み取りやすくなります。

写真をすべて撮り直す前に、現在の画像でどこまで伝わるかを見てみましょう。セット全体は分かるがハムの包装が隠れているなら、その部分の写真を追加するだけで補える場合もあります。必要なのは写真の数を増やすことではなく、内訳の一行と実物の見え方がつながることです。

届くセットの写真は包装と袋数を示し、盛り付け例の写真は食べ方を示すという役割の違いを表す図
料理写真の近くにも、セットに含まれる食品と付け合わせの違いを添えます。

切り分けや調理の案内は、品ごとの状態に合わせる

焼き色のついた料理写真を見ると、温めればそのまま同じ料理になるように感じることがあります。実際には、ブロックで届いて切り分ける商品と、スライス済みの商品では、お客様が食卓へ出すまでの作業が違います。

商品ごとの紹介には、「スライス済み」「ブロックでお届け」など、確認できた状態を添えます。加熱や解凍が必要な場合は、その商品の表示や製造元の案内をもとに、食べ方が分かる説明へつなぎます。写真の焼き色から、加熱済みかどうかを判断して書くことは避けましょう。

同じセットの中でも扱い方が異なるなら、共通の食べ方の説明だけでまとめず、該当する食品の近くに書きます。タケダハムの先ほどのページでも、セットの内訳に続けて、各商品の食べ方をそれぞれ紹介しています。商品名、届く状態、食べ方が続いていると、どの案内を読めばよいか分かります。

保存方法も、その食品の現行資料に合わせて掲載します。冷蔵・冷凍といった大きな区分を見やすく示したうえで、具体的な保存の説明を確認できるようにします。温度や期間を、別の商品や料理写真から補わず、商品を確認できる方と掲載内容を揃えます。

今の商品ページで、足りない説明から直す

商品ページをスマートフォンで開き、初めて購入する方の順番で見てみます。最初に何のセットかを知り、種類と袋数を確かめ、写真から包装状態を見て、各食品の食べ方へ進めるかを確認します。

内訳が長い説明の途中に埋まっているなら、商品名と価格の近くへ移す改修が候補になります。量が画像にしか書かれていないなら、同じ場所に文字でも掲載する方法があります。料理写真ばかりなら、届く内容を確認できる写真を補うところから始められます。

セットの種類を切り替える機能がある場合は、選び直したときに写真・内訳・価格が揃って変わるかも見ます。固定内容のセットを一つ紹介するだけなら、まず現在のページの見出しと情報配置で答えられるかを考えましょう。説明の改善に合わせて、大きな機能を一律に追加する必要はありません。

Bämの通販・ECサイト制作では、商品の違いや写真・説明文の役割を整理し、一覧と商品詳細で伝える内容を考えます。商品を選ぶ方の疑問に沿って、今の画面を見直すご相談も承っています。Bämの通販・ECサイト制作

セット内容の伝え方を整えたい方は、現在の商品ページ、実際の内訳、採用している写真をもとに、羽曳野市のホームページ制作・改善のご案内もご覧ください。何をどこへ載せると選びやすくなるか、必要な改修を一緒に整理できます。

参考資料

資料確認日:2026年9月10日