
以前おいしかったぶどうを、もう一度買いたい。そう思ったお客様は、前に開いた商品ページや、手元に残した案内から農園のサイトへ戻ってくることがあります。その間に販売する品種が変わっているなら、前の商品を探す方にも切替えが分かる案内が必要です。
終了した品種の名前と案内を残し、そのそばから現在販売している品種を紹介しましょう。「ぶどう販売中」という共通の言葉だけでまとめず、以前の商品と今の商品を見分けて選べる形にします。
以前の購入ページから読まれることを考える
太子町の特産品ページでは、ぶどうが紹介されています。農園が複数の品種を順に販売する場合は、農園全体として販売が続いていても、前回と同じぶどうを注文できるとは限りません。扱う品種と切替えの時期は、自園の状況をもとに案内します。
まず、以前のお客様が開きそうなページを見ます。品種ごとの商品ページ、過去のお知らせ、商品に添えたカードの読み取り先などです。トップページだけを更新しても、そこを通らずに戻ってくる方には変更が伝わりません。
ここでは、デラウェアの今季販売を終え、シャインマスカットの販売を始める架空の農園を例にします。実在農園の品種構成や現在の販売状況を示すものではありません。以前のデラウェアのページへ戻った方が、何が変わったか理解できる案内を考えます。
前のページの見出しと写真を、説明なしでシャインマスカットへ丸ごと入れ替えると、同じ商品を再注文するつもりの方が戸惑います。デラウェアのページはその品種の紹介として扱い、「デラウェアの今季販売は終了しました」と分かる位置に表示します。
終了の案内から、別の品種を選ぶ入口を置く
終了表示のすぐ下には、現在販売している品種への案内を添えます。例の農園なら、「現在はシャインマスカットを販売しています。品種の特徴と今回の販売内容をご覧ください」とし、その品種のページへつなげられます。
リンク名も「注文を続ける」ではなく、「シャインマスカットの販売案内を見る」のようにします。前と同じ品種の注文を再開する操作ではなく、別の選択肢を確認する入口だと伝わるためです。

現在のページでは、品種名と実物写真、販売する箱の内容や価格を確認できるようにします。前に購入した箱と重さや房数が異なるなら、今回の商品説明の中で示します。以前の購入経験だけに頼らず、今の条件を読んで注文できる構成です。
味や食感を紹介するときは、自園で説明できる特徴を短く添えます。「前の品種より上」と順番を付ける必要はありません。前と違う楽しみ方があるなら、それが分かる言葉と写真が役立ちます。詳しい品種紹介がすでにある場合は、切替案内にすべてを書き足さず、その紹介へつなぎます。
終了した品種を待ちたい方もいます。次回予定が決まっていなければ、そのことを短く伝えます。前年の開始日を翌年の予定として残したり、受付がないのに予約へ誘導したりせず、案内が決まったときに確認できる場所を示しましょう。
切替えのお知らせにも、二つの品種名を入れる
既存のお客様へ見せるお知らせは、「販売品種が変わりました」だけより、何が終了し、今何を扱っているかが分かると親切です。例の農園なら、次のように一続きで伝えられます。
デラウェアの今季販売は終了しました。お買い上げいただき、ありがとうございました。現在はシャインマスカットをご案内しています。今回の箱の内容とご注文方法は、シャインマスカットの販売ページでご確認いただけます。
この文面の近くに対象の年や掲載日を置き、現在の販売ページへリンクします。お知らせが検索結果や保存したリンクから後日読まれたときも、いつの切替案内かを確かめられます。販売状況は、その先のページで更新する形にすると、案内の役割が明確です。

写真付きのお知らせには、今案内する品種の写真を選びます。以前の品種の写真をそのまま大きく見せると、短い文章よりも写真の印象が先に伝わることがあります。両方の写真を使うなら、それぞれの品種名と終了・販売中の状態を近くに置きます。
すでに受けた注文の案内が残っている場合は、新しい販売告知と読み分けられるようにします。たとえばデラウェアの発送についてのお知らせには、対象品種と購入済みのお客様向けの案内であることを明記します。新しく販売する品種の紹介によって、受け付け済みの注文内容まで変わったように見せないためです。
前回の入口から注文直前まで、実際にたどって確かめる
切替えの確認では、トップページを見るだけでなく、以前の商品のリンクから開きます。品種名と終了表示が読み取れるか、現在の商品へ進む前に別品種だと分かるか、進んだ先の写真と商品名が合っているかを順に見ます。
スマートフォンでは、写真の下へスクロールして初めて終了表示が現れることもあります。前の商品のページを開いた直後に状態が分かるかを確認し、購入ボタンの近くにも必要な説明を配置します。大きな告知画像を追加するより、商品名のそばの文章を直すだけで伝わる場合もあります。
制作会社に相談するなら、以前の品種のページ、現在の商品の写真と販売内容、過去にお客様へ渡したリンクやカードを用意します。「以前買った品種のページから、今の別品種を理解して選べるようにしたい」と伝えると、直す場所を絞れます。
新しい販売ページを増やすか、既存の品種紹介と販売案内をつなぎ直すかは、今のサイトに合わせて決められます。Bämは資料やお話をもとに原稿とページ構成を制作しています。以前の購入先と現在の案内のつながりを見直したい方は、太子町でのホームページ制作・改善のご相談をご覧ください。
参考資料
- 太子町:特産品(2023年2月21日更新)
- Bäm:コーポレートサイト制作
資料確認日:2026年9月15日。
