生地の商品ページで「幅110cm、10cm単位」と案内していても、必要な長さを買うために数量をいくつ入れればよいか、すぐに分かるとは限りません。反物の販売も同じページにある場合は、価格がどの長さに対するものかも確かめながら選ぶことになります。

忠岡町で生地の販売ページを整える際は、生地幅と注文する長さを分け、切売りの販売単位・最低購入長さ・入力する数量を近くにまとめると、購入する方が必要な量を考えやすくなります。一反で買う場合の長さと案内先も分け、同じ生地の二つの買い方をたどれるようにしましょう。

生地幅と、注文する長さを分けて示す

まず、一つの商品について、仕様として決まっている幅と、お客様が選ぶ長さを書き分けます。「110cm×10cm」という寸法だけを置くより、「生地幅:110cm」「販売単位:長さ10cmごと」と分けると、どちらを増やして注文するのかが伝わります。

幅は、その商品の資料や現物で確認した値を使います。同じ素材名でも商品によって幅が異なるなら、それぞれの商品仕様へ載せます。広げた布の写真に幅方向と長さ方向を示す小さな図を添える方法もあります。数値は画像だけに閉じ込めず、商品説明の文字でも読めるようにします。

ここからは、幅110cmの綿生地を、長さ10cm単位・50cm以上で販売する架空のお店を例にします。数量12で注文すると、幅110cm・長さ1.2mのつながった一枚を用意する設定です。布の幅は変わらず、数量に合わせて長さが変わることを、広げた形と一緒に示せます。

幅110cmの布を長さ1.2mのつながった一枚として示し、数量12と販売単位10cmの関係を添えた図
本文の架空例です。幅は商品の仕様、長さは注文する量として示します。

商品写真には、生地を広げた全体と、織りや柄が分かる寄りの写真を用意します。柄の大きさを伝える写真と、購入する布の寸法を伝える図は役割が異なります。ものづくりに使う長さを検討している方が、商品仕様へ戻って確認できる並びにすると役立ちます。

切売りは数量欄の近くに単位と最小長さを置く

「10cm単位」は長さを増やす刻みで、「50cm以上」は購入できる最小の長さです。二つの条件がある商品では、片方だけを商品名に入れるより、数量を入力する場所の近くへ一緒に置きます。例のお店なら、次のように案内できます。

長さ10cm単位、50cmから承ります。数量5で50cm、数量12で1.2mです。ご注文の長さを、つながった一枚でお届けします。

価格のそばにも「長さ10cmあたり」と単位を添えます。生地幅は別の仕様欄にあるため、価格を何倍すれば希望の長さになるかを考えやすくなります。数量を選んだ後に合計金額が変わる画面なら、その金額と長さの案内が対応しているかを確かめます。

掲載例として、都香庵の購入ガイドでは、10cm単位で販売する生地の最低購入長さを別に案内し、数量7なら70cmをつなげて裁断すると説明しています。条件は商品によって異なりますが、単位と最低数量、届く形を一緒に知らせる参考になります。

ご利用ガイドに詳しい説明がある場合も、注文に直接必要な短い案内は商品ページへ残します。スマートフォンで数量欄まで進んだときに、最小長さを探してページ上部へ何度も戻らなくて済む配置を考えます。

お店の実際の販売方法が「必要な長さをmで入力する」形なら、数量への換算例を無理に加える必要はありません。1.2mを選ぶ操作と、その長さが届く説明を合わせます。販売ルールを画面に合わせて作り替える前に、今の仕組みでどう表示できるかを制作時に確認しましょう。

一反で購入する案内は、長さを確かめられる形にする

反販売では、「一反」という名称に、その商品の長さを添えます。布生地専門イワキのご利用ガイドでは、カット販売と反販売を分け、一反の長さは生地の種類で異なり、多少前後する場合もあると説明しています。反を一律の長さとして扱わず、自社の商品条件に沿って案内することが大切です。

長さが確定した反をそのまま販売するなら、商品ページにその長さと一反あたりの価格を載せられます。実際の一本の長さを確認してから販売するお店なら、目安の長さと、どの段階で長さ・金額を案内するかを示します。確定していない数値を、購入時点で保証する長さのように見せないようにします。

架空のお店では、切売りは商品ページから注文でき、反購入は担当者が実際の長さを確認して案内することにします。同じ生地の説明の中に「必要な長さで購入する」と「一反での購入について確認する」を置けば、お客様は希望する買い方へ進めます。

切売りは10cm単位50cmからで数量12なら1.2m、反購入は一本の長さを確認し長さと金額を案内する架空例の比較図
反購入の条件が確認後に決まるお店の例。実際の販売方法に合わせます。

二つを別の商品ページにする場合は、同じ生地へ戻れるリンクを付け、リンク先でも生地名や色が対応するようにします。一つの選択欄で切り替える場合は、切売りの単価が反販売に残るなどの食い違いがないかを確認します。どちらの構成でも、今選んでいる買い方が見えることを優先します。

残りの生地を一定の長さで販売する商品があるなら、それは必要な長さを選べる切売りとは別の案内にできます。「幅110cm・長さ80cmの一枚」など、届く形を商品ごとに示します。通常の切売りと同じ数量説明を流用せず、実際に販売する内容に合わせます。

代表の一商品で、写真と注文の説明を合わせる

ページ制作の相談には、代表的な生地一つを選び、幅が分かる資料、切売りの単位と最小長さ、反販売の条件、使える写真を用意します。複雑な管理表を新しく作るより、現在の注文の受け方を、画面に載せる短い言葉にしてみるところから始められます。

見本のページができたら、「この生地を1.2m買いたい」という場面で確認します。商品仕様で幅が分かり、数量欄の近くで必要な入力が分かり、注文内容にも選んだ販売方法が残るかをたどります。反購入についても、長さを確認する場所や次の手順が見つかるかを確かめます。

うまく伝わらない箇所があれば、説明を長く足す前に、価格と単位、数量と長さの距離を見直します。離れた場所にある情報を近づけるだけで解決することもあります。写真は生地の表情、図は幅と長さ、文字は購入条件というように、役割を合わせて整えましょう。

Bämの通販・ECサイト制作では、今の売り方を伺い、商品の写真・説明とページ構成を整理します。反物とカット販売の案内を整えたい方は、代表商品の資料と現在の販売ページをもとに、忠岡町のホームページ制作・改善のご案内からご相談ください。必要な長さを選ぶ方と、一反での購入を考える方が、それぞれ条件を確かめられる掲載方法を考えます。

参考資料