
共同研究を始めたお知らせが、企業サイトに数年前のまま残っていることがあります。その後の発表へ案内を加えると、研究の出発点から、今どこまで進んでいるかを続けて読めます。吹田・健都での研究連携を紹介する企業も、当時の目的や予定を残し、確認できた進展と現行の事業案内へつなぐ構成で見直してみましょう。
開始の発表を、その時点の記録として残す
吹田市の健都における共創の案内は、産学官民の連携により新たな製品・サービスを生み出す取組を紹介しています。企業サイトでは、そこで自社が何の研究に関わり、どんな仕事を担当するかを、発表できる資料に沿って伝えます。
開始時の説明例として、国立循環器病研究センターが2022年3月に掲載したSMKとの共同研究開始の発表には、当時の開発・サービス化の予定と、各機関の役割が記されています。研究を始めた段階で目指していたことを、後から確かめられる形です。
自社のお知らせにも、発表日、研究の目的、担当、当時の予定を対応させます。後に状況が進んだら、新しい発表への案内を添えます。開始のお知らせの日付のまま本文全体を最新の内容へ書き換えるより、追記した日と、その後の進展が分かる書き方を考えます。

新しい発表へ進み、到達した段階を確かめる
同じ共同研究について、国立循環器病研究センターの2025年1月17日付の発表は、対象モデルの開発完了と販売開始を報告しています。その中には、別の対象の共同研究を継続する説明や、2022年の開始発表への参照もあります。
自社の新しい見出しにも、どの技術について何を完了したかを含めます。研究が継続する対象がある場合は、その説明も添えます。「研究が進みました」という短い報告から一歩進めて、今回発表できる内容が分かる文章にします。
過去のお知らせには、新しい発表の題名、日付、リンクを加えられます。新しい発表にも、前の発表へ戻る案内を置くと、研究の経緯を読めます。途中で名称や共同研究先が変わった場合は、そのつながりを研究担当者と確かめて短く補足します。
製品の案内は、現行の仕様と提供範囲へつなぐ
開発完了の発表がある技術を製品紹介へつなぐときは、現在の仕様と、受けられる相談を事業の担当者に確認します。販売や提供を開始した場合は、その案内へ進めるようにし、試作や評価の相談を受ける段階なら、今の対応を表す言葉で紹介します。

研究で示した結果を製品の説明にも用いる場合は、測定の対象・条件と、現行製品に当てはまる範囲を担当者と確かめます。研究機関との連携の説明と、製品でできることの説明に、それぞれ合う資料を用意します。
公開前は、開始時の発表、新しい発表、製品やサービスの案内を順に開きます。日付と対象の名前がつながり、現在の提供内容まで読めるかを確認します。共同研究先の名称、図、結果の記載は、掲載する原稿で関係者に確認してもらいます。
Bämのコーポレートサイト制作には、過去の発表資料と、現在公開できる進捗・事業の資料をお持ちいただけます。研究連携の紹介を見直したい方は、吹田市のホームページ制作・改善のご案内をご覧ください。過去の発表から今の仕事へ進める文章と構成を整えます。
参考資料
- 吹田市:健都における共創の取組
- 国立循環器病研究センター:SMKとの共同研究・開発の開始(2022年3月)
- 国立循環器病研究センター:SMKとの共同研究・開発の完了の発表(2025年1月17日)
- Bäm:コーポレートサイト制作
資料確認日:2026年10月25日。各発表時点を分けて伝えるサイト構成の提案です。研究や製品の医療上の有用性、現在の販売条件を評価した記事ではありません。図は説明用です。
