
共同研究の終了後も、過去の発表や報告書からサイトへ来る方がいます。柏で共同研究のページを残すなら、終了した範囲と期間を示したうえで、成果を読む先と、現在相談を受ける先を案内します。当時の研究組織や連絡先を載せた記録と、いま受け付けている相談が読み分けられる構成に整えます。
柏市の産学連携拠点・学術研究機関の案内には、東京大学柏キャンパスや東大柏ベンチャープラザなどが掲載されています。複数の機関が関わった研究を紹介するページでは、終了後に情報を確認する担当と、相談を受ける窓口を決めておきます。
何が終了したかを、期間とともに示す
まず、終了報告などで、区切りとなった対象と日付を確かめます。共同研究の実施期間、支援事業の期間、実証への参加募集では、終了が意味する範囲が違います。ページの冒頭には、そのページで紹介している研究の名称と、終了した対象が分かる説明を置きます。
JSTのCOIプログラムのサイトは、プログラムが2022年3月末に終了したことを冒頭で示しています。同じページで、2026年6月に公開した追跡調査報告書も案内しています。制度の終了を伝えながら、終了後の報告書の公開も案内する例です。
自社のページでも、支援事業が終わった後に別の体制で研究を続けているなら、そのことを現在の担当者に確認して追記します。終了した期間の実績と、継続している活動がそれぞれ分かる書き方にします。製品やサービスの提供状況も、研究期間の終了だけから決めず、現在の事業として確かめます。
成果を読む案内と、現在の相談先を分ける
成果を調べている方には、報告書や発表資料の一覧を案内します。研究内容について尋ねたい方、製品の利用を検討する方には、現在その用件を受ける組織や部署を示します。次のように、訪れた方の目的に合う言葉で行き先を整理できます。
- 成果を読む:研究期間、資料名、公表時期が分かる報告書や発表資料へ案内する。
- 研究について相談する:研究内容や新たな連携の相談を、現在受け付ける窓口へつなぐ。
- 製品・サービスについて相談する:現在提供している内容と、その仕様や導入を確認できる窓口へ案内する。

JSTの産学連携・技術移転の問い合わせ一覧にも、各終了制度についての問い合わせ区分があります。自社の共同研究サイトでは、終了した研究についてどこまで答えられるかを、受け手と確認します。窓口を引き継ぐ組織がある場合も、名称を載せる前に、受け付ける用件と連絡先をそろえます。
研究に参加した企業が製品を販売している場合は、現在の製品ページへつなぎます。共同研究の参加機関一覧だけでは、販売や導入を担当する会社までは分かりません。研究当時の試作品と現在提供する物の関係も、事業担当者が説明できる範囲で添えます。
報告書の記録と、現在の案内をつなぐ
過去の報告書に所属や担当者が記されている場合は、その情報を公表当時の記録として扱います。サイトの案内ページには、現在の資料閲覧先と問い合わせ先を載せます。担当者が異動した場合も、報告書にある個人の連絡先を現在の窓口として使い続けられるか、受け手に確かめます。

資料のリンクには、名称と公表時期を添えます。公開が終了した資料は、現在閲覧できないことが分かる説明にし、開けない「ダウンロード」のボタンを残さないようにします。移転先の資料を案内できる場合は、同じ資料であることと、現在読めることを確認してリンクを直します。
サイトを改修したら、過去の研究ページから入り、成果資料を探す流れと、現在の相談先を探す流れをたどります。過去の発表に記載したURLからも、終了した研究の案内へ着けるかを確認します。受付を終えた研究への参加募集や、現在確認できない連絡先が、今の案内として混ざっていないかも見ておきます。
制作相談には、終了報告、残す成果資料、現在の窓口、提供中の製品・サービスの説明と、今のページのURLを用意します。Bämのサイトリニューアルのご案内では、使える情報や機能を確認して、内容の修正と改修の範囲を考えます。柏市のホームページ制作・見直しのご相談へ、残したい研究の記録と、今の案内をどうつなぐかをお持ちください。
参考資料
資料確認日:2026年10月25日。JSTは制度の終了表示と資料・窓口の案内の公開例であり、柏市の特定研究の終了や事業化を示すものではありません。個別の研究期間、資料の公開状況、現在の窓口と提供内容は、担当する組織が確認した情報を掲載します。
