お店の看板では英字、ホームページではカタカナ、SNSでは地域名を添えた名前を使っている。どれも自分のお店を表していても、初めて見る方には同じ店か迷うことがあります。名前を整えるときは、まず実際に使っている店名を確かめ、その読み方や所在地を別の情報として添えてみましょう。
四條畷市では、市名の「四條畷」と駅名の「四条畷」のように、似ていても使い分ける名称があります。文字を一括で置き換えるより、何の名前を書いているかを確認することが、正しい店舗案内につながります。
看板と店舗紹介を並べ、店の名前を確かめる
ここでは、看板とショップカードに「mori」と記載している架空の雑貨店を例にします。ホームページの見出しは「モリ雑貨店」、SNSの表示名は「mori 四條畷」となっており、担当者が分かりやすくしようと少しずつ説明を足してきた設定です。
最初に店主へ確認するのは、日頃お客様へ案内している店名です。この例では「mori」が店名、「もり」が読み方、「雑貨店」は取り扱うものの説明です。それぞれの役割を分けると、お店の名前を変えずに、初めての方にも意味を補えます。
確認には、入口の看板、ショップカード、現在の店舗紹介を並べます。ロゴの大文字・小文字や空白も見比べ、どの文字列を文章中の店名として使うかを決めます。見た目のロゴはそのまま生かし、文字で案内するときの基準を整える作業です。

お店を営む会社の名称と店名が違う場合もあります。会社名へすべて置き換えるのではなく、お客様が訪ねる店の名前と運営者の名前を、店舗紹介の中で分かるようにします。支店名がある場合は、それが店名の一部として使われているかも確認します。
以前の名前や、別店舗の名前が見つかったときは、現在の表記ゆれと分けて扱います。旧店名を記した開店当時の記事や別支店の紹介まで、一括で書き換えると内容の意味が変わってしまいます。今回整えるのは、現在のお店を案内する箇所だと決めて進めます。
市名と駅名は、それぞれの名称で書く
四條畷市の市役所の最寄り駅の案内では、市名を「四條畷市」、駅名を「四条畷駅」と記載しています。市名と駅名で字が違っていても、それぞれの名称に沿った表記です。
店舗ページでも、所在地には確認した住所を、アクセス欄には利用する駅の名称を記載します。市名の「條」にそろえるため、駅名まで置き換える必要はありません。逆に、駅名を基準にして住所の市名を変えることもしません。

住所は、お店が確認した郵便番号、市町村名、町名、番地、建物名や階をもとに整えます。駅名は交通機関などの公式案内と照合します。お店へ来る方が利用しやすい駅を確かめて案内しましょう。
ショップカードに住所が途中までしか載っていない場合は、その短縮形をホームページへそのまま移すより、店舗案内で所在地を詳しく示します。一方、駅からの道順や目印はアクセスの説明へ置くと、住所そのものと補足を見分けやすくなります。
「しじょうなわて」という読みを補いたい場合は、必要な箇所に自然に添えます。店名の読みと市名の読みを一つの名称へ詰め込まず、初めて読む方が知りたいところで確認できるようにします。
店名と補足説明を分けて掲載する
例のお店のホームページでは、店舗名の欄を「mori」とし、その近くに読み方の「もり」を添えられます。紹介文には「四條畷市で、器や布小物を扱う雑貨店です」のように、所在地と取り扱いを自然な文章で伝えます。店名、読み方、どんな店かが、それぞれ分かる構成です。
トップページの見出し、店舗紹介、ページ下部の店舗情報も、この店名を基準に確認します。ロゴ画像だけを見せている場合は、店舗紹介などに店名を文字でも載せると、読み方と合わせて確かめられます。画像の中の名前を毎回作り直す必要はありません。
外部サービスにも同じ店名を案内しますが、ホームページの紹介文をそのまま名前欄へ貼り付けるわけではありません。Googleのビジネス情報ガイドラインでは、実際に一貫して使われているビジネス名を用い、住所や営業時間などは別の項目に記載するよう案内しています。
そのため、地域や取り扱いを伝えたい場合も、ビジネス名へ説明を足す前に、対応する掲載欄を確認します。ホームページで読み方を添える見せ方と、Googleのビジネス名欄に複数の文字表記を並べることも別です。各媒体の項目とルールに合わせて、店名と説明の役割を保ちます。
SNSでも、表示名、アカウントを識別する名前、プロフィールの紹介文は別の項目です。現在どこに店名や地域名を書いているかを見て、同じ店だと分かる案内を整えます。プロフィールの表記を直すためだけに、既存リンクの行き先が変わる変更まで一緒に行う必要はありません。
直す場所と確認できた状態を残す
作業用のメモには、基準となる店名と読み方、確認した住所、案内する駅名をまとめます。続けて、ホームページの店舗紹介、SNS、地図サービス、予約先など、現在お客様が見る掲載先を書きます。使っていない媒体を増やすための一覧ではなく、今ある案内をそろえるためのメモです。
自分で直せる箇所と、制作会社や掲載先へ修正を頼む箇所を分けます。依頼するときは、該当するページと、今の表記、変更したい表記を一緒に示すと伝わります。「名称を統一してください」だけでなく、「店舗名の欄をmoriへそろえ、雑貨店という説明は紹介文に残したい」と具体化できます。
修正後は、保存できたかに加えて、お客様が開く画面でどう表示されているかを見ます。外部サービスに申請した変更は、依頼済みと表示確認済みを分けて残します。すべてがすぐ同時に変わると考えず、確認できた掲載先から記録していきます。
最後に、看板の写真を見た方が店舗紹介へ進み、同じ名前と所在地を確かめられるかを見ます。地図や予約先へのリンクを開いても同じお店だと分かれば、来店前の迷いを減らす案内になります。表記をそろえたことだけで検索順位の変化を判断せず、まず実際の表示と行き先を確認しましょう。
Bämでは、お手元の資料やお話をもとに原稿とページ構成を整理します。看板やショップカードとホームページの名前が少しずつ違ってきた方は、四條畷市のホームページ制作・改善をご覧ください。今使っている名称を確かめながら、店名と補足情報を分かりやすく案内する形を一緒に考えます。