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UX公開 更新

新デザインの確認で旧サイトの便利さを失わないための見方

この記事で分かること

ホームページの新デザインを確認するとき、旧サイトでできた用事が新画面でも完了できるかを見る方法。代表的な操作を選び、入口・手順・結果を比較して修正を伝えます。

読み方
旧サイトと新しい画面案を見比べる担当者の説明用写真。記事の全文タイトルと正式Bämロゴ。

新しいホームページのデザイン案を見ると、色や写真、余白の印象に目が向きます。しかし、旧サイトの見た目を変える過程で、製品資料へすぐ進めるリンクや、問い合わせ先が分かる案内まで消してしまうことがあります。代表的な用事を旧サイトと新案の両方で行い、目的の情報や操作の完了までたどれるかを確認すると、残したい便利さを具体的に伝えられます。

残したいのは配置より、実際にできていたこと

まず、営業や受付の担当者に、利用者からよく聞かれる用事を挙げてもらいます。「製品の仕様を確かめる」「見積りに必要な資料を探す」「営業所へ電話する」など、今のサイトで本当に行われるものから少数を選びます。訪問記録やサイト内検索、問い合わせ内容が使えるなら、それも手がかりです。管理者が好きなページだけを選ばず、初めて訪れた人の入口も考えます。

旧サイトで、その用事をどこから始め、何を読み、どのボタンやリンクで終えたかを書き出します。「画面の右上にあったから便利」ではなく、「製品詳細から仕様PDFに一回で進めた」のように、利用者の行動と結果で記録します。新デザインでは同じ位置に戻す必要はありません。同じ用事を迷わず終えられる別の配置なら、その良さも評価できます。

旧サイトと新デザインで同じ用事の入口、途中の選択、完了を並べて比べる図
画面の形ではなく、同じ用事を完了できるかを比べます。

画面案は「見える」だけでなく、通して使う

トップページの一枚絵だけでは、資料を開けるか、入力フォームの後に何が起こるかまでは分かりません。重要な用事は、入口から終わりまでつながった試作画面で確認します。試作でまだ動かない箇所は「実装前」と記録し、公開前にもう一度確かめる約束をします。画像の印象だけで操作が済むと判断しません。

GOV.UKのユーザビリティテスト案内では、試作やサービス上で具体的な用事を行ってもらい、完了できるかを見る方法を示しています。社内だけで確認する場合も、答えになるボタン名を先に教えず、「この製品の資料を探してください」のように用事を伝えます。途中で止まった場所、別の入口へ戻った理由、終わったと思った画面を記録すると、単なる好みの違いと操作上の問題を分けられます。

普段の閲覧環境にも目を向けます。スマートフォンでメニューが閉じた後に再び目的のページへ戻れるか、キーボードでリンクをたどれるか、文字を拡大したときに案内が隠れないかなど、使い方によって変わる点があります。W3C WAIの利用者参加の案内は、対象となる人に試作で具体的な操作をしてもらう意義を説明しています。少人数の確認で全利用者の行動を断定せず、見つかった困りごとを修正の材料にします。

違いを、修正できる言葉で返す

確認表には、用事、旧サイトの進み方、新案の進み方、結果を一行ずつ残します。たとえば「旧サイトでは商品詳細から仕様を開けた。新案では資料一覧へ戻らないと見つからない」という記録なら、次に直す導線を相談できます。「前の方が使いやすい」だけでは、制作側は何を残すべきか分かりません。

結果は、用事を完了できたか、時間がかかっても完了できたか、途中で止まったか、試作が未実装で判定できないかを分けます。重要な問い合わせや購入につながる用事が止まるなら、写真の好みより先に直す候補です。旧サイトにも迷いやすい箇所があれば、その不便まで引き継がず、新案で改善できているかを見ます。

新旧画面の用事を確認した結果を、完了・迷い・停止・未実装に分けて修正を決める図
結果と理由を分けると、次の修正が具体的になります。

公開前に、重要な用事をもう一度通す

デザイン案での確認は途中の判断です。原稿や機能を入れた公開前の画面では、同じ用事をもう一度通します。仮のリンクが実際の資料に変わり、問い合わせ先や営業情報が最新になったかを確かめます。変更が入った用事を優先すれば、すべてのページを同じ細かさで見直す必要はありません。

既存サイトの問題点を調べる記事は、今のサイトの調査全般です。リニューアル時期の記事は、着手の判断を扱います。本稿は新デザイン案を受け取った後の操作比較です。Bämのリニューアルと部分改修の相談案内でも、残す内容と仕組みを分けて考えます。旧サイトで役立っていた操作を一緒に示すと、新案で守る部分と変える部分を話し合いやすくなります。

参考資料

資料確認日:2026年9月26日。対象サイトの試作画面と利用記録は未提示のため、用事と経路は確認方法の例です。

次の一歩読んだあとに

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この記事を書いた人

Bäm[バム]運営事務局株式会社みやあじよ

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