
「オンラインデモを予約する」と書かれていても、担当者の画面共有を見る時間なのか、自分で製品を操作する時間なのかは分かりません。実際には課題の聞き取りと説明が中心なのに、操作体験を期待して予約した人が当日に初めて内容を知ると、確認したかった点を持ち帰れないかもしれません。予約ボタンの前に、所要時間、誰が参加し、何をするか、必要な準備を示します。
以下の進行図は説明用の例です。特定のITサービスやBämが実施するデモの内容・時間を示しません。実際の予約ページには、営業担当と製品担当が確認した条件を載せます。
「見る」「相談する」「自分で操作する」を明記する
担当者が画面を動かして標準的な流れを見せるなら、「担当者の画面共有で操作の流れを見ます」と書きます。会社の課題を聞いて製品の使い方を提案するなら、聞き取りが含まれることも案内します。参加者自身が試用環境を操作できるなら、その範囲と必要なアカウントを示します。三つを一回で行う場合も、実際の順番と時間配分を公開できる範囲で示せます。
たとえばサイボウズのオンライン相談は、クラウド製品のデモを見るだけでなく、スタッフが疑問や要望を聞き、活用方法や今後の進め方を提案すると説明しています。一方、同社のkintoneハンズオン講座の動画版は、利用者が自分の環境で操作する学習内容、所要時間、事前準備を示しています。どちらも「画面を見る」機会ですが、参加者が行うことは異なります。現在提供されているのは動画版で、以前のセミナー版は終了しています。

所要時間と同席者は、実際の進行に合わせて書く
予約画面では、枠の長さだけでなく、その時間でどこまで扱えるかを示します。たとえば「最初に用途を伺い、担当者が標準画面を共有し、最後に質問を受ける」という進行なら、参加者は見たい操作を事前に考えられます。個別の設定や費用の検討は別の相談になるなら、その境界も先に伝えます。どの会社にも同じ所要時間を当てはめず、実際の予約枠と担当者の進行に合わせます。
提供側が営業担当だけなのか、製品の操作を説明できる担当者も同席するのかを明記します。参加者側も、操作担当者の同席が役立つのか、決裁者が必須なのかを実際の進め方から決めます。必要ない同席者を予約条件として増やさない方が、目的に合う相談を始めやすくなります。

準備物と、当日できないことも予約前に
画面共有を見るだけなら、会議に接続できる端末と音声の用意が中心です。自分で操作するなら、試用アカウントや事前に開く環境の準備が必要なことがあります。実データを使わない場合は「当日は用意したサンプルデータを使います」と示し、顧客データを送る必要があるかのように見せません。製品担当が個別環境をその場で設定できないなら、その限界も短く書きます。
予約を確定した後の参加URLや個別日時は確認メールなどで案内します。予約後の持ち物や連絡方法の整理は、Bämの予約後案内の記事も参考になります。この記事で扱うのは、その前にデモの中身を選べる状態にすることです。
BämのIT・BtoBサービスのホームページ制作では、利用場面、機能、支援範囲、相談への流れを整理します。オンラインデモの進行と準備条件が決まっていれば、製品紹介から予約までの案内を実際の提供内容に合わせて整えられます。操作可能なデモそのものを新しく開発する場合は、サイトの原稿・構成とは別に範囲を確かめます。
参考資料
資料確認日:2026年9月26日。図中のデモ進行は説明用で、各社やBämの個別プランを示しません。
