季節の詰め合わせや贈り物用のお菓子の予約を始めるとき、以前の商品ページを使えると準備が進めやすくなります。一方、中身を少し変えている場合は、写真や紹介文だけでなく、原材料の案内も今回の商品へ合わせておきたいところです。
予約を受ける内容を決め、その商品に対応する現行の資料から掲載情報を揃えることが出発点です。通常の商品の情報を読める場所と、材料について個別に相談できる入口を用意し、予約前に確かめられるページを考えます。
今年の予約内容に、資料を合わせる
熊取町のパティスリー ル・プルニエの公式サイトでは、ケーキや焼き菓子の紹介に加え、商品について質問できる窓口を案内しています。商品を選ぶための説明と、詳しく確かめたいときの案内をホームページに用意する地域の掲載例です。
自店の予約ページでは、まず今回受け付ける商品を一つ選びます。単品ならその菓子、詰め合わせなら箱に入る菓子の組み合わせを決めます。同じセット名でも、前年と中身が違うなら、今回の組み合わせに合う資料が必要です。
ここでは、予約用の焼き菓子詰め合わせを作る架空のお店を例にします。前年のセットから一種類を入れ替え、今年の予約を始める設定です。前年の商品ページには、当時の箱の写真と、それぞれの菓子の原材料情報が残っています。
お店では、今年入れる菓子の名前を並べ、各商品の現行の表示資料と対応させます。差し替えた一種類だけでなく、続けて入れる品も、材料や仕様が変わっていないかを確認します。実物の包装やラベルを使う場合は、今回の製造内容に合うものを揃えます。

制作会社へは、「前年のページを再利用したい」という依頼に、今回の中身と使用する資料を添えます。古い資料も比較に必要なら残し、掲載に使うものが分かるようにします。ファイル名の新しさだけで選ぶより、商品を作る方が今回の内容を確認することが大切です。
原材料は商品ごとに、読める文字で載せる
詰め合わせのページには、各菓子の名前と、その菓子の原材料情報を対応させて載せます。先ほどの例なら、箱全体の写真で中身を紹介したあと、菓子ごとに見出しを付けて材料を読める形にします。どの説明がどの品を指すかが分かる順序です。
表示資料をページへ移す際は、確認済みの内容を文字として掲載します。ラベル写真も補足になりますが、写真を拡大しないと読めない状態にせず、スマートフォンでも商品名と材料を続けて読めるようにします。文字に起こしたあとは、お店が元資料と照合します。
消費者庁の2022年の食品表示情報提供ガイドブックは、原材料の掲載に加え、アレルゲンの情報を独立した欄で示すなど、読みやすくする方法を紹介しています。ページの余白を使って、必要な情報を見つけやすくする参考になります。
アレルゲンの欄を別に設ける場合も、原材料名から制作担当が独自に推測して埋めるのではなく、お店で確認した情報を使います。原材料欄と別欄で内容が食い違わないよう、同じ商品の資料から確認します。アイコンを使う場合は、文字でも何を示すかが分かる形にします。
今年入れ替えた菓子は、写真と名前、原材料の案内をまとめて直します。前年の菓子の説明が折りたたみ欄や別の案内画像に残っていないかも、その商品に関係する範囲で確認します。予約ボタンの手前から、現在の情報へ進めることが目安です。
材料を変えたい相談は、予約前に確認する
通常商品の材料を掲載していても、「この材料を使わない形で作れますか」といった相談をいただく場合があります。そのときは、通常商品の説明を読む入口とは別に、お店へ事前に確認できる方法を案内します。
たとえば、「材料について確認したいことがある方は、ご予約前にお店へご相談ください。ご希望の商品の内容を確認してご案内します」という文章を、原材料情報の近くへ置けます。実際に受け付けている電話や問い合わせ方法へつなぎ、相談の段階であることが伝わる案内にします。
材料の変更を受けられるかは、商品の作り方や使用する材料、製造環境などを把握するお店で確認します。サイト制作側が一律に「対応可能」と書いたり、通常商品の材料欄だけで個別の対応を約束したりしない形です。変更を受けていない商品なら、その方針もお店の言葉で明確に伝えます。

予約画面に自由記入欄がある場合は、そこへ材料変更の希望を書くだけで対応が決まるように見えないかを確認します。事前相談が必要な商品では、予約前の案内から相談先へ進めるようにします。新たな受付機能を作る前に、今のお店の確認方法を掲載へ反映するところから始められます。
アレルギーに関する質問では、原材料の情報と、同じ設備で扱う材料などの製造環境の説明は、確認する内容が異なります。お店で把握している範囲を正確に伝え、「安心して食べられます」と一律に保証する言葉に置き換えないようにします。掲載情報だけで判断しにくい点を相談できることも、案内の役割です。
一つの予約商品で、掲載と相談のつながりを見る
制作会社へは、今回の詰め合わせ内容、各菓子の現行資料、写真、現在の予約ページを渡します。あわせて、材料の質問をどこで受け、誰が内容を確認するかを伝えます。完成した文章をすべて用意するより、確かな商品情報と普段の案内をもとに構成を相談できます。
見本のページができたら、今年の詰め合わせを選ぶつもりで読みます。箱の写真と中身の一覧が合っているか、各菓子の原材料を読めるか、材料について相談したいときに予約前の確認先へ進めるかを見ます。お店は資料との一致を、制作担当は掲載場所とリンクのつながりを確認します。
予約受付中に内容を変える必要が出た場合は、変更後の資料だけを送るのではなく、どの受付分から変わるかを先にお店で整理します。すでに予約を受けた方への案内と、これから予約する方が見るページを分けて考えるためです。商品名が同じままでも、対象の違いが伝わるように更新内容を依頼します。
Bämのコーポレートサイト制作では、お話と資料をもとに原稿や構成を整理します。予約商品の説明と相談案内を見直したい方は、熊取町のホームページ制作・改善のご案内をご覧ください。一つの予約商品から、直したい文章・写真・案内の位置を具体化できます。