電話や店頭で販売してきたお米を、ホームページからも注文できるようにしたい。制作を依頼するとき、普段は会話で確かめている品種や精米の希望、袋の大きさを、どのように画面で選んでもらうかが気になるところです。

まずは、米を特定する情報と、お客様が選ぶ内容を分け、実際に販売している組合せを一つの注文として書き出してみましょう。年産・品種、白米や玄米の別、重量と袋数、受取方法がそろうと、必要な注文画面と、販売内容が変わった際の更新を具体的に相談できます。

地域の名前に、販売する米の規格を添える

道の駅かなんのお米の紹介では、水越米について地域との関わりを紹介し、品種をヒノヒカリ、内容量を5kgの精米として別々に掲載しています。名前の由来や育つ土地の話と、購入する品の情報を一緒に読める構成です。

自店の販売サイトでも、親しみのある商品名や銘柄名に、実際に扱う品種と年産、精米の状態、重量を添えます。地域の商品紹介は魅力を伝える材料になりますが、自店が販売する袋の規格は、現在の出荷資料や商品ラベルをもとに整理します。

同じページには、2026年産水越米の販売開始を10月中旬ごろとする予定も記載されています。商品を紹介していることと、その年産を今注文できることは別の情報です。自店のページでも、規格の説明と受付状態をそれぞれ示すと、販売前の紹介から注文へ進む時期を考えられます。

写真は、注文したときに受け取る袋が分かるものを用意します。田んぼや炊き上がりの写真に加え、販売用の袋が見える写真があると、商品名と中身、届く量を結び付けて確認できます。

固定の情報と、選んでもらう項目を分ける

ここからは、一つの年産・品種について、白米5kgと玄米5kgを販売する架空のお店で考えます。どちらも、お渡しする米の正味重量が5kgという設定です。受取方法には店頭受取と発送があるものとします。

この例では、品種と年産は商品の共通情報です。その下で「白米5kg」「玄米5kg」のどちらかを選び、必要な袋数を指定する形にできます。精米の状態と重量をひとまとまりの選択肢にすれば、お客様は受け取る品を見ながら選べます。

商品名・品種・年産の共通情報から、渡す重量がそれぞれ5kgの白米と玄米を選ぶ例
実際に販売する規格を、選択肢として用意します。

重量の選択肢が増える場合も、実際に販売している規格を先に並べます。例えば白米だけ小袋があるなら、白米・玄米と大小の重量を自由に組み合わせる画面にするより、販売できる組合せだけを示す方法があります。写真や価格も、その選択に合う表示を依頼します。

精米前の玄米重量を基準に販売しているお店では、重量の説明が変わります。吉田農園の商品一覧は、玄米5kgを基準にする商品で、精米すると重量が減ることを近くに記載しています。重量だけでなく、どの状態の重さかまで伝える掲載例です。

自店の重量がどちらを表すかを確かめ、商品名と選択欄で同じ基準を使います。玄米重量を基準にする場合は、精米を希望したときのお渡し量について、自店で確認した説明を添えます。注文の最後まで、この条件を読み返せるようにします。

制作会社へ渡す資料は、大きな表でなくても構いません。現行の価格表や袋の写真に「年産と品種は共通」「白米・玄米を選ぶ」「数量は袋数」と書き添えるところから始められます。どの情報を商品として登録し、何を選択肢にするかを話し合う材料になります。

受取方法まで選んだ一件を確認する

米の規格が決まったら、受取方法を選ぶところまで考えます。例のお店で白米5kgを二袋、店頭で受け取る注文なら、確認画面に「白米5kg・二袋・店頭受取」がまとまっていると、自分の希望と合っているかを読み返せます。

白米5kgを二袋、店頭受取という選択を、年産・品種とともに注文確認で読み返す図
商品紹介から注文確認まで、同じ規格と受取方法を確認できるようにします。

店頭受取では、受取場所と受け取れる日時の決め方が必要です。発送なら、届け先や配送条件、費用を確認する流れになります。それぞれに必要な案内を出し、店頭で受け取る方が発送用の条件を選び続けるような画面になっていないかを確かめます。

受付後に精米や受取日の調整をしているなら、その返答を待って決まる内容も添えます。今の販売では確認してから受けている希望を、サイト上で選べたという理由だけで確定にしないよう、実際の対応に合わせて注文方法を決めます。

制作の相談では、まず一件分の画面を見せてもらうと具体的になります。商品紹介で見た年産と品種、選んだ規格と袋数、受取方法が注文確認まで残るか。その内容が店舗側の注文情報でも読めるかを確かめます。お客様とお店が、同じ商品について確認できる形に整えます。

この段階で、電話で受けた注文とサイトで受けた注文を、誰が確認するかも共有しておきます。在庫の管理方法を決める場合は、販売可能な袋を別々に持つのか、精米前の米を共通に使うのかを実際の運用から説明します。どの選択肢でも無制限に注文できる画面を先に作るより、受けられる内容を決めておくほうが相談を進めやすくなります。

年産が変わるときの更新も、制作範囲へ入れる

販売サイトでは、最初の商品登録に加えて、次の年産を販売するときの操作も考えておきます。年産や価格、袋の写真、販売開始の案内をどこで変えるのか。自店で更新する部分と、制作会社へ依頼する部分を決めます。

新しい年産へ移る際、前の年産を併売することがあるなら、両方を区別して掲載できるようにします。同じ商品ページの年産だけを入れ替えてよいか、新しい商品として登録するかは、その売り方に合わせて選びます。

また、表示を変更したあとも、すでに受けた注文については注文時の年産と規格を確認できることが大切です。現在の商品名を書き換えたとき、過去の注文に見える名称まで変わらないかを、使う仕組みで確かめてもらいましょう。

依頼時には、「今の米を一件注文する画面」と「次の年産を登録する操作」の両方を確認したいと伝えられます。商品ラベル、規格別の価格、受取方法、現在の注文用紙があれば、最初に作る画面と、販売を続けるための更新をまとめて検討できます。

Bämの通販・ECサイト制作では、商品と現在の販売方法を伺い、商品情報や購入までの構成を整理します。米の規格と注文の流れをもとに制作を相談したい方は、河南町のホームページ制作・改善のご案内をご覧ください。お店で普段確かめていることを、お客様が選びやすく、更新を続けられる画面へ整えていきます。

参考資料

資料確認日:2026年9月14日