「前に買った毛布が気に入っているので、もう一枚欲しい」。そう思ってお店のホームページを開いても、商品名を覚えていなかったり、同じ柄が見つからなかったりすると、何から尋ねればよいか迷うことがあります。

毛布の買い替え相談では、現在の商品一覧に加えて、お手元の毛布から相談を始められる案内が役立ちます。表示や購入時期を確かめ、気に入っていた使い心地も伺う。以前の商品が分かれば現在との違いを紹介し、分からない場合も今の希望に合うものを一緒に探せる入口を考えます。

名前が分からなくても、手元の毛布から相談できるようにする

泉大津市は、「日本一の毛布のまち」の紹介で、毛布やニットを中心に繊維産業が発展してきた背景を伝えています。毛布を扱うお店のホームページでも、産地や新商品の紹介とともに、これまで使ってくださった方が尋ねやすい案内を置きたいところです。

入口の言葉は、「旧モデル照会」よりも「以前購入した毛布をお探しですか」の方が、用件を思い浮かべやすくなります。商品一覧やよくある質問に置き、買い替え相談の案内へつなぎます。案内が長くなければ、よくある質問の一項目として始めてもよいでしょう。

次は、表示の確認と購入相談を受けるお店を想定した案内文の例です。実際に受けられる方法に合わせて使います。

以前お求めいただいた毛布を、もう一度お探しの方へ。商品名が分からない場合も、お手元の毛布に付いた表示や、おおよその購入時期からお調べします。気に入っていた点や、今回変えたい点もお聞かせください。

表示が薄くなっている場合は、「読める部分だけで大丈夫です」と添えると、相談の準備をしやすくなります。写真を受け取れるなら送付方法を、店頭で確認するなら持参の案内を近くに置きます。相談方法まで一か所で分かることが、次の行動を助けます。

表示の情報と、気に入っていた使い心地を伝えてもらう

最初に見てもらうのは、毛布の縁などに付いた表示です。自店で扱っている商品の実物を使い、表示のある場所と、文字が読める近接写真を紹介します。お客様が探す場所を知るための写真なので、毛布全体を美しく撮る商品写真とは役割が異なります。

表示には素材や取扱方法が書かれていても、商品を特定できる番号があるとは限りません。分かる文字に加え、買ったおおよその時期、購入した店舗や通販先も伺えると、店側が当時の取扱商品を調べる手掛かりになります。贈り物で受け取ったなど、購入先が分からない事情もそのまま伝えられる案内にします。

もう一つ伺いたいのが、その毛布をまた選びたい理由です。「肌に触れる面の感触が好き」「重さがちょうどよかった」「今回はもう少し大きいものが欲しい」など、ふだんの言葉で書けるようにします。素材名を選ぶ欄だけでは、以前と同じものを求めているのか、使い方に合わせて変えたいのかが伝わりにくいためです。

毛布の表示、おおよその購入時期、気に入った使い心地から買い替え相談を始める図
商品の情報と使い心地の希望を、分かる範囲で伝えられるようにします。

相談ページでは、「分かる商品情報」と「今回のご希望」を短い案内で並べられます。入力欄を追加する場合も、正確な品番や購入日を必須にして入口を狭めないようにします。まず話を始めるために必要な内容に絞り、不足した情報は確認しながら補う形です。

後継品の違いを、買い替えで気になる順に紹介する

以前の商品が特定でき、メーカーなどの資料で後継品を確認できたら、その商品への案内を用意します。「後継品はこちら」の一言に加え、素材、寸法、重さ、縁の仕上げなど、旧商品から変わった部分を短く示すと比較しやすくなります。すべての仕様を二列の大きな表にする必要はありません。

たとえば、サイズが変わった後継品を紹介するなら、「以前の商品とはサイズが異なります。現在の寸法をご確認ください」と、現行の商品仕様へつなげます。重さを気に入っていた方には重量の違いが、カバーに入れて使う方には寸法の違いが判断材料になります。問い合わせでよく聞かれる点から掲載を始めると、説明の優先順位を決めやすくなります。

肌触りの案内には、商品資料で確認できる素材や仕上げの説明を使います。同じ素材名だけで以前と同じ感触と約束せず、店頭で触れられる見本があるなら、その確認方法も添えます。数値で示せる違いと、実物で確かめたい点を組み合わせると、選び直すときの助けになります。

後継品がない場合は、「現在お選びいただける毛布から、使い心地のご希望に合わせてご案内します」と相談を続けられます。見た目の似た品を後継品と呼ぶより、厚みや重さなど何を手掛かりに提案するかを伝える方が、お客様も希望を添えやすくなります。

後継品を確認できた場合は仕様の違いへ、旧商品を特定できない場合は希望する使い心地から候補の相談へ進む図
以前の品を特定できない場合も、今の希望から相談を続けられます。

表示や古い資料から商品を特定できなかった場合も、そこで案内を終える必要はありません。「以前の品は確認できませんでしたが、軽さを重視して候補をご紹介できます」と、調べた結果と次にできることを伝えます。旧商品との同一性を確かめることと、今回使いたい毛布を選ぶことの両方に配慮した案内です。

古い商品ページからも、買い替えの案内へつなぐ

販売を終えた毛布のページが残っているなら、終了の表示と買い替え相談へのリンクを置く候補になります。以前の商品名や柄を頼りに訪れた方が、別の商品を最初から探し直さずに済みます。確認できた後継品がある場合は、違いの説明と現在の商品ページへのリンクも添えます。

商品が特定できる入口と、分からないまま相談する入口は、同じ買い替え案内にまとめられます。ページの上部には手元の表示の見方、続いて購入時期と希望の伝え方、最後に実際の相談先を置くと、準備から連絡まで順に読めます。商品名を覚えていない方でも、スマートフォンで途中までたどってみると、案内の足りない箇所が見えてきます。

制作を相談するときは、相談をよく受ける毛布の旧ページ、当時と現在の商品資料、表示部分の写真があると具体的に話せます。全部をそろえる前でも、「以前買った品が見つからず問い合わせが来る」という場面から、まず直す入口を考えられます。

Bämの通販・ECサイト制作では、商品の比較や案内、再購入までの流れを整理します。今あるページを活かして買い替え相談を受けやすくしたいときは、泉大津市のホームページ制作・改善のご案内をご覧ください。お店で普段お答えしている内容から、掲載する説明と相談への進み方を一緒に考えます。

参考資料