SNSで見かけたお菓子が気になり、お店のホームページを開いた。写真は覚えているけれど、商品名は分からない。そんな方にも「あのお菓子だ」と分かる案内があると、どこで買えるか、いつお店へ行けるかを確かめやすくなります。

藤井寺市で小さなお店のホームページを作る際は、投稿の写真と商品名を手がかりに、同じ商品を見つけ直せる構成を考えてみましょう。商品を紹介する場所を整え、その先に共通の営業・来店案内をつなぐ方法を紹介します。

投稿で見た商品を、写真と名前で見つけられるようにする

藤井寺市の企業データベースFUJISearchにあるル・ノール洋菓子店の紹介では、焼き菓子やデコレーションケーキの案内とともに、Instagramへのリンクが掲載されています。商品を詳しく知る場所と、日々の発信を見る場所がある掲載例です。自店のホームページでも、SNSで興味を持った商品を確かめるつながりを考えます。

ここからは、白い糖衣をかけたレモンケーキを販売する架空の焼き菓子店を例にします。SNSで「週末のおやつに」と写真を載せたところ、初めて見る方が気になってホームページへ進んだ場面です。

商品一覧に「焼き菓子」という文字だけが並ぶと、写真で覚えていたものを探す手がかりが少なくなります。一覧にレモンケーキの写真と名前を添え、商品紹介にも同じ品と分かる写真を置きます。名前を知っている方は文字で、名前を知らない方は見た目で選べる構成です。

SNSの週末のおやつの写真に写る白い糖衣のケーキを、商品の一覧と紹介でレモンケーキとして見つけられる図
写真の特徴と名前をそろえると、商品名を知らずに訪れた方も探せます。

投稿の雰囲気をそのまま再現する必要はありません。SNSでは断面に寄って見せていても、商品一覧では全体の形が分かる写真を使えます。その場合、白い糖衣や形など、同じ商品だと分かる特徴が見えるようにします。寄った写真だけでは探しにくいときは、商品紹介の中で全体と断面の両方を見せられます。

呼び名もそろえます。投稿で「レモンのお菓子」、サイトで「シトロン」と呼んでいるなら、「レモンケーキ〈シトロン〉」のように、普段の呼び名と商品名がつながる表記を考えます。お店独自の名前を生かしながら、初めての方が見つける手がかりを添える方法です。

商品の数が少なければ、写真付きの短い一覧から始められます。日々の投稿をすべて並べるより、現在紹介したい商品を選び、一つずつ見分けられる写真と名前を用意すると、初めの制作範囲も決めやすくなります。

一つの商品紹介で、全体と現在の買い方を伝える

一覧から開いた商品紹介では、最初に商品名と全体写真を置き、味や素材の特徴、店での販売方法を続けます。レモンケーキなら、「レモンの香りが広がる生地に、白い糖衣をかけた焼き菓子です」のように、写真から知りたいことを短く補えます。

写真に複数のお菓子が写る場合は、一つの商品なのか、詰め合わせなのかも分かるようにします。レモンケーキを一つずつ店頭で選べるお店なら、一個の写真と価格を掲載します。贈り物の箱も扱うなら、その箱の写真と内容を別に添えます。SNSの盛り付け写真を見た方が、店で選ぶものを想像できる説明です。

いつも店頭で扱う品、販売する時期が決まっている品、注文を受けて用意する品では、買い方の案内が変わります。その商品について必要な言葉を、写真や価格の近くに置きます。先ほどのお店で普段の店頭販売を行っているなら、次のように書けます。

レモンケーキは店頭で一個からお選びいただけます。営業日は店舗案内をご覧ください。取り置きをご希望の方は、ご希望の日と個数をお電話でご相談いただけます。

これは取り置きを電話で受けるお店の記載例です。実際のページでは、自店が受けている方法に合わせます。注文してから用意する品なら、その商品の準備に必要な日数と相談先を示すなど、見た写真から来店までに必要な行動を伝えます。

商品写真を新しくする際も、一覧と詳細の名前をそろえ、同じ商品として見つけられるかを確認します。包装だけが変わったなら、今の包装が分かる写真を加える方法があります。投稿で見覚えのある中身と、店頭で受け取る姿の両方が伝わります。

商品案内から、共通の営業・来店情報へつなぐ

商品が見つかった次は、お店へ行くための情報を確かめます。商品紹介の下に「営業日とお店の場所を見る」という案内を置き、店舗案内へつなげます。どの商品から来た方も、同じ営業情報と入口の写真を確認できる形です。

レモンケーキの商品紹介に写真、味、価格、店頭での買い方を置き、共通の店舗案内の営業日と場所へつなぐ図
商品ごとの説明と、全商品で共通の来店情報をつなげます。

価格や商品の買い方は商品紹介で、営業日や所在地は店舗案内で更新すると、変更する場所が分かりやすくなります。すべての商品ページに営業カレンダーの画像を貼るより、共通の案内へつなぐほうが、予定が変わったときにも内容をそろえやすくなります。

SNSから案内するときは、投稿に写っている商品の名前と、ホームページで探す場所を添えます。「レモンケーキの詳しい紹介は、ホームページの『お菓子』からご覧いただけます」のような文章です。実際に使えるリンクの場所に合わせ、開いた先で同じ写真と名前が見つかるかを確かめます。

制作会社へは、よく紹介している投稿を数点と、現在の商品名・価格・店頭での買い方を持って相談してみてください。写真を並べて「この投稿を見た方が、どの商品を選べばよいか分かるようにしたい」と共有すると、商品一覧と紹介ページに必要な素材を具体的に決められます。

最初から通販や予約機能を設けることが目的ではありません。店頭での購入につなげたいお店なら、写真付きの商品案内と、営業・来店情報へのリンクから制作できます。取り置きなどを受ける場合も、今使っている受付方法を案内するところから考えます。

Bämでは、お話と資料をもとに原稿やページ構成を整える制作をご案内しています。投稿の写真から商品を見つけ、来店まで迷わず確認できるホームページを考えたい方は、藤井寺市でホームページの制作・改善をご検討の方へのご案内をご覧ください。今ある写真と商品の説明を生かし、お店に合う見せ方を一緒に整理します。

参考資料

資料確認日:2026年9月10日。