
ドローンの実証実績は、飛んだ映像だけでなく、どこからどこまで、何を運び、どう受け渡したかを伝えると、次の相談との接点が分かります。千葉の企業が会社サイトへ実績を載せるなら、予定した航路と実際に飛行した区間を分け、当日の変更と、自社が担当した仕事を残します。その条件で確かめたことを、別の現場で検討するための材料にする書き方を考えます。
予定した航路と、実際の飛行を分けて書く
千葉市のドローン宅配の取り組みには、2024年7月10日に行った医薬品配送の実証が掲載されています。美浜区内の高齢者施設へ、無着陸で配送する取り組みです。
実施したエアロダインジャパンの発表は、当初は物流倉庫の屋上から飛ばす予定だったものの、天候の影響で離陸場所を茜浜緑道へ変更したと説明しています。構想や計画だけでなく、当日どう実施したかまで読める公開例です。
自社の実績でも、計画書に描いた経路と、実施記録に残る経路を照合します。出発地や到着地、飛んだ区間を変更した場合は、公開できる範囲で変更点と理由を添えます。予定していた場所から飛んだように見える見出しや図が残っていないかも確認します。

当日の天候を説明するときは、離陸場所を変えた理由と、その場所でどう実施したかを記録に合わせます。風速などの数値も載せるなら、対象の飛行記録にある値と説明を用意し、運航担当者と公開できる範囲を確かめます。
荷物を受け渡すところまで、担当範囲を示す
配送実証では、出荷元から届け先までのすべてをドローンで運ぶとは限りません。エアロダインジャパンの同発表は、薬局からの陸送と空輸を組み合わせたこと、届け先ではウィンチで荷物を下ろし、機体は着陸しない方法を採ったことを説明しています。
実績ページの図も、荷物の出発地から受け取りまでを描き、その中で実際に飛行した区間を示します。陸送した区間まで一本の飛行ルートに見せず、どこで運ぶ手段が変わり、誰が荷物を受け取ったかが分かる構成にします。

共同実証であれば、機体の提供、運航、荷物の管理、受け取りなど、参加した会社ごとの担当を確認します。自社が担当した部分は具体的に書き、ほかの参加者の仕事を含む全体の成果とは読み分けられるようにします。点検など配送以外の実証でも、何を対象に、どの区間や作業を担当したかを示す考え方は使えます。
確かめた結果と、残った課題を一緒に載せる
結果の見出しは、「目的地までの飛行」「無着陸での荷下ろし」など、報告で確かめた内容に合わせます。陸送から受け取りまでの一連の配送を紹介するなら、どのように荷物を引き継いだ実証かまで示します。それぞれの結果に、実施した経路や受け渡し方法を対応させます。
エアロダインジャパンの発表は、輸送や受け渡しの技術面を確認したことに加え、制度面の制約やコストに関わる課題も記しています。自社でも、確認できたことと今後の検討事項を併記すれば、次に何を確かめる取り組みかが伝わります。実証で一度行った方法を、そのまま日常の配送サービスとして案内するのではなく、現在相談できる業務を続けて説明します。
写真や映像には、実施日、場所、写っている作業を添えます。計画段階のイメージ図と実施時の写真を並べる場合も、それぞれ何を示すかを記します。共同実証の施設名や参加者、荷物の情報を公開する範囲は、掲載する原稿と画像で関係者に確認します。
次の現場は、場所と荷物から相談につなぐ
実績を読んだ方が自分の現場を相談できるよう、運びたいもの、出発地と届け先、受け渡しの希望から話せる入口を用意します。実証と同じ機体や方法で対応できるかは、個別の条件を確認して判断する内容です。実績の写真だけで、別の場所でも同じ運航ができると受け取られる案内にしないようにします。
制作の打ち合わせには、公開できる実証報告、計画と実施後の経路が分かる資料、当日の変更、自社と協力先の担当を持ち寄ります。どの結果を紹介し、次の相談では何を確かめるかを一つの実績から整理できます。
Bämのコーポレートサイト制作では、会社の資料やお話から原稿とページ構成を考えます。千葉市のホームページ制作のご相談でも、実証の映像や報告をもとに、どんな現場で何を頼める会社かが伝わる紹介を一緒に整えましょう。
参考資料
- 千葉市:ドローン宅配の取り組み(2024年度の医薬品配送実証)
- エアロダインジャパン:東京湾にてドローンレベル3飛行による医薬品配送実証実験を実施(2024年7月14日発表)
- Bäm:コーポレートサイト制作
- Bäm:千葉市のホームページ制作
資料確認日:2026年10月25日。公開例は、計画と実施内容、担当と結果の伝え方を参照しています。現在の飛行可否や許認可、医薬品の取り扱いを判断する案内ではありません。自社の掲載内容は、対象の実証記録と公開できる範囲を確認して整えます。
