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ネットショップ公開 更新

ブランド通販のリニューアルで、今のカートを使い続けられるか判断するには

この記事で分かること

ブランド通販のリニューアルで、今のカートを残せるか。商品説明やデザインの課題と、受注・出荷機能の課題を分け、現行改修・機能追加・移行の費用と運営負担を比較する考え方を紹介します。

読み方
焼菓子ブランドの担当者が贈答用の商品と写真、通販画面を見比べて売り場の改善を検討する様子。

ブランド通販の見た目を変えたいとき、カートの仕組みまで入れ替えるべきか迷うことがあります。今の受注画面に慣れていて、商品登録や出荷の仕事が回っているなら、その運用を残して売り場を改善できないか、先に確かめたいところです。

判断の出発点は、困っていることが商品の見せ方にあるのか、注文を受けて届ける機能にあるのかを分けることです。現在のカートで直せる範囲、追加機能が必要な範囲、移行して変える範囲を同じ条件で比べると、リニューアルの規模を決めやすくなります。

「古く見える」を、購入前の具体的な迷いへ分ける

最初に、変えたい画面と、そこで困っていることを書き出します。「ブランドらしくない」だけでは、写真を撮り直すのか、ページの構成を変えるのか、購入の仕組みを変更するのかが決まりません。お客様からよく聞かれる質問や、商品を説明し直している場面を手掛かりにします。

例えば、贈答用の焼菓子を扱う架空のブランドを考えます。「箱の大きさが分からない」「包装された状態を見たい」という質問が多いなら、箱を手に持った写真や包装例、商品説明を見直す余地があります。こうした情報不足だけを理由に、カートの移行が必要とは言えません。

一方、「包装を選んでも、その指定が出荷担当へうまく伝わらない」という問題なら、説明を足すだけでは解決しません。購入時に何を選び、注文にどんな情報が保存され、出荷担当がどこで読むのかまで確認します。同じ贈答対応でも、売り場の説明と注文処理では、調べる場所が異なります。

今のカートで変えられる表示を確かめる

商品写真、説明文、カテゴリー、ページの配置など、現在の仕組みの中で変更できる部分を制作会社と確認します。管理画面の設定で直せるのか、デザインのひな形を調整するのか、追加の制作が必要なのかを分けると、費用の理由が見えてきます。

一例として、Shopifyのテンプレートの説明では、管理画面の商品情報を使ってページを表示し、テンプレートで情報の見せ方を調整する構成が示されています。ただし、使える設定はテーマによって異なり、共通のテンプレートを編集すると、それを使う複数のページへ変更が及びます。

この例のように、通販の基盤を継続したまま見せ方を変えられる場合があります。ただし、別のカートでも同じ編集ができるとは限りません。利用サービス名だけで判断せず、現在の契約、デザイン、追加機能を含めて確認します。「一商品だけを直すつもりが、ほかの商品にも影響する」といった範囲も把握しておきます。

受注から出荷まで、残したい仕事を一件たどる

移行の判断には、購入する方の画面だけでなく、運営側が使い続けたい仕事も必要です。普段の注文を一件選び、受注確認、在庫の確認、送り状の準備、出荷連絡まで、担当者が何を見て作業しているかを聞きます。実データを制作会社へ見せる際は、不要な個人情報を除いて説明できます。

仮例の焼菓子ブランドなら、包装指定を注文一覧で確認しているのか、印刷した伝票へ書き足しているのかで、改善の方法が変わります。指定情報は保存されているのに見落としているなら、帳票や表示の調整が候補になります。必要な指定を注文に残せないなら、設定変更や追加機能で対応できるかを調べます。

また、店頭販売と通販で在庫を共有している、配送会社へ注文情報を渡しているなど、現在の連携も確認します。画面上で購入できることと、今の出荷作業を続けられることは別の確認です。使い慣れた操作を残す価値と、手作業のまま残る負担を両方見ます。

現行改修、機能追加、移行を同じ目的で比べる

比較する目的を、仮例なら「包装を選びやすくし、選んだ内容を出荷担当が確認できるようにする」と揃えます。その目的に対し、次の三つの案を検討できます。

  • 今のカートで改修する:商品写真と説明を整え、既存の包装指定や帳票の設定を調整できるか確認する。
  • 今のカートへ機能を追加する:足りない指定項目や表示を補えるか、追加費用と日々の管理を確かめる。
  • 別のカートへ移行する:必要な注文処理に対応できるかに加え、商品や顧客情報の移行、出荷作業の変更まで確認する。

現行改修は、必要なことを実現でき、運営の負担も許容できるなら有力な選択肢です。ただし、変更のたびに大きな個別対応が必要だったり、重要な機能に対応できなかったりする場合は、使い続ける費用も含めて考えます。

移行案では、初期制作費だけでなく、利用料、追加機能の費用、データの移し替え、担当者が操作を覚える時間を比べます。顧客のログイン情報、ポイント、定期購入など、利用中の仕組みがあるなら、何がそのまま引き継げて何に対応が必要かを個別に確認します。移行先の機能一覧に名前があっても、現在の運用がそのまま再現できるとは限りません。

代表的な商品で試し、残す範囲を決める

全商品を作り直す前に、判断が難しい商品で確認用のページや操作例を用意してもらいます。仮例なら、包装を選ぶ商品を使い、商品説明から選択、注文に残る情報、出荷時の確認までを見ます。検証の方法は制作会社と決め、意図しない決済や出荷を発生させない環境で確認します。

そこで説明の配置を変えるだけで迷いが減る見込みが立ち、注文情報も問題なく扱えるなら、現行カートを残す案を具体化できます。反対に、必要な処理ができず、追加機能でも運用が複雑になるなら、移行案を詳しく調べる理由になります。見た目の完成度だけで結論を出さず、実際に管理する担当者も確認に参加します。

制作依頼には、「変えたい売り場」「残したい受注・出荷の仕事」「現在の仕組みでは難しいこと」をまとめます。これが揃うと、今のカートを使う案と変更する案を、同じ課題に対する提案として比べられます。

Bämの食品・ブランド通販のホームページ制作では、商品の選び方や配送の案内と、現在のショップの管理方法を確認します。使い続ける部分と変える部分を分け、購入する方と運営する方の両方に合う売り場を考えます。

参考資料

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この記事を書いた人

Bäm[バム]運営事務局株式会社みやあじよ

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