
退職した社員の紹介が採用サイトに残ると、応募者はその人が今も働いていると思うかもしれません。写真だけを差し替えても、インタビュー本文や「現在の担当」と書いたリンク先に情報が残ることがあります。掲載条件と現在の事実を確認し、その人の素材が使われている場所を一緒に見直すことが必要です。
退職の連絡から、掲載場所を探せるようにする
社員紹介のページだけでなく、採用トップのバナー、職種ページ、仕事風景の写真、記事中の発言、動画のサムネイルなどを確認します。同じ写真を複数サイズで使っている場合もあります。制作時に、素材ごとに本人、撮影日、使用目的、掲載先URL、確認担当を記録しておくと、退職や異動の連絡を受けたときに探しやすくなります。
顔写真、氏名、職種や肩書は、個人と結び付く情報です。個人情報保護委員会のガイドラインも、顔画像や職種・肩書などを個人に関する情報の例に挙げています。採用サイトでは、撮影時に確認した掲載目的や本人との取り決めを、人事と制作担当の双方で確かめます。

削除・書き換え・記録として残す範囲を分ける
現在の社員として紹介しているページは、退職後の事実と合わないため優先して直します。採用トップの写真やコメントは別素材に差し替え、職種の説明に使っている発言は、本人の発言を無断で別の人の言葉に変えないようにします。過去のイベント記録などに残す場合も、現在の在籍を示す書き方になっていないか、掲載目的と本人の意向を確認します。
個人情報保護委員会の退職者に関するFAQは、退職した人の個人情報も当初の利用目的の範囲で扱うこと、目的が達成され不要になった場合に本人からの消去請求があるときの考え方を示しています。退職したという一事だけで全素材を同じ扱いにせず、本人からの申し出は個人情報の担当へ共有して判断します。

公開後は、ページだけでなく素材の再利用先も確認する
ページを直した後、画像ライブラリの古いファイルを別の新ページで再利用してしまうことがあります。公開中の使用先と保管中の原本を分けて管理し、再利用時には掲載条件を再確認します。更新前後のページを実際に開いて、プロフィール、写真、リンク、検索向けの説明に古い在籍表現が残っていないかを確認します。
Bämの求人・採用サイト制作案内へ相談する際は、掲載の取り決め、該当する写真・文章、使っているページ、退職や異動を知らせる担当を揃えると、一人の素材を安全に更新できる管理方法を決めやすくなります。
参考資料
資料確認日:2026年9月27日。対象企業の掲載条件、本人の意向、素材の使用先は未提示です。具体的な消去請求への対応は、個別事情を踏まえて担当部署で確認します。
