「ホームページ制作はいくらかかるのか」を調べると、数万円から数百万円まで幅広い金額が出てきます。ただし、その金額に原稿作成、写真、更新機能、問い合わせフォーム、公開後の保守が含まれるかは会社ごとに違います。単一の費用相場だけで自社の予算を決めず、完成する内容と担当範囲をそろえて比べることが大切です。この記事ではBämの現在の公開料金を具体例に、見積書の読み方を整理します。

Bämの制作費はサイトの目的別に4種類

Bämは「ライト・スタンダード・プレミアム」のような段階別プランではなく、作りたいサイトの目的と必要な仕事を確認して見積もります。2026年9月時点の公開料金ページにある制作の出発点は次の通りです。金額はすべて税別で、最終的な総額は制作範囲を決めた後に提示します。

  • コーポレートサイト:95万円〜。会社・事業・実績を伝え、問い合わせや採用につなげるサイト。基本例は約8ページから。
  • サービス紹介サイト:95万円〜。一つのサービスの内容、選ばれる理由、相談までの流れを整理するサイト。基本例は約8ページから。
  • 求人・採用サイト:120万円〜。仕事、社員、職場、募集要項、応募方法を伝えるサイト。基本例は約10ページ、主要1職種、社員取材2名ほど。
  • 通販サイト:150万円〜。商品選びから購入・出荷までを設計するサイト。基本例は主要8〜12画面、初期商品10点、国内1配送拠点・通常購入。

この四つはBämの公開料金であり、業界全体の平均価格ではありません。他社と比べるときは、税込・税別、ページや画面の種類、原稿・写真・機能の範囲をそろえてください。表示金額だけでは同じ仕事を比べられません。

費用が変わるのは、ページ数より「仕上げる仕事」

Bämの基本制作には、会社や顧客の調査、情報整理、原稿づくり、オリジナルデザイン、WordPressでの制作、表示・リンク・フォームの確認と公開が含まれます。一方、公開料金の説明では、取材人数、撮影、ページや商品情報の量、予約・会員・決済などの機能、既存サイトからの移行で金額が変わることを示しています。写真・動画撮影、多言語、商品・記事の大量登録、特別な外部連携、公開後のSEO支援などは別途見積もりになる場合があります。

たとえば同じ「10ページ」でも、支給済みの原稿を掲載する場合と、社員取材・事例の執筆・撮影から行う場合では作業が違います。見積書ではページ数だけでなく、誰が素材を用意し、誰が完成させるかを確認します。予約や会員機能は、月額の外部サービス費や運用担当も分けて確認してください。

見積書は同じ六つの欄へ書き直して比べる

  • 完成するもの:ページ・画面の種類、原稿と写真の数、問い合わせや購入など必要な動作。
  • 自社と制作会社の担当:取材、原稿、素材、商品登録、確認・承認を誰が担うか。
  • 含む・別途・未確認:修正回数、撮影、既存データ移行、外部サービス設定、公開後の更新。
  • 初期費用と継続費:制作費、ドメイン・サーバー、保守、ライセンス、外部サービス、追加作業の単価。
  • 公開条件:必要な確認、フォームや購入のテスト、予定時期、公開後に不具合が出たときの窓口。
  • 契約終了時:ドメイン・データ・アカウント・権利の扱いと引き継ぎ方法。

比較の前に各社へ同じ条件を渡すと、金額の違いが「値付け」なのか「作業範囲」なのか見分けやすくなります。相見積もり前の一枚メモと見積書が届いた後の比較表も使えます。

自社に必要なサイトを選ぶ順番

会社の信用や事業全体を伝えたいならコーポレートサイト、特定サービスへの相談を増やしたいならサービス紹介サイト、仕事内容と職場を伝えて応募を受けたいなら採用サイト、商品を購入してもらうなら通販サイトが出発点です。制作費の低い順に選ぶのではなく、訪問者にしてほしい行動と必要な情報から選びます。既存サイトの一部を直すだけで足りるか、全体の作り直しが必要かも先に確認します。

「95万円から」と「実際の総額」は別です。複数の事業、取材・撮影、外部システム連携、旧サイトからの移行などがあれば見積もりは変わります。逆に不要なページや機能を最初から入れる必要もありません。Bämの現行料金と別途費用の説明を見て、優先したい内容を決めてください。

相談前に分かる範囲で用意する一枚メモ

  • 今のサイトのURL。新規制作なら現在の会社案内やサービス資料。
  • 一番増やしたい行動。問い合わせ、応募、購入などを一つ目から決める。
  • 載せたい事業・商品・職種と、原稿・写真を自社で用意できる範囲。
  • 希望する公開時期、予算の上限、公開後に自社で更新したいこと。
  • 既存のドメイン・サーバー・WordPressの管理担当。不明なら「不明」でよい。

すべて決めてからでなくても見積もり相談は始められます。Bämでは無料相談・お見積もりで現在の状況を伺い、必要なページと作業、総額と期間を提示します。管理画面のパスワードや顧客情報はフォームへ書かないでください。

制作費の判断は公開後の成果とも分ける

制作費が妥当かどうかは、完成する内容と支払う総額で判断します。公開後は、検索からの訪問、対象ページへの到達、有効な問い合わせ、見積もり、受注を別々に確認します。デザインを変えたことや記事を増やしたことだけで売上増と判定せず、一定期間の実績と運用費も見て改善を続けます。ホームページ制作やSEOで検索順位・問い合わせ数・売上を事前に保証することはできません。

まとめ

ホームページ制作の「相場」を読むときは、金額だけでなく、原稿・写真・機能・公開・保守まで同じ条件にそろえます。Bämの現行の出発点は、コーポレート・サービス紹介が95万円〜、採用が120万円〜、通販が150万円〜(すべて税別)です。正式な総額は必要な仕事を確認してから決めます。料金と含まれる仕事を確認し、目的や予算がまだ固まっていなければ現在の状況からご相談ください。