季節の栗菓子をまとめて製造し、取り寄せの注文を受ける店では、「10月販売」という案内だけでは注文する時期を決めにくいことがあります。製造する日まで受け付けるのか、その前に締め切るのかで、申し込める期間が変わるためです。

受付締切、製造日、発送日を分け、今の注文がどの製造回に当たるかを商品ページに示しましょう。店頭受取も行う場合は、その日時を発送予定と分けて案内します。

季節の紹介から、今回注文できる製造回へつなげる

吹田市の御菓子司津村屋は、能勢町産の栗を使う栗きんとんを季節商品として紹介しています。栗の産地や菓子づくりの説明は魅力を伝える素材ですが、実際に購入を考える方には、今受け付けている内容を別に示す必要があります。

能勢町で栗菓子を製造する店のページでも、毎年読める商品紹介に、今年の受付案内を添えられます。商品写真の近くへ「今回の製造分」「注文締切」「受渡予定」をまとめ、季節全体の紹介から現在の注文へ進める位置に置きます。

ここからは、2026年10月8日に注文を締め切り、10日に製造、11日に発送する架空の店を例にします。実在店の予定や、栗菓子に共通する保存・製造条件を示すものではありません。

日付には、何をする日かを必ず添える

例の店なら「10月10日分」という表示に加えて、「10月8日注文締切/10月10日製造/10月11日発送予定」と書けます。10日が締切や到着日ではないことが、同じ場所で分かる案内です。

10月8日注文締切、10月10日製造、10月11日発送の三つの日付を順に示す図
発送日は荷物を送り出す日として案内し、到着日とは分けます。

締切に時刻を設ける場合は、それも記載します。注文入力を終える期限と、事前の入金が必要な期限が異なる売り方なら、注文方法の説明で区別します。製造数の上限に達した時点で早く締め切る場合も、日付だけで受付を約束する表示にしないようにします。

発送予定日は、店から荷物を送り出す日です。届け先によって受け取る日が変わるため、注文画面で到着希望日を選ばせる場合は、今回の製造・発送予定で対応できる範囲を確認します。標準のカレンダーにすべての日が出る状態を、そのまま採用する必要はありません。

日持ちの案内は、店で確認した商品の条件に従います。製造からの日数を示す説明と、到着後の日数を示す説明が混ざらないようにし、配送方法や保存方法と合わせて確認できるようにします。他店の商品に書かれた日数を、自店の栗菓子へ当てはめないことが前提です。

店頭受取と発送は、同じ日付欄にまとめない

同じ製造分を店頭でも渡す場合、店で受け取れる日時と発送予定日を分けます。製造当日の受取を行うなら、用意できる時刻と受取場所を確認して載せます。発送用の準備を翌日に行う店なら、店頭受取と同じ日にはなりません。

同じ製造回から店頭受取の日時と場所、発送予定日と配送方法の二つへ分かれる図
受渡方法を変えるときも、同じ条件で受けられるかを確認します。

商品を選んだ後に受渡方法を選ぶ画面では、それぞれの予定を読み直せるようにします。店頭受取を選んだ方には受取日時と店舗、発送を選んだ方には発送予定と配送方法を表示します。確認画面でも「10月10日」だけを残さず、その日付の意味を添えます。

店頭用と発送用で箱や包装が異なる場合は、商品内容も合わせて説明します。受渡方法を変更したいときに、内容や金額も変わるかを確認できる案内にします。すでに使っている通販サービスの設定で対応できるかは、一件の注文を当てはめて制作会社と確かめます。

締切後は、次の製造回を選べる表示へ切り替える

例の店で8日の受付が終わった後は、10日製造分の注文を受けるボタンを閉じます。次の製造回が決まっていれば、その回の受付期間と受渡予定を出します。まだ決まっていなければ、今回分は受付終了と示し、次の案内を載せる場所へつなげます。

商品説明を残したまま、今の受付部分だけを更新できる構成が便利です。前回の案内を複製して次回を作る場合は、本文の締切だけでなく、商品名に入れた日付、選択肢、注文後の案内まで確認します。ページの表面は次回になっていても、注文が前回分として届く状態を防ぐためです。

製造予定が変わる場合は、新しく注文する方への表示と、すでに受けた注文への連絡を分けます。受付ページの日付を書き換えただけで、以前の約束も変わったことにはしません。今回はどの製造分を注文したかが分かる表示を残しておくと、その確認に役立ちます。

次の一回分を使って、取り寄せページを作る

制作会社には、商品写真と内容、次の製造予定、締切、受取・発送の方法を渡します。一回分を見本に、注文前の案内と確認画面の日付が同じ意味になっているか、締切を過ぎたときにどう見せるかを確かめます。

Bämの通販・ECサイト制作では、商品と売り方に合わせてページを整理します。季節の栗菓子を取り寄せで案内したい方は、能勢町のホームページ制作・改善のご案内からご相談ください。製造の周期を伺いながら、毎回の受付を更新しやすい形を考えます。

参考資料

資料確認日:2026年9月15日。引用先の現在の受注可否は、本稿の販売例とは別です。