朝市へ行く前に、どんな商品を扱っているのか見ておきたい。以前買った品をもう一度探したい。そんな方に向けて、普段の商品を紹介するページがあると、会場で声を掛ける前にも買い物の候補を考えていただけます。
ページには、定番商品の写真と用途、販売する単位をまとめ、次の出店で並ぶ予定の品は別の案内へ置きましょう。商品の特徴をゆっくり読む場所と、その回の品ぞろえを確かめる場所を分けると、収穫や仕入れで変わる内容も伝えやすくなります。
普段扱う商品と、次回の販売予定を分けて置く
交野市の「交野市内の直売所・朝市」では、米、野菜、果樹、花などを扱う朝市が紹介されています。開催日時が変わる場合や、売り切れで終了する場合も案内されています。出店者のホームページでは、こうした開催案内に加えて、どんな品を選べるお店なのかを伝えるページが役立ちます。
ここからは、朝市で米と季節の野菜を販売する架空の出店者を例にします。米は普段から小袋と大袋で扱い、野菜は収穫に応じて種類が変わります。事前の取り置きは受けず、会場で商品を見て購入していただく運用です。
この場合、商品紹介には「普段扱っているお米」「季節の野菜」というまとまりをつくります。米の袋の違いや、野菜の使い方はここで説明します。一方、「次回の出店で販売する予定の商品」は、出店日を入れた案内にまとめ、商品紹介から進めるようにします。

定番商品という言葉は、いつでも在庫があることを約束するために使うものではありません。「普段扱っている商品をご紹介します。次回の販売予定は出店案内をご覧ください」と短く添えると、ページの役割が伝わります。毎回同じ長い注意書きを各商品へ付けるより、一覧の入口で読める形にします。
季節の野菜の写真も、何を紹介しているのかが分かるようにします。過去に販売した葉物の写真なら、「冬に扱う葉物の一例」など、実際の取扱いに合う説明を添えます。今度の朝市に持参する品は日付付きの案内で示すと、以前の写真から当日の品ぞろえを想像しすぎずに済みます。
使い方と販売単位を見比べられるようにする
商品名と写真だけでは、持ち帰る量や使い方まで分かりにくいことがあります。店頭でよく聞かれる「どのくらい入っていますか」「少しだけ試せますか」といった質問を、その商品の近くで答えられるようにします。
例の米なら、小袋と大袋を同じ写真に並べるだけでなく、それぞれの内容量を文字でも示します。説明の例として、小袋を2kg、大袋を5kgとすると、「まず味を試したい方に選びやすい2kg袋」「ご家庭で日々使う分をまとめたいときの5kg袋」といった案内が考えられます。掲載する量は、実際に販売している袋に合わせます。
「一袋」の意味が読んだ方にも分かることが大切です。価格を載せるなら、どの量の一袋に対する価格かを隣に置きます。小袋の写真の下に大袋の価格が出るなど、別の商品の情報を組み合わせて読ませる状態を避け、写真・内容量・価格をひとまとまりにします。

写真は、実際の販売状態を一枚と、大きさをつかめるものを用意します。紙袋の正面だけで伝わりにくければ、手で持った様子や二つの袋を同じ台に並べた写真が助けになります。重さは写真から推測してもらわず、数字で補います。
野菜の場合は、「一束」「一袋」といった販売単位に、その品の使い方を短く添えます。いつも同じ重量で袋詰めする品なら内容量も示せますが、収穫した大きさで変わる品に、説明用の重量を固定して載せる必要はありません。店頭でどの状態を一つとして販売しているかが伝わる写真を選びます。
用途の説明も、たくさんの料理名を並べるより、迷いやすい違いに絞ります。生で楽しむ品と加熱して使う品、少量で試せる袋とまとめて使う袋など、実際の商品に合う選び方を紹介します。珍しい品だけでなく、いつもの商品も、初めて買う方の疑問から見直せます。
気になった商品から、その回の出店案内へ進める
商品を見たあとには、「次回の販売予定を見る」という案内を置きます。リンク先には出店日、場所、その回に用意する予定の品をまとめます。開催場所を知らせる主催者の案内と、ご自身が持参する商品の案内をつなげる形です。
ここでも、商品紹介と出店案内で同じ名前を使います。商品ページでは「小袋のお米」、出店案内では店内だけで使う略称になっていると、目当ての商品か分かりにくくなります。例なら「お米2kg袋」のように、商品名と量をそろえます。小さな商品写真も添えられれば、以前買った方にも思い出していただけます。
今回の持参品がまだ決まっていなければ、決まった内容から案内し、品ぞろえを知らせる場所を示します。いつも扱う品をそのまま全品販売予定として並べるより、出店前に確かめた品を載せるほうが実際の買い物に役立ちます。
例の出店者は取り置きを受けていないため、商品紹介に予約ボタンを設ける必要はありません。お客様はページで候補を考え、会場で購入する流れです。「会場で商品をご覧のうえ、お買い求めいただけます」と実際の買い方を添えます。予約を受ける運用へ変えるときに、その受付内容を別途相談できます。
手元の写真と、店頭の質問から制作内容を決める
制作を依頼する前に、普段扱う商品を少数選び、写真、販売単位、使い方、よく聞かれることを並べてみます。商品のすべてを一度に載せるより、米の袋違いなど、選び方を説明したいものから構成を考えられます。
今ある出店のお知らせに商品説明が埋もれているなら、その説明をまとめたページを用意し、毎回の案内からリンクする方法があります。商品数が少なければ、一ページの中で定番紹介と次回案内を見出しで分ける形でも始められます。特徴があまり変わらない部分と、出店ごとに直す部分を見分けることが、制作範囲を決める手掛かりになります。
構成案ができたら、スマートフォンで「少し試したいので小袋を探す」という買い方をたどってみましょう。小袋の内容量と価格が分かり、次回の販売予定まで進めるかを確かめます。店頭ではひと言で伝えていた違いを、ページでも読めるように整えていきます。
Bämでは、お話や手元の資料から、ホームページの内容と構成を整理します。朝市で扱う商品を来場前にも紹介したい方は、交野市のホームページ制作・改善のご案内をご覧ください。普段の商品と店頭で聞かれることをもとに、写真で見せる部分と文章で補う部分を一緒に考えます。
参考資料
- 交野市:交野市内の直売所・朝市(2026年7月28日更新)
- Bäm:コーポレートサイト制作