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工務店の新築とリフォームは、同じサイトにどうまとめるか

この記事で分かること

工務店の新築とリフォームを一つのサイトにまとめる方法。会社情報は共有し、相談内容・施工事例・進め方を分ける構成例と、別サイトにする前に確認したい情報量や更新体制を紹介します。

読み方
工務店の担当者が新築住宅と改修した住まいの資料を見比べ、サイトに載せる内容を検討する様子。

新築もリフォームも手掛ける工務店では、同じホームページにまとめると、どちらの相談もできることを伝えられます。ただし、施工写真や説明をすべて一緒に並べると、新しく家を建てたい方と、今の住まいを直したい方が、それぞれ必要な情報を探しにくくなります。

会社の紹介や家づくりの考え方は共有し、相談内容、施工事例、進め方は事業ごとに分けます。最初から二つのサイトを作ると決めるのではなく、一つのサイト内で分けられる情報と、別に運営する必要がある情報を整理することから始めます。

入口で、新築とリフォームの両方を見つけられるようにする

トップページが新築住宅の大きな写真と見学会だけで構成されていると、リフォームを考える方は、相談してよい会社なのか迷うかもしれません。メニューや事業紹介に「新築をお考えの方」「リフォームをご検討の方」と入口を置き、それぞれの説明へ進めるようにします。

入口の大きさやページ数を、必ず同じにする必要はありません。新築が中心で、リフォームは既存のお客様からの相談が多い会社なら、その実態に合わせた紹介ができます。ただし、これからリフォームの相談を増やしたい場合は、会社概要の業務一覧に一行だけ載せる状態から、対応できる工事が分かる案内へ広げます。

掲載例として、兵庫県朝来市の田中工務店の施工事例ページでは、サイト内に会社案内と注文住宅・リフォームの案内があり、施工事例にも事業の分類を表示しています。一つの会社の情報を保ちながら、何の工事かを識別できる構成の参考になります。この構成による集客効果まで、公開ページだけで判断することはできません。

共通にするのは、会社として同じ説明をする情報

会社概要、スタッフ、家づくりの考え方などは、新築とリフォームの両方から同じページへ案内できます。事業ごとに同じ会社紹介を複製すると、担当者や所在地が変わったときに修正先が増えます。共通する事実は一か所で管理し、必要な場所からリンクする形が考えられます。

ただし、「共通ページに置くこと」と「すべて同じ条件にすること」は違います。新築とリフォームで対応地域や相談方法が異なるなら、会社全体の案内の中でも違いを示します。保証や引渡し後の対応も、同じ見出しだから同じ内容と決めず、実際の提供範囲を確認します。

例えば、木の使い方を大切にする架空の工務店なら、その考え方は共通ページで説明できます。新築では暮らしに合わせた間取りと素材の選び方へ、リフォームでは既存の部材をどう生かしたかという事例へつなぐと、同じ方針がそれぞれの仕事でどう表れるかを伝えられます。

事業別の案内では、相談を始める理由に答える

新築の案内には、どのような家づくりを相談できるか、計画のどの段階から話せるか、施工例や見学の機会などを整理します。リフォームでは、現在の住まいのどんな困りごとに対応し、何を確認して工事内容を決めるかを中心にします。新築の説明文の主語だけを変えても、相談前の疑問には答えにくくなります。

仮例の工務店が台所を中心とする改修を扱うなら、リフォームのページでは、設備の交換だけなのか、周囲の収納や間取りも含めて相談できるのかを示します。新築ページの標準仕様をそのまま掲載すると、既存住宅にも同じ条件で導入できるように見えるため、対象と工事内容に合わせて説明します。

初期の構成は、次のように整理できます。これは必要な情報の置き場所の例であり、同じ数の独立ページを作る指定ではありません。

  • 共通の案内:会社概要、スタッフ、家づくりの考え方、所在地と連絡先。
  • 新築の案内:建てられる家の特徴、新築の施工事例、計画から引渡しまでの進め方、見学・相談の案内。
  • リフォームの案内:対応する改修内容、リフォームの施工事例、現地確認から工事までの進め方、住まいの相談案内。

情報が少ない段階では、それぞれ一つの事業ページの中に見出しを分けて載せられます。説明や事例が増え、探しにくくなってから詳しいページを分けても構いません。材料のないページを先に増やすより、確認できる仕事を伝え切ることを優先します。

施工事例と相談の進め方は、混ぜずに行き来できる形へ

施工事例を一つの一覧にまとめる場合も、新築とリフォームの区別を付け、各事業のページから該当する事例へ進めるようにします。新築の完成写真を見ていた方へ、説明なく改修事例が続くと、どの条件で実現した家なのか分かりにくくなります。

リフォームの事例では、どこを変え、どこを残したかが分かる説明を添えます。新築と同じ「明るい住まいになりました」という紹介だけでは、改修前の課題と担当した範囲が伝わりません。写真も事業名だけで分類せず、その事例で相談できる仕事を考えられるものを選びます。

相談の流れは、共通する挨拶や打ち合わせをすべて別に作る必要はありません。ただし、既存の建物を確認する段階など、その事業で重要な工程は省かないようにします。まだ新築か改修か決めていない方への相談を受けているなら、その窓口も案内できます。受けていない相談まで、入口を増やすために追加しないことが大切です。

別サイトにするかは、独立して案内し続ける理由で決める

リフォームを別ブランドで展開し、事例やイベント、対応地域、担当体制も大きく異なる場合は、専用サイトを検討する余地があります。その場合も、運営する会社との関係と、どこへ相談が届くかを分かるようにします。

一方、同じ担当者が少数の事例を更新し、会社紹介も共通なら、サイトを二つにすることで古い情報が残りやすくなる場合があります。公開時の制作費だけでなく、事例を追加する人、会社情報を直す人、相談への対応を確認する人まで決められるかを考えます。別サイトにすれば検索で有利になる、という理由だけで分けることは避けます。

まずは同じサイトで、新築を考える方とリフォームを考える方が、それぞれ事例と相談方法へたどり着けるかを確かめます。共通の会社情報へも戻れる構成にすれば、事業ごとの違いと、依頼先としての一体感を両立できます。

Bämの工務店・住宅のホームページ制作では、施工写真や普段のお客様への説明から、事業ごとに必要な原稿と構成を整理します。共通にする会社情報と、分けて伝える相談内容を、更新する方の体制も踏まえて考えます。

参考資料

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この記事を書いた人

Bäm[バム]運営事務局株式会社みやあじよ

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