
畑で育つ野菜や収穫した原料の写真は、農産加工品が生まれる地域を伝えます。一方、製品を選ぶ方には、加工後にどんな形になり、どう食べるものかも知りたい情報です。富田林の農産加工品を紹介する会社サイトでも、原料の写真から製品の使い方までつながる構成を考えてみましょう。
原料、包装から出した製品、メーカーの説明に沿った調理例を、同じ商品で対応させます。乾燥した食品を戻して料理に使うなど、届いた状態と食べる状態が違う商品は、その変化を写真と言葉で示すと、用途を判断しやすくなります。
原料と加工後を、商品の名前でつなぐ
大阪プロダクトエコシステム創出事業の開発紹介には、富田林の開屋本舗が海老芋を真空減圧フライヤーで加工した「えび芋麸」の例が掲載されています。乾燥状態で食べる姿に加え、お湯で戻して料理に使う方法も説明されています。同ページは、事業参加当時の情報として公開されているものです。
このような製品を自社のページで紹介するなら、原料の海老芋だけを大きく見せるより、加工後の製品を並べ、商品名と加工した内容を添えます。原料の見た目を残す商品なのか、切る・乾かすなどして形を変えたものなのかが分かる写真を選びます。

会社が複数の加工品を扱う場合は、写真のそばに対象の商品名を残します。同じ野菜から作ったチップスと調理用の素材でも、使い方は変わります。加工品一覧に原料写真を共通で使うときは、その写真から各製品の形や使用方法まで読み取れるとは考えず、商品ごとの説明を用意しましょう。
乾いた製品と、料理に使う状態を別に見せる
乾燥状態で届く食品は、そのまま食べるものか、戻して使うものか、両方を楽しめるものかを確かめて案内します。前述の開発紹介のように、同じ商品に複数の使い方がある場合も、その商品の説明として対応させることが大切です。
撮影では、まず包装から出した現物を見せます。製品の全体や割った断面など、形と厚み、表面の様子が分かる写真を候補にします。原料が水分を含む野菜だからといって、加工後も同じ口当たりと説明せず、完成した製品を担当者が確かめて言葉を添えます。
次に、メーカーが案内する方法で用意した料理を撮ります。戻して使う食品なら、戻す前の製品と、実際に料理に入れた姿が対応するようにします。写真を見ている場所から、使い方の説明や公式の調理案内へ進める構成です。

開屋本舗の公式商品紹介も、製品の説明とともに、同社のアレンジレシピの案内を置いています。会社サイトで食べる場面をすべて説明しきれない場合は、対象の商品と合う使い方へつなぐ方法もあります。別商品のレシピや、以前の仕様の案内をリンクしていないかは照合しておきます。
水分や重さの変化を数値で紹介する場合は、その商品の計測資料に合わせて説明します。乾いた製品の写真は形を伝えるために使い、内容量は販売する製品の表示とそろえて記載します。
商品担当者と、撮る状態と説明文をそろえる
撮影の相談では、代表商品を一つ選び、原料、加工後、食べるときの状態で何を見せたいかを書き出します。原料が製品のどこに使われるか、加工後の形が分かるか、どの方法で食べるものかを、現在の資料と現物で確かめます。
製造担当者が加工後の特徴を、商品担当者が同梱内容や使い方を確認し、写真の短い説明を一緒に決めると進めやすくなります。過去の開発紹介を使う場合も、今の商品とどこまで同じかを確認してから案内します。
制作会社へは、現物、商品資料、公開できる加工の説明、メーカーの調理案内、現在の写真を渡します。Bämのコーポレートサイト制作では、事業や製品の資料を整理し、伝える内容に合わせて原稿と写真の構成をご案内しています。富田林市のホームページ制作・改善のご案内もご覧ください。
参考資料
資料確認日:2026年10月23日。公開資料は製品紹介の構成例として参照しています。過去の開発品の現在の販売や仕様を保証するものではありません。使用方法や撮影する状態は、実際の製品とメーカーの現行説明で確認してください。
