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UX公開 更新

設備工事のサイトで、新設・改修・点検を分けて案内する方法

この記事で分かること

設備工事のホームページで、新設・改修・点検を分けて案内する方法を解説。法人向け空調の例で、相談のきっかけ、各ページに載せる内容、事例の見せ方、一ページにまとめる場合の考え方を紹介します。

読み方
事務所の空調設備について図面を見ながら話す担当者の説明用写真。全文タイトルと正式Bämロゴを配置。

設備工事のホームページで「空調・給排水・電気設備に対応」と載せていても、依頼する側には、自社の相談を受けてもらえるか分からないことがあります。新しい設備を付けたいのか、使っている設備を替えたいのか、点検を頼みたいのかによって、知りたい内容が違うためです。

新設・改修・点検は、工事会社の担当部署だけで分けず、お客様が相談するきっかけを添えて案内します。それぞれの入口から、扱う設備、依頼できる範囲、近い事例へ進める構成にすると、工種名を並べるだけでは伝わらなかった仕事の違いが見えてきます。

工種の一覧に、相談の目的を組み合わせる

「空調設備」という名前だけでは、新築時の設置を頼めるのか、既設機器の入れ替えだけなのかが読み取れません。まず社内で、設備ごとに実際に受けている仕事を確認します。空調は新設から点検まで扱うが、給排水は改修のみという会社なら、その違いを案内に反映します。

日本空調サービスの公式な事業紹介でも、保守・維持管理、設備診断、改善・更新の提案などを分けて説明しています。このように、同じ設備に関わる仕事でも、依頼する目的と提供する内容を区別できます。ただし、他社の業務範囲をそのまま自社の対応として載せるものではありません。

入口の言葉は、「新設工事」に「新しい部屋や建物に設備を付けたい」、「改修・更新」に「今の設備を入れ替えたい」、「点検」に「使っている設備の状態を確認したい」といった補足を付けます。専門用語に慣れていない担当者も、自分の相談を重ねやすくなります。

新設の案内は、建物と担当する工程を示す

ここからは、法人向けに空調設備を扱う会社の架空例で考えます。新設のページでは、事務所の新築や作業室の増設など、相談を受ける場面を最初に説明します。「新設対応」の一言より、どんな建物で、どの設備を新しく設ける仕事なのかが伝わります。

次に、設計の相談から受けるのか、決まった図面に沿う施工を受けるのかを明らかにします。機器の設置に伴う配管や電源工事をどこまで担当するかも、実際の受注範囲に合わせて書きます。協力会社との調整が必要な部分まで、自社だけですべて行う表現にはしません。

ページ案は「新しい事務所への空調設置」を見出しに、対象となる建物、相談できる工程、施工事例の順で組めます。事例には完成写真だけでなく、何を設け、どの工程を担当したかを短く添えると、これから依頼する仕事との関係が分かります。

改修の案内は、使いながら替える際の相談を見せる

改修・更新を検討する方には、古い空調を入れ替えたい、部屋の使い方が変わったので設備を見直したいといった事情があります。新設と同じ機器の写真を載せるだけでなく、既存設備がある状態で何を相談できるかを説明します。

架空の事務所なら、「使用中の事務所の空調更新」を見出しに、対象設備、既存設備の確認、作業時間の調整について案内できます。配管を再利用できるか、業務を止めずに工事できるかは、現場の条件によって確認が必要です。ページで一律に可能と約束せず、計画時に相談する事項として示します。

改修事例では、工事前に困っていたことと変更した範囲を組にして紹介します。「空調を交換しました」だけでなく、どの部屋のどの設備を更新したのか、施工範囲を分かる形で残します。効果の数値が確認できない場合は、削減率や改善幅を作らず、行った仕事を説明します。

点検の案内は、対象と確認後の扱いを具体的にする

点検のページでは、扱う設備と確認する範囲を示します。工事で設置できる機器なら何でも点検できるとは限らないため、対応する設備や条件を現場の担当者と照合します。定期的な依頼を受けるのか、単発の相談も受けるのかも、実際のサービスに合わせます。

ページ案は「既存空調の点検相談」を見出しに、対象設備、点検内容、結果の伝え方を並べます。報告書を渡すサービスであれば、その内容を説明できます。点検の結果、補修や交換が必要と分かった場合に、別途提案・見積りとなるのかも書いておくと、最初の依頼に含まれる範囲を理解しやすくなります。

「点検」とだけ書いて、すべての点検業務を含むように見せるのは避けます。自社が受け付ける仕事の名称と範囲を確認して載せます。ここで必要なのは契約や制度の詳しい解説ではなく、依頼者が対象設備について相談できるかを判断する説明です。

三つの入口を作っても、三ページに分割するとは限らない

それぞれに十分な説明と事例があるなら、個別ページを用意すると仕事の違いを伝えやすくなります。一方、まだ原稿が短い場合は、設備工事の一つのページに三つの見出しを設け、冒頭から各項目へ移動できる形でも構いません。同じ会社紹介を繰り返すためにページを増やす必要はありません。

公開する情報量は、三つで同じに揃えなくても大丈夫です。改修の実績が多い会社なら、その事例を充実させます。新設を受けていない設備は対応外と分かるようにし、三分類の見栄えを整えるために業務を広げて書かないようにします。

また、相談する方が「点検で足りるのか、交換が必要なのか」を決められないこともあります。分類を選べないと連絡できない構成にせず、設備の状態や困っていることから相談できる案内を添えます。問い合わせ先を一つにまとめる場合も、直前に見ていた仕事の説明へ戻れると確認しやすくなります。

リンクの言葉と、移動先の見出しを揃える

三つの説明を分けても、入口がすべて「詳しくはこちら」では、どの内容へ進むかを確かめにくくなります。W3Cのリンクの目的に関する解説では、リンクの文言や関連する文脈から目的が分かることを示し、リンクと移動先の題名が一致するか近い表現であることをよい実践として挙げています。

この考え方を今回の例に当てはめるなら、「改修工事の詳細」よりも「使用中の事務所の空調更新」と書き、移動先にも同じ見出しを置きます。その下で既存設備の確認や施工範囲を説明すれば、入口で期待した答えを続けて読めます。点検のリンクから、説明のない総合問い合わせページへ突然移す構成は避け、対象と依頼範囲を先に確かめられるようにします。

説明用の画面例。設備工事の入口にある使用中の事務所の空調更新というリンクから、同じ見出しと既存設備・工事範囲の説明があるページへ進む
説明用の構成例。入口の言葉を移動先でも使い、選んだ相談の続きを読めるようにします。

制作を頼む前に、代表的な相談と実例を揃える

構成を見直すときは、最近受けた相談を三つの入口に当てはめ、どの説明を読めば依頼できる範囲が分かるかを確かめます。対応可能な設備、担当工程、掲載できる施工写真を揃えると、見出しだけを付け替える修正で終わらず、会社の仕事が伝わる案内にできます。

Bämの建設・設備工事のホームページ制作では、工種と担当工程、施工例、現地確認へ進む案内を整理します。現在の事業紹介と実際に受けている相談をもとに、一ページ内で分けるか、個別ページを作るかも含めて、必要な構成を相談できます。

参考資料

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この記事を書いた人

Bäm[バム]運営事務局株式会社みやあじよ

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