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2021.06.18

石巻市

石巻市(いしのまきし)は、宮城県の北東部に位置する市である。県内第二の人口を擁する。旧北上川河口の伊寺水門(いしみなと)から発展した、太平洋に面する港町であり、石巻都市圏の中心都市でもある。三陸沖は、黒潮(暖流)と親潮(寒流)がぶつかる潮目として世界三大漁場の一つとなっており、200種類以上の魚が獲れる。漁場に近い本市は全国でも有数の水産都市となっており、石巻漁港の2019年の水揚げ量は約10万トンで日本国内第5位であった。2011年3月11日に発生した東日本大震災では、累計死者1万5000人以上、行方不明者2500人以上と日本の自然災害史上、未曽有の犠牲者が出た。石巻市も、津波によって大きな被害を受けた。死者は3000人以上を数え、基幹産業の漁業は壊滅的な打撃を受けた。有名な施設に、宮城県出身で石巻市ゆかりのある萬画家の石ノ森章太郎(いしのもりしょうたろう)氏の「石ノ森萬画館(いしのもりまんがかん)」がある。