ECサイトプラン

はじめに

近年、多くの企業がオンラインストアを活用し、実店舗とは異なる場所や時間帯からも売上を獲得するビジネスモデルへ移行しつつあります。新型コロナウイルスの影響でEC需要が一気に拡大したことに伴い、ユーザー側のオンライン購入意欲も大きく高まっているのが現状です。

しかし、ECサイトを立ち上げる際には、単に「商品を掲載してカート機能を付ける」だけでは十分な成果を得られません。たとえば、以下のような課題が多くの企業に共通して見られます。

• デザインが統一されておらず、ブランド力を損ねている
• UI/UX（ユーザビリティ）が不十分で、離脱率が高い
• 決済や配送管理などのシステム連携が複雑
• 効果測定や改善施策がないため、売上増に直結しない

そこで当社「アツメルWEB制作サービス」では、**「ECサイトプラン」**をご用意しました。本プランは、企業のEC事業を安定運営するために必要となる機能を一通りカバーしながら、オリジナルデザインや戦略的マーケティング要素もふんだんに取り入れた包括的なサービスです。

本ページでは、ECサイトプランの特徴や導入メリット、運用フェーズのサポート体制について詳しくご紹介いたします。オンラインショッピングをビジネスの柱として確立し、さらなる売上拡大を目指す企業様は、ぜひ最後までご覧ください。

ECサイトプランの概要

ECサイトプランは、12ページまでを基本構成とし、オンラインストアとして欠かせないショッピングカート機能や商品管理システム、決済機能などを包括的に実装するプランです。以下に主な特徴をまとめました。

1. オリジナルデザイン
   • テンプレートではなくフルオリジナルのデザインを採用し、企業やブランドの特性を最大限に表現。ユーザーに「ここで買いたい」と思わせるデザインづくりを重視します。
2. カメラマン撮影1日（移動費別）
   • 商品写真やスタッフ写真などをプロのカメラマンが撮影します。ECサイトにおいて写真の質は売上に直結する要素であり、高品質な画像がより多くのユーザーの購買意欲を刺激します。
3. 基本CMS機能搭載
   • WordPressやShopify、EC-CUBEなど、プロジェクト要件に合わせたCMS/ECプラットフォームを検討・導入。運用初心者でも管理画面から商品登録・更新が容易に行えます。
4. 決済機能・配送管理機能
   • クレジットカード・コンビニ決済・銀行振込など、多彩な決済方法に対応可能。さらに、配送管理や在庫管理など、一連のEC運営をスムーズに行える仕組みを整えます。
5. 月額保守費用2.5万円
   • ECサイトは通常のコーポレートサイトよりもシステム面のメンテナンス項目が多くなります。当社では、決済やセキュリティ面のアップデートを含め、運用・保守を手厚くサポートするために2.5万円の保守費用を設定。
6. 最大12ページまで対応
   • トップページ、商品一覧ページ、商品詳細ページ、会社概要、特集ページ、FAQ、お問い合わせページなど、必要なページを網羅しつつ、さらに追加ページを設けることで特定の商品カテゴリーやキャンペーンに対応可能です。

こんな企業・お店におすすめ

• これからEC事業に本格参入する
  • オンラインでの売り上げ比率を高め、店舗に頼りきらないビジネスモデルを構築したい。
• 既存のECサイトを刷新したい
  • 現行ECサイトが古いシステムで使い勝手が悪い、デザインを変えたい、スマホ対応が不十分などの課題を抱えている。
• 豊富な商品ラインナップを扱う
  • 商品カテゴリが多く、わかりやすい商品検索機能や在庫管理システムを整えたい。
• ブランド力を高め、顧客ロイヤルティを向上させたい
  • オリジナルの世界観を伝えるデザインで、ファンを獲得し、リピーターを増やしたい。
• マーケティング施策と連携しながら売上を伸ばしたい
  • 新商品キャンペーン、SNS連携、リスティング広告など、多様なプロモーション手法を駆使して売上アップを目指したい。

ECサイトプランの効果

1. ブランドイメージの向上
   • デザインと写真のクオリティを統一することで、ユーザーがサイトに訪れた瞬間に「このショップは魅力的だ」と感じられる状態を作ります。
2. 売上アップを後押しする機能設計
   • カートボタンの配置、レコメンド機能、クーポンやポイントなど、さまざまな仕組みを取り入れることで、1回あたりの購買単価やリピート率を引き上げる可能性があります。
3. 管理・運用の効率化
   • 在庫管理や顧客管理を一元化し、手動作業を最小限に抑えるシステム構築を行います。スタッフは本来のコア業務（商品開発や顧客対応など）に注力できるようになるでしょう。
4. 機能拡張やカスタマイズへの対応
   • 将来的に販路を増やす、海外展開を行う、会員制ビジネスを加えるなど、事業の成長に合わせてECサイトも柔軟に拡張していける設計を提案します。
5. 販売データの分析と活用
   • 数字を可視化することで、どのカテゴリーや商品が人気なのか、ユーザーがどこで離脱しているかを把握しやすくなり、改善施策のヒントを得やすくなります。

当社の強み

当社は、ただサイトを作るだけの制作会社ではありません。以下のような観点から戦略的にECサイトの成功をサポートし、企業の事業成長に貢献します。

1. 幅広い実績とノウハウ
   • コーポレートサイトやECサイト、採用サイトなど、多岐にわたる制作実績から得た知見を活かし、ECサイト特有の課題を総合的に解決します。
2. 戦略立案から運用・改善まで一貫サポート
   • 「とりあえずECサイトを作る」のではなく、売上目標やターゲット層、競合状況を踏まえた戦略を立て、制作・公開後も定期的にデータを分析して改善点を見つけ、PDCAを回し続ける体制を整えています。
3. 最新のSEO・広告手法にも対応
   • ECサイトはSEO対策や広告運用がダイレクトに売上に結びつきやすいため、専門チームがキーワード選定やリスティング広告などをサポート可能。もちろんSNSとの連動施策も承ります。
4. 多彩な決済・物流オプションへの対応
   • クレジットカード、電子マネー、コンビニ決済、PayPal、Stripeなど、多種多様な決済手段を導入。物流倉庫や配送システムとの連携も視野に入れ、利便性の高いEC体験を実現します。
5. 海外展開や多言語化も視野に
   • 越境EC（クロスボーダーEC）を検討されている場合は、多言語・多通貨対応のプラットフォーム選定や翻訳サービス連携など、グローバル展開に向けた環境整備のご提案も行います。

導入手順

ECサイトプランは、以下のステップで進めるのが一般的です。貴社のビジネス状況やご要望に応じてカスタマイズできますので、まずはお気軽にご相談ください。

1. お問い合わせ・初回ヒアリング
   • 電話・Webフォームからご連絡いただき、現状の課題と目標を簡単に伺います。
2. 無料コンサルティング・プラン提案
   • ターゲット分析や必要機能の洗い出し、競合調査などを行い、ECサイトの大枠を設計。合わせて費用やスケジュールの目安を提示します。
3. ご契約・着手金の入金
   • 内容にご納得いただけましたら、ご契約と着手金の入金をもって制作開始。
4. サイト設計・デザイン制作
   • ページ構成、UI/UX設計、トップデザイン、商品ページレイアウト、決済・配送設定などを順次進行。並行してプロカメラマンによる商品撮影を行います。
5. システム実装・テスト運用
   • CMS/ECプラットフォームの導入とカスタマイズ、決済ゲートウェイ設定、在庫管理システムとの連携を構築。テスト環境で動作確認を徹底し、不具合を洗い出します。
6. テストアップ＆最終調整
   • デザイン面や商品登録、決済手順、注文フローなどを実際にテストしながら微調整。必要であればスタッフ研修やマニュアル作成も行います。
7. 本番公開・運用開始
   • サーバーへの本番反映やドメイン設定を経て、いよいよ公開。保守契約に基づき、公開後のデータ解析やアップデート、販促施策のご提案などを継続的に実施します。

費用と保守内容について

初期制作費

• 168万円（税込）
  • ページ数12ページまで
  • オリジナルデザイン（ブランドイメージに合わせた独自レイアウト）
  • 商品管理機能・決済連携・配送設定などのEC機能実装
  • カメラマン1日撮影（移動費は別途）

月額保守費用

• 2.5万円（税込）
  • サイトの定期メンテナンス・セキュリティ対策
  • 決済ゲートウェイやECプラットフォームのバージョンアップ
  • 軽微なテキスト修正・更新
  • アクセス解析レポートの提供（頻度はご要望に応じて）
  • メール・電話サポート
  • 軽微な機能追加やレイアウト変更の相談

追加オプション例

• 追加ページ制作（商品ページをさらに増やす、特集ページを追加するなど）
• 多店舗展開・越境EC対応
• 動画制作（商品プロモーション動画、運用マニュアル動画など）
• 広告運用サポート（リスティング広告、SNS広告、ディスプレイ広告など）
• 高度なSEOプラン導入（コンテンツSEO・外部施策など）

成果データで見るECサイトプランの効果

当社の顧客事例をもとに作成した仮想データですが、ECサイトプラン導入から6か月後、12か月後の成果指標を表にしてみました。実際には業種や商材、競合状況によって異なりますので、あくまで目安としてご覧ください。

指標	公開前（既存EC）	公開6か月後	公開12か月後
月間アクセス数（PV）	約2,000	約5,000	約10,000
月間売上高	50万円	120万円	200万円
一人当たりの購入単価（平均）	約3,000円	約3,800円	約4,500円
新規顧客獲得数（月間）	20人	50人	80人
リピート率（3か月以内の再購入）	10%	18%	25%
カゴ落ち率（カート放棄率）	約70%	約55%	約40%

考察ポイント

• デザインの改善やプロの写真撮影により商品ページの閲覧数がアップし、購入単価・リピート率が向上。
• UI/UXを見直したスムーズな購入フローでカート放棄率が大きく減少。
• SEO・広告対策を合わせて行うことで、アクセス数が拡大し、新規顧客獲得が加速。

グラフで見る投資対効果のイメージ

下記は、縦軸を「月間売上」、横軸を「時間（ECサイト公開後の運用期間）」とした概念図です。ECサイトプランは、公開後のマーケティング施策や運用ノウハウによって中長期的に売上が伸びやすい傾向にあることを示しています。

luaコピーする(月間売上) ▲
            |        (継続的な運用・改善）
            |           ↑
            |           |
            |           |    ECサイトプラン導入後
            |         ／|＼
            |      ／   |   ＼
            |   ／      |     ＼
            +----------------------------------> 時間
              0ヶ月    6ヶ月    12ヶ月   24ヶ月…

• 導入初期：サイトリニューアルや新サイト公開のタイミングで広告を打つことで一気に注目が集まり、売上が増加。
• 6か月程度：リピーター育成やSEOの成果が徐々に現れ、売上がさらに安定して上向きに。
• 12か月以上：定期的なキャンペーンや新商品投入、季節商材対応を行いながら、ECサイト自体をビジネスの中核として成長させていく。

他プランとの違い

当社では、企業のニーズに合わせて複数のプランを提供しています。以下は簡単な比較表です。

• ECサイトプランは、他のプランよりも高度なシステム連携や在庫・決済管理が必要になる分、初期費用・保守費用ともに高めの設定です。
• しかし、オンライン販売の拡大や新規顧客獲得といった直接的な売上増が見込めるため、中長期的な投資対効果が非常に高いのが魅力です。

具体的な活用事例

事例1：アパレルブランドの公式通販サイト

• 背景：実店舗と一部オンライン販売は行っていたが、統一感がなく、在庫管理・発送作業に手間がかかっていた。
• 施策：ECサイトプランでブランドイメージを統一し、在庫管理システムと連携。キャンペーン時には特集ページを追加し、SNS広告とも連動。
• 結果：公開後6か月でオンライン売上が全体の30％を占めるようになり、さらなる拡張を目指して追加投資を決定。

事例2：地域特産品のネット販売拠点

• 背景：地方の生産者が共同でECサイトを立ち上げたいが、どのようにシステムを選べばいいかわからなかった。
• 施策：ECサイトプランを活用し、商品写真をプロカメラマンが撮影。複数の生産者が簡単に商品情報を更新できるようにCMSをカスタマイズ。
• 結果：初年度で目標売上を達成し、全国からの注文が増加。アクセス解析をもとに新しい商品開発や観光連動施策を検討するなど、地域活性化にも貢献。

運用アイデア：売上を伸ばすECマーケティング

ECサイトプランを導入するだけではなく、公開後の運用や施策が売上向上のカギを握ります。以下のようなマーケティングアイデアを積極的に活用することで、より大きな成果が期待できるでしょう。

1. キャンペーン・クーポン発行
   • 季節やイベント、セール時期に合わせたクーポンを発行し、購買意欲を高める。メルマガやSNSと連動すれば集客効果がさらにアップ。
2. リマーケティング広告
   • 一度サイトを訪れたものの離脱してしまったユーザーに対し、商品情報やセール情報を再度アプローチすることで、購入を後押しできます。
3. 商品レビュー・口コミの活用
   • 購入者の評価や感想をサイト上で共有することで、新規ユーザーの購買意欲を高めます。レビュー投稿者へのポイント付与などのインセンティブ施策も効果的です。
4. SNS連携とユーザー生成コンテンツ（UGC）の活用
   • インスタグラムやTwitterで商品の使用シーンをハッシュタグ付きで投稿してもらい、サイトにフィードさせる仕組みを作ると、顧客とのコミュニケーションが活性化し、ブランド認知度が高まります。
5. 定期購入・サブスクモデルの導入
   • 消耗品やリピート需要が高い商品では、定期購入やサブスクリプション機能を追加することで、安定的な売上確保と顧客囲い込みを実現できます。

よくある質問（FAQ）